赤くて綺麗なオタフクナンテン(お多福南天)

2021年2月28日

オタフクナンテン

冬に真っ赤に紅葉した姿がきれいなオタフクナンテン(お多福南天)は、ナンテンの園芸品種とのことです。ナンテン(南天)と違って、背は50cmくらいで大きくならず、剪定もほとんど必要ないなどから好まれるようで、お店、公園、個人宅の植え込みなどでよく見かけます。

近くで見たオタフクナンテン

近くで見たオタフクナンテン

オタフクナンテンの別名は、オカメナンテン、ゴシキナンテン。

近くで見ると、樹全体がたくさんの葉で覆われている様子がわかります。

寒い今の時期に、個人宅、公園、スーパーの駐車場などに、

真っ赤なオタフクナンテンが植えられているのをよく見かけます。

見事なオタフクナンテンの植え込み

見事なオタフクナンテンの植え込み

葉がナンテンより膨らんでいるために、オタフクナンテンと名づけられてとのことです。

ナンテンは、「難を転じる」との語呂合わせから、縁起物と言われますが、

それに「お多福」と加わったわけですね。  \(^W^)/

花や実はほとんどつけないようですが、

江戸時代に作られたナンテンの園芸品種とのことです。

あまり手間がかからないことも、好まれる理由なのでしょうか。

日差しの強いところでは、日焼けすることもあるので、

半日陰に植えるのが適しているようです。

たくさんの枝が出るオタフクナンテン

たくさんの枝が出るオタフクナンテン

こちらは、まだ小さい我が家のオタフクナンテンの鉢植えですが、

樹の途中から、たくさんの枝がでていることがわかります。

枝先の葉が落ちているようですが、これから葉がついてくると思います。

このようにたくさんの枝が出るので、樹全体が葉で覆われるんですね。

初夏のオタフクナンテン

初夏のオタフクナンテン

冬には真っ赤に紅葉するオタフクナンテンですが、

暖かくなると緑が目立つようになります。

花はほとんど咲きませんが、このように葉の色が変化するのも楽しめるんだろうと思います。

オタフクナンテンの特徴・花言葉など

オタフクナンテンは、メギ科ナンテン属の低木常葉広葉樹です。

中国が原産地であるナンテンの園芸品種で、江戸時代に作られたとのことです。

背丈が50cmくらいであまり大きくならず、手間があまりかからないなどからでしょうか、

いろんな場所のカラーリーフとしてよく使われています。

花言葉は、「良い家庭」「私の愛は増すばかり」。

ナンテンの花言葉と同じようです。

参照サイト

 Wikipedia ナンテン

 樹木図鑑、樹木ペディア オタフクナンテン

 GreenSnap オタフクナンテン

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