山に植えられているオニグルミの樹に、かわいい実がつき始めました。
オニグルミ
まだ実をつけて間がないので、可愛い実ですが、たくさんついています。別の枝にもついていますが、まだ少なくこれからのようです。
この樹には、毎年沢山実をつけます。私が調べたことろでは、オニグルミではないかと思います。
8月頃には大くなり、そのうち全部無くなってしまいます。恐らく、猿が食べるのではないかと思っていたのですが、「森と水の郷あきた 樹木シリーズ24オニグルミ」によると、クマ、リス、ネズミなどが食べるようです。
オニグルミは、落葉高木で九州から北海道まで分布し、雌雄同株で、雌雄異花。実は縄文時代から食べられていたと考えられています。
また、油分とタンパク質を多く含む他、血液サラサラ効果、心臓疾患、幼児脳神経発達促進、アルツハイマー、うつ病などに効果があるとされています。
花言葉は、「あなたに夢中」。
3月から新芽の変化を撮って見ました。
3月24日の状態は、冬芽から芽が膨らんできた段階と呼べばいいのでしょうか。少しずつ暖かくなってきて、特に先端部は、はちきれそうな様子です。
先端部の蕾状態から葉?が伸びかけました。まるで爆発が始まったような感じで、強いエネルギーを感じます。
恐らく、日ごとに変化していて、8日後には短い枝状のものが伸び、葉も出てきました。先端から少し下がったところから伸びている粒々状のもので構成されるものは花序でしょうか。垂れ下がってきているように見えます。

葉増えるとともに、次第に伸びて赤混じりだった葉が緑に変化してきました。葉は、これからはどんどん大きくなり、光合成が盛んに行われるようになるんですね。
少し目を離した隙に、立派な雄花の花序がついていました。雌花は葉の上につきます。最初の写真をご覧ください。
下の写真は、以前とった8月のクルミの実です。時間をかけて大きくなりますが、奇数羽状複葉の葉も大きく伸びています。
今年は、動物に食べられる前に少しいただきましょうか。
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