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山で稔るサルナシ(猿梨)の実
サルナシ(猿梨)は、キウイににた形で、表面に毛がない3cmほどの小さめの実をつけます。秋に山で稔り、サルが好んで食べるのでサルナシ(猿梨)と名づけられました。キウイと同じマタタビ科マタタビ属のツル性の ...
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8月のヤマボウシ(山法師)とトチ(栃)の実のようす
8月に入り、山の木の実も大きくなってきました。5月に花が咲いていた、ヤマボウシやとトチの実の様子を撮りました。ヤマボウシには、表面にごつごつした感じの実が、トチにも小さな実がついています。実が熟す9月 ...
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葉をちぎると嫌な臭いのクサギ、白い花はいい香りで、黒いの実をつけます
クサギ(臭木)は、8~9月に白い花をさかせ、甘酸っぱいいい香りがしますが、葉や枝をちぎりると嫌なにおいがするので、クサギと不名誉な名前がつけられました。若葉は食べることができ、秋に黒く熟す黒い実は草木 ...
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園芸品種のコムラサキと、野生種のムラサキシキブの違い
コムラサキ(小紫)とムラサキシキブ(紫式部)はよくにており混同されがちです。両者の主な違いは、コムラサキは園芸品種として栽培され、樹高は1mほどですが、ムラサキシキブは、山野に自生し、3mほどになりま ...
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カラスザンショウ(烏山椒)、サンショウ(山椒)との違い
カラスザンショウは、花は蜂の蜜源として利用され、アゲハチョウ類が好む食草になっています。同じミカン科で落葉低木のサンショウにくらべて利用価値が低いと言われてきましたが、ここでは、カラスザンショウとサン ...
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ムクゲ、フヨウ、ハイビスカスの雌しべや葉の違いについて
ムクゲ、フヨウ、ハイビスカスの花は、同じころに咲き、良くにているため混同しがちだと言われますが、雌しべの形、雄しべの付き方、葉の形、落葉性か常緑性などが違っています。ここでは、それぞれの花や樹の違いに ...
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初夏に咲くナンテン(南天)の白い花と、赤い実
ナンテンは、「難(ナン)を転(テン)じる」と言われることから縁起物とされ、赤い実が好まれて庭木や切り花などにされますが、初夏には小さな白い花をたくさん咲かせます。ここでは、あまり注目されないナンテンの ...
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オニユリ(鬼百合)とコオニユリ(小鬼百合)の違い
オニユリ(鬼百合)のオレンジ色の花が咲き始めました。オレンジの花びらに、黒っぽい色の点々がついた様子が、鬼(のパンツ)を連想させるのでオニユリと名づけられた聞きました。オニユリによくにた、近縁種のコオ ...
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7月にサルスベリ(百日紅、猿滑)のピンクの花が咲き始めました
7月中旬になって、サルスベリのピンクの花が咲き始めました。花色は、白、淡いピンク、濃いピンク、薄い紫などがあり、枝先に7~20cmほどの大きな花序で咲きます。名前は、猿も滑るほど樹肌が平滑なことに由来 ...
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紫の花が咲くカタバミと、黄の花が咲くカタバミ
2025/5/27 花が綺麗な草
カタバミには、紫の花を咲かせる種類と黄色い花が咲くものなどがあります。ここでは、紫の花のムラサキカタバミ(紫片喰)とイモカタバミ(芋片喰)、黄色い花の、カタバミ(片喰)、オッタチカタバミ(おっ立ち片喰 ...