カニバサボテン(カニサボテン)とシャコバサボテンの違い

2021年2月26日

カニサボテン

カニバサボテン(カニサボテン)とシャコバサボテンは、よくにており混同しがちです。ここでは、両者について調べ、違いをまとめました。カニバサボテンは、花期が1~3月で葉の縁がくびれていて、シャコバサボテンは花期が11~1月で葉の縁にギザギザがあります。

カニバサボテン(カニサボテン)とシャコバサボテンの違い

カニバサボテン(カニサボテン)

カニバサボテンの花

カニバサボテンの花

カニバサボテンの花

写真は久しぶりに咲いた、我が家のカニバサボテンの花です。

当初は、カニバサボテンか、シャコバサボテンか、どちらなのかよくわからなかったのですが、

  • シャコバサボテンとカニバサボテンの開花期が、それぞれ11~1月と1~3月で違っている。
  • 葉にトゲトゲが無い。

ことから、カニバサボテンだろうと判断しました。

ちなみに、葉の形がカニの爪ににているとしてカニバサボテン、

シャコににているとしてシャコバサボテンとつけられたと言われます。

咲いたと言っても2個、蕾が5個ほどで、ささやかなものです。

ただ、何年も咲かなかったので、一昨年、土を変え、暖かくなってから日に当たる場所に移動し、

真夏には日陰に移動、寒くなってからは屋内に移動する、

などを行ってきた結果のようなので、ちょっと喜んでいます。 \(^W^)/

栽培するうえで、シャコバサボテンの栽培方法を参考に、つぎのような点に注意しました。

  • 暑さにはつよく、寒さには弱い点ので、室内で育てる。
  • 土が乾燥したら与えるようにし、水は与えすぎない。できれば細い棒などで土を掘って乾燥しているかどうかを確認して、乾いてから水を与えるようにする。
  • 短日植物なので、10月ころからは日が長く当たらないよう、向きを変えたり、他の鉢の陰に置くようにする。

なかなか実行できませんでしたが、こまめに面倒をみることが大切だと思います。(^_^)

カニサボテンの花の付き方

カニバサボテンの花の付き方

花は、写真のように葉の先に、1個ついています。

大きさは長さ方向、横方向とも6cmくらいです。

カニサボテンの花(3月3日)

カニバサボテンの花(3月3日)

きれいなピンクの花です。

茎と呼ぶのでしょうか根に近い部分は、かなり古く木質化しています。

そして、葉はあまり出ておらず、元気がない状態ですが、安心していいんでしょうか。

少し心配です。

カニバサボテンの葉

カニサボテンの葉

カニバサボテンの葉

写真のように、カニバサボテンの葉は扁平状で、3~4cmの長さでくびれ、その先にも同じような形になって連らなっています。

途中で2つに分かれる部分もあり、たくさんの葉をつけていますが、

表面はサボテンによく見られるようなトゲがなく、すべすべしています。

また、葉の縁は、緩いくびれが見られますが、ギザギザはありません。

前述したように、この葉の形が、カニの爪ににているとしてカニバサボテンと名つけられました。

カニバサボテンの基本情報と花言葉

カニバサボテン(カニサボテン)は、ブラジル原産で、サボテン科シュルンベルゲラ属の常緑多肉植物です。

葉の形が、カニの爪ににているとしてカニバサボテン(カニサボテン)と名づけられました。

学名は、Schlumbergera bridgesii

花期は1~3月で、葉の先端に、長さが5cmほどの赤やピンクの花を咲かせます。

葉は平扁な多肉質で、先端は丸みを帯び、いくつかの節が連なるかたちになります。

株が大きくなると、葉の節の数が増え、しだれるようになります。

挿し木で比較的容易に増やすことができますが、

連作障害があるため、1~2年で鉢の土を交換するほうがいいようです。

カニバサボテンの花言葉や誕生花は、不明です。

シャコバサボテン

シャコバサボテンの花と葉

シャコバサボテン

シャコバサボテンの花と葉

こちらが、シャコバサ(蝦蛄葉)ボテンの花と葉です。

どうでしょうか、花はそっくりでよくにていますが、葉に違いがあります。

縁に大きなギザギザがついています。

このギザギザが付いた葉が、海老ににたシャコ(蝦蛄)を連想するとして、シャコバサボテンと名づけられたようです。

花期は、10月~1月ころで、クリスマスのころに咲くので、

海外では「クリスマス・カクタス」とも呼ばれるそうです。(「カクタス」はサボテンの意味)

シャコバサボテンは、いろんな園芸品種がつくられていて、花のいろも、白、ピンク、黄色などあります。

白い花のシャコバサボテン

白い花のシャコバサボテン

シャコバサボテンの基本情報・花言葉

シャコバサボテンは、ブラジル原産で、サボテン科スクルンベルゲラ属の常緑多肉植物です。

名前は、葉の縁にギザギザがついていてシャコ(蝦蛄)のようだとして、シャコバサボテンとつけられました。

花期は11~1月で、葉の先に長さが7cmほどの花を咲かせます。

花の色は、赤、ピンク、白、朱、黄などがあります。

葉は、扁平な多肉質で縁にギザギザがあり、くぼんだ形をした葉茎節がいくつも連なっており、いくつにも枝分かれします。

短日性植物で一日の日照時間が短くなってくると蕾を形成します。

栽培方法は、「みんなの趣味の園芸」に詳しく掲載されています。

花言葉は、「一時の美」「美しい眺め」で、12月10日の誕生花です

カニバサボテン(カニサボテン)とシャコバサボテンの違い  ~まとめ~

以下に、違いをまとめました。この点を確認することによって、

比較的簡単に見分けることができるかと思います。

カニバサボテン(カニサボテン)とシャコバサボテンの違い
  カニバサボテン シャコバサボテン
葉の縁 緩いくびれ  ギザギザあり 
花期  1~3月   11~1月

参照サイト

BONTANICA カニバサボテン

葉っぱの岬 カニバサボテン

Wikipedia シャコバサボテン

花言葉-由来 シャコバサボテン



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