当ブログで取り上げてきた、赤い実をつける植物37種を一覧にまとめました。数が少なく、まとめ方も整っていませんが、今後も、追加修正しを進め、充実させたいと考えています。
<目次>
赤い実をつける植物37~ブログ記事から~


ソヨゴの赤い実
掲載方法について
ここで取り上げた植物は、樹木と草本を含んでいます。また、概略以下のような点を考慮して載せました。
- 赤い実としていますが、オレンジなど赤に近いものを含みます。
- 実としていますが、種が赤い場合も含めています。
- 複数の植物について書いた記事につては、一つでも赤い実があるものは掲載しています。
- 同じ植物で複数の記事がある場合は、すべて載せています。
ア行
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アオキ(青木)の赤い実と褐色の花
アオキ(青木)は、中国地方を除く本州と、四国東部に分布するといわれるミズキ科の常緑低木です。葉や茎が緑のため、アオキと名づけられ、日陰に強く、庭木や公園などによく植えられます。冬に光沢がある赤い実をつ ...
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イチイ(一位、櫟)の赤い実
イチイ(一位)は、オンコ、アララギなどとも呼ばれ、雌雄異株の常緑針葉樹です。秋にきれいな赤い実をつけますが、春の黄緑の新緑も魅力的で、公園や庭木などによく植えられています。実は鳥が食べるのを見かけます ...
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黄葉したイイギリ(飯桐)と、冬に残るオレンジの実
秋になり、黄葉したイイギリにオレンジ色の実がついています。名前は、葉をご飯を包むために使い、キリににていること由来します。ナンテンにに形で実をつけるので、別名はナンテンギリ。紅葉がきれいで、冬のオレン ...
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一年中青々としたオモト(万年青)は、縁起物です
オモト(万年青)は、日本固有種で、関東以南に自生するキジカクシ科オモト属の常緑多年草です。古典園芸植物として、たくさんの品種が開発されています。また、常緑で長寿なことなどから縁起物とされ、庭の鬼門(北 ...
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カ行
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カナクギノキ(鉄釘の木)は、黄色い花が咲き、赤い実をつけます
カナクギノキ(鉄釘の木)は、4~5月にたくさんの黄色い花を枝先に咲かせ、秋に赤い実をつけます。材は器具材、爪楊枝、薪などに使われます。中国、朝鮮半島や日本の箱根以西に自生するクスノキ科クロモジ属の落葉 ...
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カマツカ(鎌柄)の赤い実がきれいです
カマツカ(鎌柄)は、中国、朝鮮半島、インドシナ半島などや、日本全土に分布するバラ科の落葉小高木です。山地の日当たりのいい林や二次林などに自生しますが、庭木や盆栽にもされます。花は4~5月ごろが咲きます ...
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ガマズミ(莢蒾)は、春に白い花が咲き、秋に赤い実をつけます
ガマズミは、春の5~6月ごろに花序でたくさんの白い花を咲かせます。秋の10月ごろに小さな赤い実をつけますが、昔から生食や染料として利用されてきました。北海道南西部から九州の山地に分布するスイカズラ科ガ ...
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ガマズミ(莢蒾)につく赤い実
11月近くなり、ガマズミ(莢蒾)の赤い実が綺麗です。去年まで気が付かなかったところで、実をつけていました。小さな樹なので、目立ちませんが、小さな赤いをたくさんつけています。実はポリフェノールを含み、血 ...
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カラスウリにぶら下がった、たくさんの赤い実
カラスウリのツルが大きく伸びて、たくさんの赤い実をつけていました。駆除されることもなく、主がいない家の壁を伝って大きくなったようで、ツルを壁全面に伸ばしているようですが、冬になって葉が落ち、実が赤く熟 ...
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縁起物のカラスウリ(烏瓜)の赤い実
カラスウリは、種の形が打ち出の小槌ににているため、縁起物として財布に入れられたりします。花期は7~9月ごろで、夜に咲く幻想的な花をつけますが、朝には萎んでしまうためか、赤い実の方が知られているようです ...
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水田に生えるスズメノテッポウと、よくにた名前のスズメノヤリについて
スズメノテッポウは、水田などに生え、4~6月に20~30cmの茎の先に、穂状の花を咲かせます。名前は、小さな植物で、まっすぐ伸びた穂状の花を鉄砲に見立ててつけられました。スズメノテッポウの詳細と、よく ...
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冬に赤い実をつけるクロガネモチと、近縁種のモチノキとの違い
クロガネモチは、冬にきれいな赤い実をつけます。名前は、若い枝などが濃紫でモチノキ科であることに由来し、「カネモチ」の文言から縁起がいいとされ、庭木や街路樹によく植えられます。ここでは、クロガネモチと、 ...
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コブシ(辛夷、拳)の実が赤みをおびてきました
コブシ(辛夷、拳)は、7月末になり、袋果がたくさんついた集合果の実が大きくなり、いろずき始めました。韓国の済州島や日本全土に分布するモクレン科モクレン属の落葉高木です。湿った山地などで自生しますが、街 ...
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ゴンズイ(権萃)の赤い実と、黒い種
ゴンズイ(権萃)は、日本の固有種で、ミツバウツギ科の落葉小高木です。材は役に立たないとされ、有毒魚のゴンズイと同じ名前が付けられたとされます。5~6月に円錐状に花を咲かせ、秋に熟した赤い実が割れ、なか ...
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サ行
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ザクロは6月ごろに赤い花が咲き、赤い実は10月ごろ熟して割れます
ザクロ(柘榴)は、6月ごろに赤くきれいな花が咲き、実は10月ごろに赤く熟し、割れて小さな実が現れます。西南アジアや中東が原産の落葉小高木で、鑑賞用に庭木に植えられますが、実は食用にでき、薬用にもされて ...
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春のサルトリイバラ(猿捕茨)と、秋の赤い実
サルトリイバラ(猿捕茨)は、日本全土に分布する雌雄異株の落葉ツル性低木です。12月になり、1cmほどのきれいな実がついています。太い茎に大きなトゲがあるので、敬遠しがちですが、10~11月には生食や果 ...
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猿は嫌い? サルトリイバラ(猿捕茨)
サルトリイバラ(猿捕茨)は、日本全土に分布する雌雄異株の落葉ツル性低木です。4月にはボンボリのような可愛い花でしたが、7月になり、青い実をたくさんつけています。秋に赤い実をつけるのが楽しみです。花言葉 ...
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サンゴジュ(珊瑚樹)の白い花と赤い実
サンゴジュ(珊瑚樹)は、スイカズラ科の常緑高木の広葉樹で、庭木、生垣、などでも植栽されます。6月ごろに白い花が咲き、8月ころに赤い実つけ、その後黒く変わります。朝鮮半島、台湾や東南アジアの温帯~亜熱帯 ...
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シロダモは、春に茶色い葉をだし、秋に黄色い花と赤い実をつけます
シロダモは、春に茶色く垂れ下がった新緑をつける雌雄異株の常緑樹で、10~11月に黄褐色の花を咲かせ、雌の樹には翌年の秋に赤い実をつけます。実に油を含むため、昔は蝋燭の原料にされました。日本では宮城県や ...
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センリョウ(仙蓼、千両)は赤い実がつき、正月飾りに使われます
センリョウは、冬の寒い時期に赤い実をつける縁起がいい樹として知られ、正月の飾りによく使われます。東アジア、東南アジアから南アジアに分布し、日本では東海地方以南に自生していると言われます。実が黄色い種類 ...
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セイヨウヒイラギ(西洋柊、別名:クリスマス ホ-リー)の赤い実
セイヨウヒイラギ(西洋柊:クリスマス ホーリー)は、西アジア、ヨーロッパ南部、アフリカ北部が原産で、園芸用に栽培されるモチノキ科の常緑小高木です。名はヒイラギとつきますが、別の種類になります。11月中 ...
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シンボルツリーとして人気の高いソヨゴに、赤い実がついています
風が吹くと、ソヨソヨと音がするといわれるソヨゴ(別名:フクラシバ)に、赤くてきれいな実がついています。庭のシンボルツリーとして人気が高いモチノキ科の常緑小高木で、中部地方以西に自生すると言われます。日 ...
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タ行
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トキワサンザシの赤い実、タチバナモドキの黄色い実
トキワサンザシ(常盤山櫨子)とタチバナモドキ(橘擬き)は、ピラカンサの仲間ですが、原産地はそれぞれ、ヨーロッパ南部~西アジアと中国です。花期は両者とも4~5月、実は11月ごろ、赤と黄に熟します。通常、 ...
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節分の魔除けに使われる、トベラ(扉)の実と赤い種
トベラ(扉)は、東北地方以南で自生するトベラ科トベラ属の常緑低木です。枝や葉を傷つけると匂うため、節分にオニ除けとして「扉」に挟む風習があり、トベラと名づけられたといわれます。11月ころに熟す実は、3 ...
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葉に文字がかけるタラヨウ(多羅葉)
タラヨウ(多羅葉)は、「葉書の木」や「郵便局の木」などとも呼ばれ、10~20cmの長さの葉の裏に文字を書くことができます。中国や日本の静岡以西に自生するモチノキ科の常緑広葉樹で、雌雄異株です。花期は4 ...
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ナ行
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ナツグミは4月ごろに白い花が咲き、秋に実が赤く熟します
近所のグミの実が、赤くなってきました。ナツグミは、実が枝から垂れ下がり、5~6月に熟します。近縁種のアキグミは、花柄が短いので実が垂れ下がらず、9~11月に熟します。同じグミ仲間の違い、興味いですね。 ...
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初夏に咲くナンテン(南天)の白い花と、赤い実
ナンテンは、「難(ナン)を転(テン)じる」と言われることから縁起物とされ、赤い実が好まれて庭木や切り花などにされますが、初夏には小さな白い花をたくさん咲かせます。ここでは、あまり注目されないナンテンの ...
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赤い実をつけるホウノキと、トチノキ、タイサンボク、ユリノキとの違い
秋になり、ホウノキの実が赤く熟しています。5月に咲いた大きくてきれいな花が実になり熟してきたようです。ホウノキの葉はトチノキの葉ににており、花はタイサンボクやユリノキににています。ホウノキと、これらの ...
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庭のニシキギ(錦木)、ナンテン(南天)、ピラカンサの赤い実
11月の庭木についた赤い実を撮りました。ニシキギの雌の樹のオレンジの実とそれを食べにきたジョウビタキ、ナンテンの樹に花序になってたくさんついた赤い実と白い実、ピラカンサの赤い実が、今年も元気です。 ...
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トゲなしノイバラの赤い実と白い花
ノイバラ(野茨)は、別名ノバラ(野薔薇)で、朝鮮半島と北海道南西部以南に分布するバラ科落葉性のつる性低木です。日本の代表的なバラの種類ですが、11月が近づいて、畑で育てているトゲ(棘)のないノイバラの ...
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ノイバラ(野茨)の白い花と、赤い実
ノイバラ(野茨)は、6月ごろに白い花を咲かせ、実は9~10月ごろに赤く熟すバラ科のつる性落葉低木です。冬に葉が落ちた後も、赤い実はそのまま枝に残るので、装飾などに使われます。棘があるため、鹿などの動物 ...
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ハ行
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春にきれいな花が咲くハナミズキ(花水木)は、秋に赤い実をつけます
ハナミズキは、ミズキやヤマボウシの近縁種で、4~5月ごろにピンクや白などのきれいな花を咲かせ、10月末ごろから紅葉し、赤い実をたくさんつけます。北アメリカ原産で大正時代に渡来したミズキ科ミズキ属の落葉 ...
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赤い実をつけるホウノキと、トチノキ、タイサンボク、ユリノキとの違い
秋になり、ホウノキの実が赤く熟しています。5月に咲いた大きくてきれいな花が実になり熟してきたようです。ホウノキの葉はトチノキの葉ににており、花はタイサンボクやユリノキににています。ホウノキと、これらの ...
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マ行
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マサキ(柾、正木)は、初夏に薄緑の花が咲き、秋に赤い実をつけます
マサキは、6~7月に薄緑の花が咲き、秋に実が赤く熟して皮が割れ、赤い仮種皮に包まれた種が現れます。日本の北海道以南の海岸近くに自生するニシキギ科ニシキギ属の常緑低木ですが、樹は丈夫で成長が早く、刈込に ...
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花の構造がミズバショウににているマムシグサ(蝮草)の赤い実
マムシグサ(蝮草)は、サトイモ科テンナンショウ属の多年草で、雌雄異株の有毒植物です。花は、ミズバショウと同じように、仏炎苞に囲まれ、その中で肉穂花序になってたくさんの花をつけます。偽茎についた縞模様が ...
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マユミ(壇、真弓)は薄緑の花が咲き、赤い実がつきます
マユミ(壇、真弓)は、中国、朝鮮半島南部、サハリン、南千島や、日本の北海道から屋久島にかけて分布するニシキギ科ニシキギ属の落葉小高木です。名前は、弓を作る材料にされたことに由来します。11月に見かけた ...
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マンリョウ(万両)の赤・白の実とセンリョウ(千両)
マンリョウ(万両)には赤い実がつくものと、白い実のものがあります。庭に白、近くの野に赤のマンリョウがあるので、紅白でそろえたいと思っています。センリョウ(千両)は、赤い実と黄色い実がつく種類があり、切 ...
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ミヤマシキミ(深山樒、億両)は白い花を咲かせ、赤い実をつけます
ミヤマシキ(深山樒)は、葉がシキミににた有毒植物で、別名は億両です。センリョウやマンリョウと同じように、冬に赤い実をつけ、仏花や正月の飾りに使われることもあるようです。宮城県以南に分布するミカン科の常 ...
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ミヤマフユイチゴ(深山冬苺)の赤い実、フユイチゴとの違い
近くの野で、ミヤマフユイチゴに赤い実がついています。きれいな実で、食べると、種があり、酸っぱみがある甘い味がします。近縁種のフユイチゴとよくにていますが、葉の形や大きさ、枝の毛の過多に違いがあります。 ...
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ミヤマフユイチゴ、ヤブコウジの赤い実
11月が近づき、半日陰の石垣のミヤマフユイチゴ(深山冬苺)とヤブコウジ(藪柑子)の実が赤く色ずいています。ミヤマフユイチゴは小さなツブツブがきれいで、食べることもできます。ヤブコウジ(別名:十両)は7 ...
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ヤ行
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赤い実をつける縁起物のヤブコウジ(藪柑子、十両)
ヤブコウジは十両とも呼ばれ、高さが10~30cmほどになるサクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木です。赤いきれいな実をつけ、縁起物として正月の寄せ植えなどによく植えられます。名前は、ヤブに生え、実が柑橘 ...
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常緑ヤマボウシに咲く白い花や赤い実と、落葉ヤマボウシとの違い
常緑ヤマボウシは、中国原産のミズキ科の常緑小高木広葉樹です。花期は6~11月で、花は中心部に丸い花序をつけ、周囲に4枚の白い総苞片をつけ、花後の実は約1cmの球形で、秋に赤く熟します。よくにた花や実の ...
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