キリ

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落葉高木

キリ(桐)の木は軽くて強く、花もきれいです!

2020年5月17日

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キリ(桐)の樹に、紫色の花が咲いています。キリの木は、軽くて丈夫なため、下駄やタンスに使われてきました。そして、日本でも中国でも神聖な木とされ、菊の紋章に次ぐ重要な紋章として使用されてきました。ここでは、山に生えるキリについて書きました。

       <目次>

キリの花

桐の花
桐の花

写真は、いつも通る林道沿いに咲いている桐の花を撮ったものですが、品があり、綺麗な花だと思います。

桐の枝と花
桐の枝と花

この写真は、枝を含めた姿を撮ったものですが、花が咲き、葉も出てきていますが、

昨年の果実が乾燥した状態(乾果と呼ぶのだと思います)で残っています。

落葉高木で、高さ15m、直径50cmになると言われています。

昔は、女の子が生まれたら桐の木を植え、嫁に行くときに箪笥などを作って嫁入り道具にすると言われていたと聞いたことがあります。

20年程度で木材として使えることを意味していますから、成長がはやいんですね。

桐は柔らかく軽い良質な材料で、

湿気を通さず割れや狂いが少ないという特徴もあることから、

家具や下駄、箏、神楽の面などにも使われてきたそうです。

また、空洞が大きいため防湿効果があり、虫が嫌うタンニンを多く含むため、

防虫効果も高いとされます。木が古くなると、耐火性も良くなる特性もあるようです。

また、家紋としても用いられており、公的機関に用いられる五七の桐や一般的に用いられる五三の桐が知られています。

冬の桐
冬の桐

この写真は、冬の桐の樹を背景に、乾果(果実の乾燥したもの)を手元に置いて撮ったものです。

燕の子供が親から餌をもらうために開けている口を連想させ、面白いと思い撮って見ました。

この口の中に、小さな種が無数といえる程たくさん入っています。種が熟すと、口を開けて種子を散布します。

たくさん詰まっているので、家の中などで、不用意に扱っておびただしい数の細かな種子を散乱させると厄介です。気を付けましょう。

この口は、湿気を帯びると閉じ、乾くと開ける動作を繰り返します。

松笠なども同じような動作をするようですが、自然の営みは興味深いものだと思います。

ド根性キリ
ど根性キリ

最後に、道路下のコンクリートの割れ目で育つド根性キリを見かけたので撮りました。

桐の小さな種は、コンクリートの隙間に入り込んで発芽し、成長したものと思われます。

太くなるのは難しいのでしょうが、頑張っています。

花が咲き種をつけているようなので、自分は大きくなれなくても子孫を残す可能性はあるんでしょうね。

 

参照サイト

森林・林業学習館 キリ(桐)

 

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