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ヒノキ(檜)、アスナロ(翌檜)・サワラ(椹)との違い
ヒノキ(檜)は、加工性に優れ、緻密で狂いがすくなく、芳香を放つことなどから、神社や寺院の建築などによく使われ、日本の最高品質の建築材と言われます。ここでは、ヒノキ(檜)の特徴と、近縁種のアスナロ(翌檜 ...
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一月末の庭の花々
2025/5/21 冬に咲く花
早いもので、一月も終わりに近ずいてきました。庭の花も、今咲いているもの、これから咲くもの、そろそろ終わりになるものなど、いろいろです。 我が家の今の花の様子を書きました。 いまが盛りの花 暮れから咲 ...
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タラノキ(楤木)の春から冬の営み
山菜の王様とも呼ばれる「タラの芽」は、タラノキ(楤木)の新芽です。昨年、タラノキの新芽がでる春から、冬に実が落ちるまでの変化を撮って見ました。撮った樹の高さは5m程と大きめで、幹の途中で2本に枝分かれ ...
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冬のクヌギに残る枯葉・・・枯凋性
真冬のクヌギ(櫟、椚)には、枯れ葉が落ちず、そのまま残っているものを見かけます。個体差があるようですが、これは、枯凋性(コチョウセイ)と呼ばれ、先祖が常緑性だった名残といわれます。クヌギと同じブナ科の ...
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スギ(杉)の樹と花粉などについて
スギは日,本の固有種です。本州から種子島までに自生するヒノキ科スギ亜科スギ属の常緑針葉樹です。建築や加工用の資材として有用なため、戦後、大量に植林されましたが、林業の低迷に伴って手入れ不足の森林が多く ...
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トチノキ(栃の木)の冬芽や春の芽生え
トチノキ(栃の木)は、北海道の札幌市以南に自生するムクロジ科トチノキ属の落葉高木広葉樹です。冬につける冬芽は独特で、表面に粘液をつけて、虫の侵入防止や防寒をしています。他の樹には見られない冬芽の様子や ...
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寒いなかで元気に育つノラボウ菜
2023/12/2 春野菜
ノラボウ菜は、8~10月ころ種を蒔き、翌年の3~5月ころに収穫します。寒い時期に育つ野菜ですが、江戸時代には救荒作物としても活躍したようです。くせがなく、栄養価の高い野菜で、東京西多摩地方が主産地の伝 ...
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丸くて縞模様が特徴のアラカシ(粗樫)のドングリ
アラカシ(粗樫)は、宮城県・石川県以西に分布する、ブナ科コナラ属の常緑高木の広葉樹です。枝や葉が荒っぽいため「アラ」、硬い木(「カタシ」)なのでカシ(樫)がついて、アラカシの名となったとのことです。関 ...
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初夏に薄緑の花が咲き、秋に赤い実をつけるマサキ(柾、正木)
マサキは、6~7月に薄緑の小さな花が咲き、秋に実が赤く熟して皮が割れ、赤い仮種皮に包まれた種が現れます。樹は丈夫で成長が早く、刈り込みにも強いため、生垣や庭木などによく植えられます。日本の北海道以南の ...
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冬の枝に残るヤシャブシ(夜叉五倍子)の実
葉が落ちた冬のヤシャブシ(夜叉五倍子)の枝に、たくさんの実がついます。日本固有種で、福島県以南の太平洋側に生えるカバノキ科の落葉高木で、根粒菌と共生するため痩せ地でも育つため、道路工事後の緑化にも使わ ...