クンシラン(君子蘭)が咲きました。いままでは、葉を見るだけだったのですが、今年はオレンジのきれいな花が咲きました。一昨年に、一つの鉢に3株生えていたクンシランを株分けし、土を入れ替え、肥料をあげたのが良かったようで、今年は咲いてくれました。
<目次>
クンシラン
クンシランの花


咲いたクンシラン
亡くなった母が鉢植えにしていたクンシランの花が、初めて咲きました。
花の径は6cm、散形花序でオレンジ色の花を5個咲かせていています。
ツボミもついているので、しばらく楽しめそうです。
一昨年までは、葉が大きくなり、いくつもの株ができてはいましたが、
一度も咲いたことがなかったので、株分けしたのですが、うまくいったようです。
株分けで、大きな株が3個と小さな株2個できたのですが、
大きな3個は、全部咲きました。 \(^G^)/
以前書きましたが、カニサボテンも今年初めて咲いたので、
クンシランは、2~3年ごとに株分けをするほうがいいようですから、
いままでは、手入れ不足だったんでしょうね。


花茎が伸び始めたクンシラン(3月)
クンシランは寒さに弱いので、冬は玄関に置いていたのですが、
3月に葉の間から白いものが出てきたので、今年は咲きそうだなと思っていましたが、その後、花茎(カケイ)が長く伸び、4月中ころから、花が咲き始めました。


鉢に植えたクンシラン
丈は50cmくらいで、たくさんの葉を出しています。
クンシランの葉


クンシランの葉
クンシランの葉は、写真のように左右に規則的に分かれた細長い葉を出します。
常緑性なので、1年中、緑の葉をつけているので、葉も鑑賞の対象にされてきたようです。


茶色くなった葉
今回残念だったのは、葉の先が茶色くなっていることです。
肥料が多すぎたのでしょうか、あるいは昨年の春から秋にかけて、日に当てすぎて、日焼けしたのかもしれません。
クンシランは、寒さに弱く、直射日光にも弱いとのことなので、気を付けないといけないようです。
(育て方については、「みんなの趣味に園芸」などに詳しく書かれています。)


株分けした子株
株分けした中には、まだ小さなものもあります。
クンシランは、株分けで増やすことができますが、種で増やすことが多いようです。
今年は、種ができれば、蒔いてみたいと思います。
クンシランの基本情報・花言葉
クンシラン(君子蘭)は、南アフリカ・タナール地方原産で、
ヒガンバナ科クンシラン属の常緑性の多年草です。
ランと名前がついていますが、ランの仲間ではないとのことです。
もともとは、クンシランという和名は、明治時代に伝来したクリビア(人名)・ノビリス(高貴の意味を持つ)という品種につけられたそうですが、後に普及したクリビア・ミニアタに転用されるようになったとのことです。
クンシラン属の学名は、Clivia。
英名は、Kaffir lily。
草丈は30~50cmで、花期は、3~5月。花の色は、オレンジ・黄・緑などがあるとのことです。
日本でよく栽培されているのは、オレンジの花が咲くクリビア・ミニアタと呼ばれる品種で、タネをまいてふやされているとのことです。
クンシランの花言葉は、「高貴」、「誠実」、「情け深い」で、3月5日、3月15日の誕生花です。
いい花言葉、こうありたいものです。
おわりに
長年、鉢植えで栽培しているのですが、いままで咲いているのを見たことが無かっただけに、今年咲いてくれたので、うれしくなりました。
花を咲かせようとすると、それなりに手入れをする必要があることを、あらためて思いました。
今年は、種を採って、蒔いてみたいと思っています。(^_^)
参照サイト
Wikipedia クンシラン属
みんなの趣味の園芸 クンシラン
花言葉-由来 クンシラン
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