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民間薬として使われてきたゲンノショウコは、白やピンクの花を咲かせます

2020年8月27日

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ(現の証拠)は、7~10月に直径10~15mmの5弁の白やピンクのきれい花を咲かせます。江戸時代の初めごろから生薬として使われ、健胃や整腸の効果があるとされる日本の三大民間薬の一つです。ゲンノショウコの花言葉は、「こころの強さ」。

民間薬として使われてきたゲンノショウコは、白やピンクの花を咲かせます

ゲンノショウコ(現の証拠)の白やピンクの花

ゲンノショウコ

ゲンノショウコの花

7月になって、畑の隅や道端にゲンノショウコ(現の証拠)の花をみかけるようになりました。

写真のように、5弁のきれいな赤紫の花で、大きさは10mmほどです。

江戸時代の初めごろから生薬として使われはじめ、茎葉に消炎作用、止血作用などがあります。

根・茎・葉・花などを干して煎じたものには下痢止めや胃薬などの効果があると言われます。

ゲンノショウコは、フウロソウ科フウロソウ属の多年草で、中国、朝鮮半島や日本全土に分布します。

面白いことに、この花は、富士川付近を境に花の色が違います。東側では白、西側で淡紅、日本海側で紅色の花が咲くと言われます。

ゲンノショウコ(現の証拠)

ゲンノショウコ(現の証拠)の白い花

その後、2022年9月になって、奈良県内の山間部の国道169線沿いで白いゲンノショウコを見つけました。

白いゲンノショウコの花や葉

白いゲンノショウコの花や葉

普段見かけるゲンノショウコはピンクなので、

例外なのかもしれませんが、確かにゲンノショウコのようです。(^_^)

ゲンノショウコは、小さいですが、色が鮮やかで綺麗な花なので、雑草の中でもよく目立ちます。

最初は、何という花だろうと思っていたのですが、調べて見ると、

昔から、生薬として利用されていたゲンノショウコ(現の証拠)だとわかりました。

ドクダミ、センブリとともに、日本の三大民間薬になっているそうです。

名前は、何となく聞いたことがありましたが、実際に見るのは初めてでした。

いままでも見ていたはずですが、恥ずかしいことに雑草としか思わず、気にもしていませんでした。(⌒ ⌒;) 

ゲンノショウコ(現の証拠)の花

ゲンノショウコ(現の証拠)の花

最近では、知らない花が気になり、名前を確かめることが楽しいと思うようになりました。

でも、知らなものの方が多く、なかなか名前がわからずにこまることが多々あります。

余談が長くなりました。

ゲンノショウコの茎や葉

ゲンノショウコの茎と葉

ゲンノショウコの茎と葉

ゲンノショウコの茎は、写真のように地表を這うように横に伸びて広がりますが、

先の方は立ち上がり、高さは30~60cmほどになります。

ゲンノショウコの葉

ゲンノショウコの葉

葉は、長柄を持って対生し、幅は3~7cmで鋸歯があり、

形は掌形で下部の葉は5深裂し、上部の葉は3深裂します。

特徴があるわかりやすい葉だと思います。

種を飛ばすゲンノショウコ

ゲンノショウコは花が終わると種をつけ、それをバネ仕掛けで飛ばします。

ゲンノショウコの種

ゲンノショウコの種

写真は、ゲンノショウコの種の状態と、種を飛ばしたあとの形です。

先がくるくると巻いたような、5本の黒い色のひも状の面白い形が写っていますが、こちらは種を飛ばした後の姿になります。

この形が、オミコシを連想させるとして、別名にオミコシがあります。(^_^)

その上に、黒く真っすぐ伸び、根元に丸い種をつけたものが見えますが、こちらが、種を飛ばす前の姿です。

種を飛ばしたあとのゲンノショウコ

種を飛ばしたゲンノショウコ

ヒモの先端についた袋状のものがついていますが、この中に、種がはいっていたようです。

5本の細い針金状のものに歪が蓄えられていて、時期が来るとためてひずみが解放されて種を飛ばすようです。

おもしろいですね。

このような機能を持つことができる植物の不思議さには驚かされます。

ゲンノショウコの基本情報・花言葉

ゲンノショウコ(現の証拠)は、フウロソウ科フウロソウ属の多年草で、中国、朝鮮半島や日本全土で見られ、江戸時代の始めころから薬草として使われてきました。

名前のゲンノショウコは、茎や葉などを煎じて飲むとすぐに効果があらわれるとして、「現の証拠」となったといわれます。

また、別名として、ミコシグサ、玄草(ゲンソウ)、ロウソクソウ、ネコアシ、ウメズルなどがあります。

学名は、Geranium thunbergii

英名は、geranium herb

花期は7~ 10月で、花びら5枚で、白または紅紫色に淡紫の筋が入った花を咲かせます。

花の直径は10~15mmで、枝先と葉腋から細長い花軸を出した先に花を2個付けます。

花びらの下につく萼片は5枚で、雄しべは10本あり、 雌しべの花柱の先は5つに裂けます。

果実は、鳥のくちばしのように細長い形をした蒴果になり、長さ15 ~20 mmほどの線形で毛が密生します。

熟すと皮が下から5つに裂開して反り返り、反動で中から5個の種を1つずつ弾き飛ばします

葉は、長柄を持って対生し、幅は3~7cmで鋸歯があり、形は掌形で下部の葉は5深裂し、上部の葉は3深裂します。

茎の高さは30~60cmになりますが、地表を這うように横に伸びて広がります。

ゲンノショウコ(現の証拠)は、ドクダミ、センブリとともに日本の三大民間薬とされています。

茎葉に消炎作用、止血作用などがあり、タンニンを含むため、根・茎・葉・花などを干して煎じたものには下痢止めや胃薬などの効果があると言われます。

ゲンノショウコ(現の証拠)の花言葉は、「心の強さ」で、9月18日の誕生花です

参照サイト

Wikipedia ゲンノショウコ

薬草園の世界 ゲンノショウコ

みんなの花図鑑 ゲンノショウコ



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