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ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)、アキノウナギツカミとの違い
ママコノシリヌグイは、ツル性の茎や葉などにトゲをつけ、他の植物などに寄りかかって成長します。このトゲを利用して、継母が、継子の尻拭いをしていじめそうだとして名前がつけられとた言われます。よくにたアキノ ...
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アキチョウジ(秋丁字)に咲く青紫の唇形花
アキチョウジ(秋丁子)は、9月ごろに、草丈が70~100cmほどの茎の先や葉腋に花穂をだし、青紫いろで長さ2cm 直径0.5cmほどの細長い唇形花をたくさんつけます。日本固有種で、岐阜県以西に分布する ...
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秋に葉が出て春に枯れるフユノハナワラビ(冬の花蕨)
2025/9/20 シダ植物
9月ごろから、フユノハナワラビ(冬の花蕨)の胞子葉と栄養葉が見られます。秋に葉がでて成長し、春に枯れてしまう冬緑性のシダの多年草で、上に伸びた胞子葉と、地面近くに広がる栄養葉がペアになって育つ独特の姿 ...
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植物に寄生して生きるネナシカズラ(根無葛)の生態や白い花について
ネナシカズラは、自分では光合成をせず、他の植物に巻き付いて根を入れ、養分を盗って生きている寄生植物で、日本全土に分布するヒルガオ科のつる性の一年草です。ここでは、ネナシカズラの生態や白い花とともに、近 ...
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秋の七草(七種)、ススキ(オバナ、尾花)
ススキは、古名ではオバナ(尾花)と呼ばれ、秋の七草(七種)として、お月見などにも生けられる、親しみのある野草です。すくすくとよく伸びる意味の「スクキ」が変化してススキ、キツネの尾っぽのようだとしてオバ ...
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花序になって咲くアシタバ(明日葉)の白い花
アシタバ(明日葉)は、成長して2~3年で、秋に大きな花序になって白い花を咲かせ、枯れてしまいます。「今日葉を摘んでも明日には芽が出る」ほど繁殖力が強く、ミネラルやビタミンを豊富に含む、緑黄色野菜で、日 ...
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ヤブラン(藪蘭)に良くにた、ツルボ(蔓穂)の薄紫の花
ヤブラン(藪蘭)によくにたツルボ(蔓穂)を見つけました。ツルボは、花期の8~9月に、2mmほどの薄紫の花を総状に咲かせ、同じユリ科のヤブランににています。中国、朝鮮半島や日本の北海道南西部以南に分布す ...
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ナンブアザミ(南部薊)の薄紫の花
5月には、トゲがついた葉だけだったナンブアザミ(南部薊)ですが、8月になり、紫いろの花が咲き出しました。茎の先に花がさく頭状花序ですが、たくさんの筒状花で構成され、少し下向きかげんで咲いています。花言 ...
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秋の七種(七草)、クズ(葛)に咲く紅紫色の花
クズ(葛)は秋の七種(ナナクサ)の一つで、8~9月ごろに紅紫色の花序で花を咲かせるメ科クズ属のつる性多年草です。根に含まれるデンプンから作られるくず粉は、料理や漢方薬などに利用されますが、繁殖力が強く ...
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アケボノソウの白い花びらには、夜明けの星を連想させる斑点がある!
アケボノソウの花は直径約2cmで、5枚の白い花びらについた夜明けの星を連想させる小さな黒い斑点から、この名前がつけられたと言われます。中国、朝鮮半島と日本の北海道から九州に分布するリンドウ科センブリ属 ...