エンジェルトランペットの名前は、天使が空からトランペットをしたを向いて吹いているとイメージした花姿に由来します。和名はキダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)で、熱帯アメリカ原産の栽培品種でナス科の落葉低木です。10月に咲く花や葉の様子を書きました。
した向きに大きく咲くエンゼルトランペット
エンゼルトランペットの大きな花

エンジェルトランペットの大きな花
通りかかった道ぞいの空き地で、ナス科のエンジェルトランペットの花が咲いていたので撮らせていただきました。
和名は、キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)で、熱帯アメリカの高地が原産です。
以前記事にしたシロバナヨウシュチョウセンアサガオ(白花洋種朝鮮朝顔)は、同じナス科の多年草でしたが、
エンジェルトランペットは落葉低木もしくは落葉高木とのことです。
熱帯アメリカの原産ですが、高地で育つため、暑さには弱く、寒さには比較的つよいので関東地方でも育てられるようです。
大きなアサガオのような花が下向きに咲いた姿が、天使が空からトランペットを吹いているようだとして、
エンジェルトランペットと名づけられたようです。
いくつもの大きな花が垂れ下がっているのは、人目を惹きます。(^⊆^)
花期は5~11月と言われますが、暑さには弱く、夏期には花は見られないようですが、9月ころから見かけるようになりました。
花は、葉の腋から出て下向きについています。
花の先は、5つに分かれていて先端が長く伸びていますが、周囲はダイナミックに波打ち、反り返っています。
近くで見ると、熱帯アメリカ原産を思わせる、力強い感じを受けます。

エンジェルトランペットのツボミ
ツボミもついていました。筒状にクルクル巻いていて細長くなってぶら下がっている様子は、
力強く、いかにも咲こうとしているように見えますね。
花言葉は、「愛敬」「愛嬌」で、10月19日の誕生花です。
天使が空のうえからトランペットを吹いていることをイメージした花言葉のようですね。

エンジェルトランペットの葉
花が大きく見栄えがしますが、葉も大きく長さは30cmほどでしょうか。
太い茎に、先が細くなった楕円形状(披針形)で、30cmくらいの長さの大きな葉をつけています。
縁につけた大きなトゲトゲ(鋸歯)も目立ちます。
エンジェルトランペットはきれいな花ですが、有毒植物なので注意が必要です。
エンジェルトランペットは、いろんな色の花があります。素材集で、白とピンク(でしょうか)の花を見つけたので載せました。
同じ形でも、違った色の花で見るのも楽しいかと思います。o(^∇^)o

エンジェルトランペットの白い花

ピンクの花
エンジェルトランペットの基本情報・花言葉
エンジェルトランペットは、熱帯アメリカ原産の栽培品種で、ナス科キダチチョウセンアサガオ属の落葉低木または高木です。
した向いたラッパ状の花の姿が、天使が空からトランペットを吹いているようだとして、
エンジェルトランペットやエンジェルストランペットと呼ばれるようです。
和名は、キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)。
学名は、Brugmansia
英名は、Angel's Trumpet
花期は5~11月で、大きなトランペット状の花を下向きに咲かせます。
アサガオのような形の花びらの先は、5つに分かれて反り返ります。
原産地は熱帯アメリカの高地であるため暑さに弱く、花つきが悪くなります。
花の色は黄色、白、ピンク、オレンジなど各種あります。
葉は葉柄があって互生し、長さ30cmほどの披針形で、大きな鋸歯がつきます。
樹高は1~3mになります。
冬は、関東地方では地上部が枯れても、春には地下部から芽が出てまた開花します。
エンジェルトランペットの花言葉は、「愛敬」「愛嬌」で、10月19日の誕生花です。
天使が空のうえからトランペットを吹いていることをイメージした花言葉のようです。
参照サイト
Wikipedia キダチチョウセンアサガオ属
みんなの趣味の園芸 エンジェルトランペット
厚生労働省 自然毒のリスクプロファイル キダチチョウセンアサガオ
LOVEGREEN エンジェルトランペット
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