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ヤブウツギ(藪空木)とタニウツギ(谷空木)のピンクの花
道路沿いの岩場に生えたヤブウツギ(藪空木)に、ピンクの花が咲いています。日本海側で育つタニウツギ(谷空木)とよくにた花ですが、太平洋側の当地に生えているので、ヤブウツギのようです。濃紅色のヤブウツギと ...
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花びらが3枚で、紫の花が咲くムラサキツユクサ、ツユクサとの違い
ムラサキツユクサ(紫露草)は、紫いろの花びらを3枚つけ、草丈が5~115cmになるツユクサ科の多年草です。北アメリカが原産で栽培されていましたが、野生化が進んでいます。日本の在来種で花びらが青く2枚の ...
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ナツグミは4月ごろに白い花が咲き、初夏に実が赤く熟します
近所のグミの実が、赤くなってきました。ナツグミは、実が枝から垂れ下がり、5~6月に熟します。近縁種のアキグミは、花柄が短いので実が垂れ下がらず、9~11月に熟します。同じグミ仲間の違い、興味いですね。 ...
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ヤナギハナガサ(柳花笠、三尺バーベナ)に咲く紫の花
ヤナギハナガサは、草丈が150cm以上で、角ばった茎が枝分かれし、その先にテーブル状の花笠のような花序になって、5弁の紫の花をたくさんつけます。バーベナの仲間ですが、背が高いので三尺バーベナとも呼ばれ ...
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粘液で虫を捕えるムシトリナデシコ(虫取撫子)に咲く赤い花
ムシトリナデシコ(虫取撫子)は、葉の下から粘着液を出して虫を捕まえる雑草です。食虫植物ではなく、受粉に寄与しない虫を近ずけないためとのことです。ヨーロッパ原産のナデシコ科の越年草で、赤や白の花がありま ...
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特定外来生物のオオキンケイギクと、よくにたキバナコスモスとの違い
オオキンケイギクは、花期が6~7月の黄色い頭状花で、たくさんついた舌状花の先端は4~5裂します。繁殖力が強いので特定外来生物に指定されており、各地で駆除されています。よくにているキバナコスモスと混同さ ...
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春の七草、ハハコグサ(母子草)の黄色い花
ハハコグサ(母子草)は、春の七草のひとつので、越年生の野草です。4月ごろから黄色い花が咲き始め、5月になって盛んに咲いています。古名のゴギョウは、昔のひな祭りの風習において、川に流されていた厄除け用の ...
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5月に黄色い花が咲く、ツル性低木のジャケツイバラ(蛇結茨)
5月になり、ジャケツイバラが大きな花序になって黄色い花を咲かせています。鋭いトゲ(イバラ)がついた茎が巻きつきあって育つ様子が、蛇が絡みあっているようだとしてジャケツイバラと名づけられました。マメ科の ...
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3月ごろから薄紫の小さな花が咲かせるキュウリグサ(胡瓜草)
キュウリグサ(胡瓜草)に、薄紫の小さな花が咲いています。いろや形はワスレナグサににていますが、2mmほどの小さな花がさく雑草です。葉を揉むとキュウリのような匂いがするとして、キュウリグサと名づけられま ...
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ナヨクサフジ(弱草藤)は緑肥になるマメ科つる性植物で、紫の花をつけます
ナヨクサフジは、先端が白くなった紫いろの蝶形花を、穂状の花序になってたくさん咲かせ、フジ(藤)の花ににています。葉は羽状複葉で茎に互生し、葉の先から出した巻きひげで、他につかまって伸びます。日本全土に ...