ケンポナシの実

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ケンポナシ(玄圃梨)の実

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ケンポナシ(玄圃梨)は、東アジア温帯に分布し、本州から九州に自生するクロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木です。花は6~7月に咲き、10mmほどの実をつけて9~10月に熟します。実や花柄などに血液中のアルコール濃度を薄める成分を含むと言われます。

二日酔いに効くと言われるケンポナシ(玄圃梨)の実

ケンポナシの実

ケンポナシの実

ケンポナシの実

林道を車で走っていたところ、たくさんの実がなっているのを見かけました。

まだ青く、10mmくらいの小さな実ですが、ちょっと変わった肉質の花柄の先についています

ケンポナシは、花柄(花梗)が肉質になりますが、実と一緒に食べられるようです。

実が熟したころに、食べてみたいと思います。

いまの時期は、ドングリも大きくなってきているのですが、樹についているところはドングリのようにも見えますが、違っています。

気になる方は、以前書いたアラカシミズナラのドングリの記事をご覧ください。

たくさんついたケンポナシの実

たくさんついたケンポナシの実

調べて見ると、ケンポナシには、ジヒドロミリセチンという成分を含んでおり、血液中のアルコール濃度を薄める効果があるので、日酔いに効果があるとのことです。

この実は、熟すと甘い味がするので、二日酔い対策だけでなく、食用や果実酒などにもできるようです。

人は植物になにかとお世話になっていますが、二日酔いの面倒も見てくれるんですね。

(^⊆^)

植物は、「自然を汚さない精密化学工場」(斉藤和季著「植物はなぜ薬をつくるのか」より)とも呼ばれますが、人にはまねのできないことを行っているのだろうことを改めて感じます。

実は9~10月に黒褐色に熟しますが、鳥や猿などに食べられて、種が散布されます。

花と葉

ケンポナシの花

ケンポナシの花

ケンポナシの花は、6~7月ころ、枝の先や葉腋から伸びた集散花序に、直径7mmほどの小さな薄緑色の花をつけます。

この花はきれいなこともなく目立ちませんが、たくさんの蜜を含んでおり、蜂の蜜源になるようです。

葉は互生し、長さ10〜20cm 幅6〜14cmの広卵形で先端はとがっていて、3行脈が目立ちます。

また、数cmの葉柄があり、縁には鋸歯がついています。

ケンポナシの樹

ケンポナシの樹

この樹は、15mくらいはあるでしょうか、大きな樹なので枝もたくさん出ています。

見かけたにはこの樹だけだったのですが、おそらく、あちこちに生えているのだろうと思います。

大きくなると、樹高20m、太さ1mになるとのことです。

ケンポナシの幹

ケンポナシの幹

樹皮は暗灰色で、縦方向の割れ目が目立ちます。

材は、杢目がきれいで、加工しやすいと言われ、建築材や加工用の材料として使われてきたようです。

ケンポナシ(玄圃梨)の基本情報

ケンポナシ(玄圃梨)は、東アジア温帯に分布し、本州から九州に自生するクロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木です。

名前は、実が梨のようにあまく、実がついた様子が病気やケガで手を患った状態の「手棒(テンボウ)」ににているとする説や、中国で神仙の住むといわれる「懸圃(ケンポ)」という山に見られたとする説、に由来するとのことです。

学名は、Hovenia dulcis。英名は、Japanese raisin tree。

花期は6~7月で、枝の先や枝の上部の葉腋から集散花序をだし、直径が7mmほどの、薄緑色の両性花をたくさん咲かせます。

花の後、花柄が肉質化し、10mmほどの球状の実がつきます。肉質化した花柄と実は、熟すと生食でき、甘い味がします。

葉は、互生し、長さ10〜20cm 幅6〜14cmの広卵形で先端はとがり、3行脈が目立ちます。ふちには不ぞろいな鋸歯があります。

樹高は15~25mで、直径1mほどになります。樹皮は暗灰色で、網目状の縦の割れ目が目立ちます。

ケンポナシは、枳椇子(キグシ)とよばれる生薬として用いられてきました。主な効能・効果は、解毒、利尿、降圧作用などがあると言われます。また、ジヒドロミリセチンという成分は血中のアルコール濃度を薄め、二日酔いに効果があるとされます。

材はケヤキやクリににていて木目がきれいで、適度な硬さがあるため建材や、家具、楽器、彫刻などに使われるようです。

ケンポナシの近縁種に、実や葉などに毛が多いケケンポナシがあります。

花言葉は、不明です。

参照サイト

Wikipedia ケンポナシ

庭木図鑑 樹木ペディア ケンポナシ

松江の花図鑑 ケンポナシ

六甲山系の樹木図鑑 ケケンポナシ

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