クヌギ

PR

ブログランキングの応援をお願いします!


ブログランキング・にほんブログ村へ/      人気ブログランキング


山に出かけてecoライフ - にほんブログ村

広葉樹 樹木 落葉高木

冬のクヌギに残る枯葉・・・枯凋性

2021年1月24日

真冬のクヌギ(櫟、椚)には、枯れ葉が落ちず、そのまま残っているのを見かけます。個体差があるようですが、これは、枯凋性(コチョウセイ)と呼ばれ、先祖が常緑性だった名残といわれます。クヌギと同じブナ科のクリ、コナラなども同じ現象がみられるようです。

真冬のクヌギについたままの枯れ葉は、枯凋性のため

冬のクヌギ(櫟、椚)の葉

冬のクヌギ(12月)

冬のクヌギ(12月)

昔からシイタケ栽培や炭の材料としてに使われてきた、クヌギの樹は、カブトムシやクワガタなどがよく集まる樹です。

また、つぎの写真のような、大きなドングリをつけることつけることでも、よく知られています。

クヌギのドングリ

クヌギのドングリ

私も、少しだけ山に植えているのですが、こちらは、昨年の12月に撮った写真です。

枝先の葉は、まだ黄色っぽかったのですが、1月の冒頭の写真では、全体に茶色になっています。

この樹は、まだ若いこともあるからでしょうか、葉は枯れても、まだ落ちずに樹に残っています。

クヌギの樹の枯れ葉(12月)

クヌギの樹の枯れ葉(12月)

枯れ葉といっても、つやつやしていて、きれいに感じます。葉は、全然落ちないわけではなく、落ちてはいるが、多くが残っているということのようです。

日本植物生理学会の質問コーナー「落葉しない葉について」によると、落葉樹は普通、葉の葉柄の根元に離層という組織を作り

植物性ホルモンの働きによって、離層の形成を促進し、葉を切り離すとのことです。

ところが、クヌギ、ブナ、カシワなどの落葉樹では、ハッキリとした離層を作らないそうです。

葉が落ちない性質は、枯凋性と呼ばれますが、なぜこのような離層が作られないかというと、

先祖が常緑性だったためではないかと考えられているようです。

さらに詳しいことは、日本植物生理学会の、「ブナで落葉しないものあり」、「カシワの冬葉の状態について」などに掲載されています。

クヌギの新緑(5月)

クヌギの新緑(5月)

こちらは、去年の5月に、クヌギの新緑を撮ったものです。

このころまで、古い葉が残っていました。

新しい葉が出てきて、さすがに、間もなくに落ちてしまいましたが、この時期まで残るとは、いままで知りませんでした。

ブナの樹の枯れ葉(1月)

ブナの樹の枯れ葉(1月)

こちらは、クヌギと同じブナ科のブナの樹です。枝の先についた新芽が、目だって来ていますが、このように、ブナにも古い葉がたくさん残っています。かなり強い風が吹くのですが、しっかりとついています。(#^.^#)

クヌギ(櫟、椚)の基本情報・花言葉

クヌギ(櫟、椚)は、ヒマラヤ~中国にかけての東アジアや、日本の岩手県・山形県以南に自生するブナ科コナラ属の落葉高木の広葉樹です。

名前は、古くから、国木(クニキ)、食之木(クノキ)、薪の木(クノキ)などと呼ばれていたものが、変化したのではないかと考えられているとうです。

古名は、ツルバミ(橡)、クノギ(櫟)、クノキ(椚)などがあるとのことです。

花期は4~5月で、葉が出るのと同時に咲きます。雄花序は10cmほどの長さで柔毛が多く、新しい枝の下部から垂れ下がります。花は、直径2.5mmくらいの杯形になります。雌花は、新枝の中部より先の葉腋に1~3個つきます。

果実は堅果になり、直径2~2.5cmの球形で、翌年の秋に熟します。殻斗には螺旋状に線形の鱗片がつきます。

葉は、長さ8~15cm 幅3~8cmの長楕円形の披針形で、互生します。縁には波状の鋸歯がつき、鋸歯の先は尖ります。

樹高は15~20m、直径は60cmほどになります。樹皮は灰褐色で厚く、不規則に剝れます。

よくにた樹に、コルククヌギ、ワタクヌギと呼もばれるアベマキがあります。

成長がはやく、10年程度で建材に使用できるそうですが、椎茸の原木栽培用の榾木(ホダギ)や炭の材料としても利用されてきました。

クヌギの花言葉は、「おだやかさ」で、10月16日の誕生花です

おわりに

真冬に、クヌギの樹に残っている枯れ葉を撮りました。

ひとくちに落葉樹と言っても、早い時期に落ちるものから、

クヌギのようになかなか落ちないものまであります。

それぞれの生き方に違いがあり、興味深いと思います。(#^.^#)

参照サイト・書籍

Wikipedia クヌギ アベマキ

木のぬくもり・森のぬくもり クヌギ

日本植物性生理学会 落葉しない葉について ブナで落葉しないものあり    カシワの冬葉の状態について

花図鑑 クヌギ

高橋秀男校閲 池田書店 「葉っぱ・花・樹皮でわかる樹木図鑑

関連投稿

シロダモの葉
5月の里山のいろんな樹々

5月になると多くの樹々が新緑をつけて、全山の植物の勢いを実感します。この間まで、葉を落として寒さに耐えていた樹が、暖かくなると見違えるように元気になるんですね。今年の、里山の樹々の様子を撮りました。こ ...

続きを見る

PR

PR



PR

PR

楽天ROOM

私のroom

-広葉樹, 樹木, 落葉高木
-,

© 2022 山に出かけてecoライフ