カヤの実

PR

カテゴリー

検索

ブログランキングの応援をお願いします!


ブログランキング・にほんブログ村へ/      人気ブログランキング


山に出かけてecoライフ - にほんブログ村

常緑高木 樹木 針葉樹

カヤ(榧)、イヌガヤ(犬榧)との違い

2020年6月29日

カヤ(榧)は、イヌガ(犬榧)と次の点で違います。カヤの葉は、先が尖っていて痛く、ちぎると匂いがし、実を食用にします。一方、イヌガヤの葉は、先が柔らかいので触っても痛くなく、ちぎっても匂いません、また実は食用にされません。

カヤ(榧)、イヌガヤ(犬榧)との違い

カヤ(榧)について

カヤの樹

カヤの樹

カヤは、イチイ科カヤ属 雌雄異株で、本州の宮城県以南、四国、九州の山地に分布する常緑高木です。

我が家にも、5m程のカヤが数本あります。

雌雄どちらなのか良く分からなかったのですが、一昨年実をつけたので雌だとわかりました。

カヤの実を食べたことはありますか?

あまり、なじみがないのではないかと思いますが、私は、子供の頃、親戚からもらって良く食べました。独特のかおりがして香ばしく、美味しかったのを覚えています。

カヤの実を食べるには、アクが強いため灰を使ってアク抜きをする必要はありますが、山で採れる産物としては有力なものだと思います。

葉は、線形で長さ約2cm、幅約0.3cmであり、らせん状に互生します。

葉をちぎるとグレープフルーツに似た香りがあります。

また、葉先は針状に尖り、触ると痛く感じます。動物も敬遠するようです。

花期は、4~5月。雄花は長楕円形で、前年枝の葉腋に1個ずつつきます。雌花は、前年枝の基部の葉腋に2個ずつつき、このうちの1個が翌年の9~10月に熟します。

種子は、緑色の仮種子に包こまれ、楕円形の核果状になり、熟すと緑色のまま落下します。

また、カヤの種子から油がとれ、食用油や燈火用として利用されるとともに、あく抜きをして食用とされ、漢方薬としても利用されてきました。

材は、緻密で耐朽性・保存性が高いので風呂桶や建築材として利用されます。また、碁盤や将棋盤の材としては最高級とされます。

イヌガヤ(犬榧)について

イヌガヤの実

イヌガヤの実

イヌガヤの実

イヌガヤは、北海道から九州の山地に自生するイチイ科イヌガヤ属の常緑小高木で、雌雄異株です。

別名は、ヘビノキ(蛇の木)、ヘダマ(屁玉)、ヒノキダマ(檜玉)、ヘボガヤ(へぼ榧)とのことです。(Wikipedia)。ひどい名前ですね。

厳しい名前ですが、昔の人は、身近に植物を利用していたので、役に立つかどうかなどをシビアにみて名前を付けたのだろうと想像します。

イヌガヤの樹

イヌガヤの樹

イヌガヤは当地でも良くみかける樹です。秋に熟す実は、中の核は食べられませんが、外皮の中に甘い液があり、猿が汁を吸って種を捨てているのをよくみかけます。

花は、3~4月に開花し、雄花は前年枝の葉腋に球形に集まりま、果実は前年枝の先端にできます。

葉は、枝に2列に互生し、長さは3-5cm、幅は0.3cm程度とカヤより長くなっています。

また、葉をちぎっても匂いはなく、先端を触っても痛さは感じません。この点は、カヤとの違いですね。

イヌガヤの葉

イヌガヤの葉

種子には油が含まれており、昔は油を絞り灯明に利用したようですが、実は苦く食用にはなりません。

また、材もあまり利用されていないようです。

カヤ(榧)とイヌガヤ(犬榧)の違い

カヤ(榧)とイヌガヤ(犬榧)の違いをまとめました。

カヤの確認には、

葉の先端を触って痛いかどうかちぎった時に匂いがあるか

どうかを確かめるのがポイントだと思います。

この点は、類似品種のイチイやモミとも異なる点になります。

カヤとイヌガヤの違い

   カヤ   イヌガヤ
花期 4~5月 3~4月
葉の長さ 2~3cm 3~5cm
葉の幅 2~3mm 3~4mm
葉の先 尖りあり痛い 尖りなし無痛
葉の匂い ちぎると匂う ちぎり匂わず
 実 食用可能 食用不可
 材 高級材

おわりに

名前も樹も良く似ている、カヤとイヌガヤの違いをまとめました。

どちらも針葉樹ですが、葉や実などを観察すれば、比較的見分けやすいと思います。

参照サイト・参考書籍

Wikipedia カヤ   イヌガヤ

関連投稿

ツガ
ツガ(栂)の樹についた、たくさんの実(球果)

ツガ(栂)は、本州中部から屋久島にかけて自生するマツ科ツガ属の常緑高木針葉樹です。別名はトガ。樹高30m、胸高直径1mの大木になり、松ぼっくりににた小さい実(球果)をたくさんつけます。ツガの実は、ベル ...

続きを見る

PR

PR



ギャラリー

PR

PR

楽天ROOM

私のroom

-常緑高木, 樹木, 針葉樹
-, ,

© 2022 山に出かけてecoライフ