トチの花

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落葉高木

5月の山で咲くトチノキの花

2020年5月20日

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5月になり、山でトチノキの花が咲いています。トチノキは谷沿いなどの水気の多い土地に育ち、大きな花を咲かせて、ハチの蜜源になります。ここでは、山で咲くトチノキの花の様子を撮りました。花が咲いた場所では、秋に実がおちることになります。

5月の山で咲くトチノキの花

山で咲くトチノキの花

たくさんの花が咲いた大木

たくさんの花が咲いた大木

このトチノキは、里山近くに生えていますが、毎年のようにたくさんの実を付けます。

ただ、トチノキは良く見かけますが、よく実を付ける樹とあまりつけない樹があるようです。

 

この時期に、花が咲いている樹を見つけておけば、栃の実を拾うことが出来る場所を特定できまが、

山で咲くトチノキの花の様子を見てみたいと思います。

 

5月に山で咲くトチノキには、このようにくて大きな花が咲くので、遠くから見ても良くわかります。

昨日、花が咲いたトチノキを、雑木山で見かけたので撮ってみました。

 

下の写真は、林道から谷底近くに咲くトチノキの花を撮ったものです。

谷底近くで咲くトチの花

谷底近くで咲くトチの花


赤い円の中の白い点々がトチノキの花です

特徴のある姿なので、遠目からでも良く分かります。

この時期に、この花をみて歩くのは楽しいものです。



あちこちのトチノキに花が咲いています

あちこちのトチノキに花が咲いています

拡大写真でみると、水が流れている近くに生えていることがわかります。

トチノキは、マツと違って、谷沿いなどの、水分が多い土地によく生えます

今年も、9月過ぎ頃にたくさんの実をつけることでしょう。

中腹に咲いたトチノキの花

中腹に咲いたトチノキの花

周囲が雑木に囲まれていて、まさに多種類の樹々が共存した森だと思いますが、上の写真と同じ場所から撮ったものです。

毎年実を落とすので、自然生えで増えているのではないかと思いまが、

現に、林道沿いにも、発芽から10年~30年を経過したと思われる樹を見かけることがあります。

このような樹は、まだ実をつけませんが、時間がたてば実をつけるだろうと思います。

中腹に咲いたトチノキの花(拡大)

中腹に咲いたトチノキの花(拡大)

以上で、トチノキが生えていて、花が咲いている場所の見方について述べましたが、、

以下では、近くから見たトチノキの花について述べます。

 

近くで見たトチノキの花

トチノキの花々

トチノキの花々

近づいてみたトチノキの花です。神社の巫女さんが踊りで使う鈴を連想しますが、花が終わった後には実を付けます。

花はたくさん付きますが、実はところどころにつくだけで、すべてに実が生るわけではありません。

 

また、トチノキの実は、猿には食べられませんが、落ちた実は鹿の食料になります。

アクが強いのですが、鹿の胃はどうなっているのでしょう?

花の蜜に集まるハチ

花の蜜に集まるハチ

花の左側の下の方にハチが映っているのですが、おわかりでしょうか?

トチノキの花がハチの重要な蜜源だと聞きますが、まさしくたくさんのハチが飛び交っています。

トチノキの花

トチノキの花

花をアップで撮った写真です。上の写真と感じが違うので載せましたが、こちらは毛のようなものがたくさん出ているようです。

単に、光の加減かも知れませんが、こちらの花は少し赤みを帯びて綺麗にみえますね。

トチノキの基本情報・花言葉

トチノキは、北海道の札幌市以南に自生する、ムクロジ科トチノキ属の落葉広葉樹で、樹高25m、直径1mほどに成長する高木です。

沢沿いの、肥沃で水分の多い土地によく自生しますが、公園樹や街路樹としても、よく植えられています。

トチの名前の由来ははっきりしないようですが、トは「十」を、チ「千」を表すとされ、たくさんの実がなるという意味があるとされているようです。

トチの実は、クリの実ににていますが、丸くより硬い皮に包まれています。豊富なたんぱく質を含んでおり、縄文時代から貴重な栄養源として利用されてきました。灰汁を含むため、取り除く必要がありますが、いまでも、田舎のお土産などで販売されています。

トチノキの花期は5~6月で、枝の先に30cm近い円錐花序で、直径1.5cmくらいのたくさんの花を咲かせます。花の多くが雄花で、両性花は、花序の下のほうにつきます。花びらは4枚で、白く付け根には淡紅色の斑紋があります。

花は、蜜を含んでおり、蜜源として利用されることがあるようです。

実は蒴果で、直径3〜5cmの球形で表面にはいぼ状の突起が見られます。9月ころに熟すと3つに割れ、1〜2個の種が出てきます。種は堅い皮に包まれており、取り除くとなかに果肉がはいっています。果肉は、サポニンを含んでいるため、そのままでは食べられず、あく抜きが必要になります。なお、実がなるまでは、数十年かかることから、「トチを刈る馬鹿、植える馬鹿」ということわざがあるとのことです。

葉は対生し、葉柄が5~25cmで、小葉5~9枚からなる掌状複葉です。中央の小葉が最も大きく、先は尖っていますが、基部は細くなります。

樹高は20~30mになり、太さは1mになります。樹皮は黒褐色で、波形の模様ができますが、古くなると剥がれ落ちます。

材には、特有の杢目があって、加工しやすく、家具、建築、玩具などに使われます。

トチノキの花言葉は、「贅沢」、「豪奢」、「健康」。

昔から、トチノキが貴重な存在だったことを表しているようです。

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