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特定外来生物のオオキンケイギクと、よくにたキバナコスモスとの違い

2021年5月25日

オオキンケイギクは、花期が6~7月の黄色い頭状花で、たくさんついた舌状花の先端は4~5裂します。繁殖力が強いので特定外来生物に指定されており、各地で駆除されています。よくにているキバナコスモスと混同されがちなので、両者の特徴や違いをまとめました。

特定外来生物のオオキンケイギクと、よくにたキバナコスモスとの違い

オオキンケイギク(大金鶏菊)

オオキンケイギク

群生するオオキンケイギク

いま、オオキンケイギク(大金鶏菊)の花をよく見かけます。

この写真は、通りがかった畑の土手に群生してたくさん咲いていたものです。

キク科の黄色い花で、花の形から鶏を連想して「大金鶏菊」と名づけられた言われますが、はなやかな花だと思います。

家の近くの土手でも、毎年咲き、きれいな花だと思っていたのですが、

平成18年に「特定外来生物」に指定され、栽培、販売、移動などが禁じられているようです。

繁殖力が強く、他の植物を駆逐して景観を損ねる恐れがあるためのようです。

花言葉は、「いつも明るく」「きらびやか」で、7月8日の誕生花です

花の感じをよく表した花言葉がつけられていますが、特定外来生物とは残念ですね。

オオキンケイギク

近くで咲くオオキンケイギク

こちらは、近くの空き地の雑草の中で咲いているオオキンケイギクです。毎年1~2回は、草刈りをするのですが、いつも生えてきます。

繁殖させないためには、花が咲いたらすぐにでも刈ってしまうほうがいいんだろうと思います。

コンクリートの隙間で育つオオキンケイギク

コンクリートの隙間で育つオオキンケイギク

繁殖力が強いので、コンクリートの割れ目で頑張っているのも見かけます。

増えすぎて困るのもわかるか気がします。

花をよく見てみると、こんな感じです。

オオキンケイギクの花

オオキンケイギクの花

形は、頭状花で、たくさんの小さな花が集まって1つの花になっています。

中心部に小さなつぶつぶのような管状花が集まり、周囲にたくさんの舌状花がついています。

鮮やかな黄色ですが、特徴的なのは、周囲にたくさんついた舌状花の先が、4~5裂していることです。

オオキンケイギクの葉

オオキンケイギクの葉

葉を見てみると、細長い葉が、まっすぐに上を向いて伸びていることがわかります。

草丈は0.3~0.7mくらいで、葉は根出葉と、茎につく葉がありますが、茎につく葉は細長く、互生します。

オオキンケイギクの基本情報・花言葉

オオキンケイギクは、北アメリカ原産で台湾、オーストラリア、サウジアラビアなど世界各国に移入して分布し、日本各地でも見られるキク科オオキンケイギク属の宿根草です。

名前の由来は、花の色を「金鶏(黄色の鳥)」に見立てたという説と、

「花が黄色で、花びらの形が鶏のトサカを連想させる」ことに由来するとする説、があります。

学名は、Coreopsis lanceolata

英名は、Lance-leaved coreopsi

繁殖力が強く、他の植物への悪影響が大きいとされ、日本では特定外来生物に指定されており、

栽培、運搬、販売、野外への放出などは禁止されています。

花期は5~7月ごろ、草丈0.5~0.7mの茎の先に、直径5~7cmほどの黄色い頭状花を咲かせます。

花の周囲につく舌状花の先端は、4~5裂します。

オオキンケイギクの花言葉は、「いつも明るく」「きらびやか」で、7月8日の誕生花です

キバナコスモス(黄花秋桜)

キバナコスモス

キバナコスモスの花

キバナコスモス(黄花秋桜)の花です。

こちらも黄色い花で、オオキンケイギクによくにたきれいな花です。

キバナコスモスはメキシコ原産のキク科コスモス属の一年草で、花期は6~11月ですが、特定外来生物の指定はなく、栽培しても問題にはなりません。

花は直径5~8cm、舌状花は幅広で、数は8枚ほどで、先端に2か所の切れ込みがはいっています。

葉は長さ5~12cmで、深い切れ込みが入った葉で、2~3回羽状複葉、茎に対生しています。

キバナコスモスの花

キバナコスモスの葉

この花は、細い茎の先に一つの花が咲いています。

つぎの写真は、群生地の様子です。

キバナコスモスの群生

キバナコスモスの群生

なお、キバナコスモスについては、下の記事に書いていますので、詳しくはこちらもご覧ください。

キバナコスモス
キバナコスモス(黄花秋桜)の黄やオレンジの花、コスモスとの違い

キバナコスモス(黄花秋桜)は、6~10月ごろに咲くキク科の花で、コスモスによくにた黄色やオレンジの花を咲かせます。日本へは大正時代の初めに渡来しましたが、繁殖力が強く、野生化が進んでいると言われます。 ...

オオキンケイギクとキバナコスモスの違い一覧

以上の結果から、オオキンケイギクとキバナコスモスの違いをまとめました。

花期、舌状花の数や形、葉の付き方、などが大きく違うので、見分けるポイントになると思います。

オオキンケイギクとキバナコスモスの違い
オオキンケイギク キバナコスモス
開花期 5~7月 6~11月
舌状花の数 多数 8枚
舌状花の先 4~5裂 2か所に切れ込み
葉の形 長細い 2~3回羽状複葉
葉のつき形 互生 対生

キバナコスモスの基本情報・花言葉

キバナコスモスはメキシコ原産の帰化植物で、日本には大正時代に輸入されたといわるキク科コスモス属の一年草です。

園芸品種ですが、一部 野生化したものもあるようです。

学名は、Cosmos sulphureus

英名は、Golden cosmos, Yellow cosmos、Sulfur Cosmos,、Orange cosmos

花期は6~11月で、花の直径は3~5cmで、黄色からオレンジ色や赤の花を咲かせます。

葉は切れ込みが深く2~3回羽状複葉で、対生してつきます。

草丈は30~100cmほどになります。

キバナコスモスの花言葉は、「野性的な美しさ」で、6月17日の誕生花です

参照サイト

Wikipedia キバナコスモス オオキンケイギク

九州地方環境事務所資料 オオキンケイギクは特定外来生物です!

三河の植物観察 キバナコスモス

花言葉事典 オオキンケイギク

花言葉由来 キバナコスモス



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