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タケニグサ(竹煮草、竹似草)に咲くたくさんの花と実
タケニグサの名前は、竹と一緒に煮るためとする説や、茎が中空で竹ににているためとする説があります。葉に大きな切れ込みがある草丈2m以上の多年草で、7月頃に綿毛のような花をさかせ、9月にたくさんの実をつけ ...
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9月になって落ち始めたトチ(橡、栃)の実について
トチ(橡、栃)の実が落ち始めました。トチの実は、3枚の厚い皮で覆われていていますが、簡単に割って実を取り出せます。この実は栗のような色で、丸みを帯びた硬い皮で覆われています。トチを利用するには、中の実 ...
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赤い実をつけるホウノキと、トチノキ、タイサンボク、ユリノキとの違い
ホウノキ(朴ノ木)は、5月ごろに大きくきれいな花が咲き、実は9~11月ごろに赤く熟します。また、ホウノキの葉はトチノキの葉ににており、花はタイサンボクやユリノキによくにています。ここでは、ホウノキの詳 ...
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ミズナラ(水楢)とコナラ(小楢)の違い
ミズナラとコナラはブナ科の落葉高木でよくにていますが、つぎのような点が違います。ミズナラはコナラに較べて、葉やドングリが大きく、葉柄が短いなどの特徴があります。また、ミズナラは、高級家具や建材用材に使 ...
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ノブドウ(野葡萄)とヤマブドウ(山葡萄)の違い
ノブドウとヤマブドウは、日本全土に分布するブドウ科のツル性落葉低木で、よくにています。両者は、ノブドウの実はたべられず熟すと青や紫になり、葉が9cmであるのに対し、ヤマブドウは雌雄異株で実が食べられ、 ...
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マツカゼソウ(松風草)のきれいな葉と白い花
8月に、小さく白い花を咲かせていたマツカゼソウ(松風草)が、9月になって実がつけ始めました。マツカゼソウは、楕円状の形の小葉たくさんつける羽状複葉がきれいな野草で、ちぎるとミカンにような匂いがします。 ...
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ニラ(韮)は9月に白い花が咲き、黒い種をつけます
9月になり、畑のニラ(韮)に20~40個ほどのたくさんの白い小さな花が咲いています。花の後に緑の実がつき、その後黒い種になります。花言葉は、「多幸」「星への願い」といい感じですが、古事記の時代から作ら ...
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エゴノキに咲くたくさんの白い花と実
5月の初めに、たくさんの花を咲かせていたエゴノキに実がついています。花は、5枚の白い花弁の中に10個の黄色い雄しべをつけ、2個並んで下を向いて咲きます。いい香りがして、虫が飛び交っています。実はサポニ ...
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ヤブラン(藪蘭)とジャノヒゲ(蛇の髭)の違い
ヤブランとジャノヒゲは、どちらも地面から細長い葉を茂らせる多年草でよくにており、混同しがちです。両者の主な違いは、ヤブランの花は紫、実は黒、葉の幅は約7mmで、ジャノヒゲは花は白、実は黒、実は青、葉の ...
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ボタンヅル(牡丹蔓)とセンニンソウ(仙人草)の違い
ボタンヅルとセンニンソウは、よくにたツル性植物ですが、葉の形が違います。ボタンヅルは、牡丹の葉ににた深い切れ込みがあり単葉、センニンソウは、卵形の小葉が羽状複葉でつきます。ここでは、それぞれの特徴と違 ...