ナワシログミの未熟な実

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常緑低木 広葉樹 樹木

ナワシログミ(苗代茱萸)の未熟な実

2021年12月14日

ナワシログミは常緑低木のグミで、秋にいい香りがする花を咲かせ、翌年、苗代を準備する4~5月ごろに実が赤く熟します。樹には棘がありますが、生垣や盆栽にされてきました。材は緻密で強く、玄翁やノミの柄などに利用されてきました。

ナワシログミ(苗代茱萸)の未熟な実

ナワシログミの実

ナワシログミの未熟な実

ナワシログミの未熟な実(12月2日)

近くの野に生えているナワシログミ(苗代茱萸)の樹に未熟な実がついています。

いままでは、トゲのある樹なのですが、名前がわからず疑問に思っていたにですが、よく見ると実がついていたので、これを手掛かりに調べたところ、ナワシログミだとわかりました。ヽ(^。^)丿

10~11月ごろに花が咲き、その後実をつけて翌年の4~5月に熟す常緑低木のグミの樹でした。稲の苗代を準備するころに実が熟すので、ナワシログミと名づけられたとのことです。なお、「グミ」については、実を口に含みタネを出すことから含実(ククムミ)としたものの転化や、渋みがあるので「えぐみ」からグミになった、あるいは、グイ(刺)の多い木になる実としてグイミ、などの説があります。

以前記事に書いたナツグミは、暑い7月ごろに熟しますが、それより一足先に熟すようですね。

残念ながら、ことしは花は見逃しましたが、まだ未熟で茶色っぽい実を見ることができました。いままでは、何気なく見るだけで気にとめることもなく、少し大きくなると枝を切っていたので、実がついていることには気が付きませんでした。

つぎの写真には、枝についたトゲとその腋についた実です。

棘の横についた実

棘の腋についたナワシログミの実

この未熟な実を見ても、グミの実とは思えないかもしれません。また、実の先には、花びらが枯れてそのままついているようです。

つぎの写真は、実が赤く熟したものですが、このようになるとグミだとわかりますね。この段階でも、枯れた花びらはついているのが見られます。

春に実をつけるナワシログミ

春に実をつけるナワシログミ

熟したナワシログミの実も食べることができますが、あまり美味しくはないようです。来年の食べ時まで、実がついていれば食べてみたいのですが・・・ そのころまでいるかが問題でしょうね。(*´ー`)

ナワシログミの葉・幹

ナワシログミの葉

ナワシログミの葉

ナワシログミの葉は、このようにテカテカと光沢があり、波打っています。細長い楕円形で長さ5~9cm 幅2.5~3.5cmほどの大きさす。

葉の裏にも特徴があります。

ナワシログミの葉の裏

ナワシログミの葉の裏

このように、裏全面が白くなっていて、全体に茶色の点々がついています。この全面の白い色や茶色の点は、鱗のような形の毛で、鱗状毛とよばれるものです。

鱗状毛は、ナワシログミの表面にもついていて、グミ類の葉の特徴です。

最後の写真は、この樹の幹です。

ナワシログミの幹

ナワシログミの幹

5cmほどの細い幹ですが、灰褐色で、丸い小さな皮目がたくさんついています。古くなると縦に割れ目が入ってはがれ落ちるようです。

以上、最近名前を知ったナワシログミの紹介でした。お読みいただきありがとうございました。(^⊆^)

ナワシログミ(苗代茱萸)の基本情報・花言葉

ナワシログミ(苗代茱萸)は、中国中南部や日本の東海から九州に自生するグミ科グミ属の常緑低木です。

名前は、稲の苗代(ナワシロ)を準備するころに実が赤く熟すことに由来します。

なお、「グミ」については、実を口に含みタネを出すことから含実(ククムミ)としたものの転化、渋みがあるので「えぐみ」からグミになった、グイ(刺)の多い木になる実であることからグイミ、などの説があります。

別名は、タワラグミ、トキワグミ。 それぞれ、実の形が俵のようであること、常緑樹であることからつけられたとのことです。

また、盆栽ではカングミと呼ばれるとのことです。

学名は、Elaeagnus pungens。英名は、Thorny elaeagnus。

花期は10~11月で、葉腋に淡黄褐色の花が数個つきます。目立たない花ですが、強い芳香があります。

花の後には実がなり、苗代を準備する4~5月ごろに赤く熟し、食べられますが、美味しくはないと言われます。

葉には、5~10mmの葉柄があって互生します。細長い楕円形で長さ5~9cm 幅2.5~3.5cmほど、革質で硬く、葉の縁は波打ちます。表面は濃緑色で光沢がありますが、裏面には銀白色の鱗状毛が生えてで光沢がなく、褐色の鱗状毛が点在します。

枝は強くて折れにくく、若い枝は褐色の鱗状毛に覆われます。小枝は刺に変化しやすく、葉腋にも小さな刺がつきます。刺は長さ5〜15mmで、先は鋭く尖ります。

樹高は2〜3m。樹皮は灰褐色で、丸い小さな皮目が多く、古くなると縦に割れ目が入ってはがれ落ちます。

常緑で刈込みにつよいため、生垣に植えられることがありますが、盆栽にもされるとのことです。

材は緻密で衝撃につよいため、玄翁(ゲンノウ)やノミなどの道具の柄に使われてきたようです。

ナワシログミの花言葉は、「冬の祈祷」、「こころの純潔」

冬に、白い小さな花を咲かせいい香りがすることに由来するのではないかと言われます。

参照サイト

Wikipedia ナワシログミ

松江の花図鑑 ナワシログミ

樹木図鑑 樹木ペディア ナワシログミ

樹の散歩道 ナワシログミの美しき鱗状毛

弥生おばさんのガーデニングノート 「花と緑の365日」 ナワシログミ

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