ススキ

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多年草 草本 野草

秋の七種(ナナクサ)、オバナ(尾花)

2020年9月27日

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オバナ(尾花)とはススキ(芒、薄)のこと。ススキの穂が動物の尾を連想することに由来すると言われます。以下、ススキと呼びます。

山のススキ(芒、薄)

山のススキ

山のススキ

万葉集で、山上憶良が読んだ七種(ナナクサ)の歌に上げられているオバナ(尾花)は、イネ科ススキ属の多年草です。

昔から、お月見にも飾られ、知らない人はいないでしょうね。

写真は、道路沿いに咲くススキと山並みです。山のススキは、樹が生えていない日当たりに生えています。

どこまでも続くような山並みですが、この山の中にもススキが生えています。昔の人は、足でこの山を越えていっていたんでしょうが、大変だったどろうと思いますね。

丸まったススキ

丸まったススキ

昨年、たまたま見つけた穂が丸まったススキ。こんなのもあるんだ思って撮ったものです。

なぜ、こんな形ができたんでしょう。 (^.^)

よく見る広い草原のススキは見事ですね。

仙石原ススキ草原

仙石原ススキ草原

草原は、そのまま放置しておけば次第に樹木が生え始め、時間が経過すると、樹木が優先するようになると聞きます。

こちらは、この草原でも3月に山焼きを行うそうです。

そういえば、森林を切り開いたあとは、一面にススキが生えていたんではないかと思います。

魔除けとしてのススキ

お月見にススキ

お月見にススキ

ススキは、屋根の材料にされたり、家畜の餌などでも利用されてきたそうですが、一方で、魔除けの力があると考えられてきたと言われます。

お月見には、ススキが供えられますが、これは収穫物を悪霊や魔物や魔物や災いから守り、翌年の豊作を願う儀礼植物があったのではないかとの説があります。(湯浅浩史著「植物と行事」)

お月見に供えられた後のススキは、豊作や魔除けを願って、庭に挿したり、家の門口に挿すことがあったそうです。

同じような風習は、沖縄や台湾などにもあり、同じ様に豊作や悪霊を防ぐことを願ってのこととされています。

なぜ、ススキにこのような力を持つと考えられたかというと、葉が、うっかり触るとけがをするような、鋭いギザギザっを持つためではないかとされます。

ススキの葉につくギザギザ

ススキの葉につくギザギザ

ススキの葉に触ったことがあるでしょうか。うっかり触ると、手を切ります。 "/(;-_-)

写真のように、葉の縁にはギザギザ(鉤状(コウジョウ)と呼ぶそうです)がついています。

葉の上から下の方向に、手をずべらすと、ケガをする危険があります。持つ場合は手袋をするか、滑らないようにしっかりと握るようにした方がいいでしょうね。

このような機能?をそなえていることから、近寄る悪霊を追い払う力があると考えられたのではないかとのことです。

面白いですね。  (^u^)

ススキに、魔除けの力があるとは思ってもみなかったので、少々驚きました。

ススキの花言葉は「活力」、「心が通じる」で、9月15日の誕生花です

本記事では、湯浅浩史著「植物と行事」を参考にさせていただきました。詳しくは、下記でお買い求めください。

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おわりに

お月見に供えられるススキに、魔除けの願いが込められているとは知りませんでした。

古代から人は、自然の中に意味を求めて、自分たちの、安全、無事や繁栄などを願ってきたと言えるのでしょうか。

参照サイト

Wikipedia ススキ

秋の七種

花言葉ー由来

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