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秋の七種(ナナクサ)、カワラナデシコ(河原撫子)のピンクの花
カワラナデシコは、花びらはピンクや白で、先端が細かく分かれています。万葉の時代から親しまれてきた秋の七種(ナナクサ)の一つで、本州から九州に自生するにナデシコ科の常緑多年草です。河原などに咲く可憐な花 ...
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葉がカイコのエサにされていたクワ(桑)の樹、実が黒く熟しました
クワ(桑)の実が、赤から黒く熟してきました。古代に中国から伝来したといわれるクワ、葉をカイコ(蚕)のえさにするために栽培されていた樹には、いまも花が咲き、黒い実をつけます。こどもの頃よく食べましたが、 ...
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シラン(紫蘭)は、4~6月に紫の花を咲かせます
シランにはきれいな紫の花が咲きます。花期は4~6月で、30~50cmほどに伸びた葉から出た茎の先に、総状花序で7~8個の花をつけます。栽培品種は日陰でもよく育ち、乾燥や加湿に強いラン科の宿根性植物です ...
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クリ(栗)は、6月初めごろに、白い色の雄花と雌花をさかせます
クリは、6月初めごろにたくさんの花が咲き、昆虫が飛び交います。長い穂の白い花は雄花で、実をつける雌花は穂の根元にひっそりついています。朝鮮半島南部と日本原産で、日本では北海道南西部から屋久島まで分布す ...
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ズイナ(瑞菜、髄菜)は希少糖の木といわれ、春に白い花が咲きます
ズイナ(端菜、髄菜)は希少糖の木とも呼ばれ、春に花序で白い花を咲かせます。花期は5~6月で、緑色をした枝の先に、小さな花を総状花序でたくさんつけます。ユキノシタ科ズイナ属の落葉低木で、紀伊半島以南の山 ...
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葉を食べることができるニガナに、黄色い花が咲いています
ニガナ(苦菜)の黄色い花が咲いています。葉は食べることができ、茎を折ると白い液が出て、苦い味がすることが名前の由来。細い茎は70cmほどに伸び、その先や枝別れした茎の先に、1.5cmくらいの直径の花を ...
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垂れ下がって咲くサワグルミ(沢胡桃)の花と、食べられない実
2025/6/7 春に咲く花
サワグルミ(沢胡桃)は、4~6月ごろにたくさんの花を、20cmほどの長さの花序になって垂れ下がって咲かせます。10月ごろに熟す実は直径8mmほどの堅果で、食用にはなりませんが、材は白く柔らかく光沢があ ...
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ガマズミ(莢蒾)は、春に白い花が咲き、秋に赤い実をつけます
ガマズミは、春の5~6月ごろに花序でたくさんの白い花を咲かせます。秋の10月ごろに小さな赤い実をつけ、昔から生食や染料として利用されてきました。北海道南西部から九州の山地に分布するスイカズラ科ガマズミ ...
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ヤブウツギ(藪空木)とタニウツギ(谷空木)のピンクの花
道路沿いの岩場に生えたヤブウツギ(藪空木)に、ピンクの花が咲いています。日本海側で育つタニウツギ(谷空木)とよくにた花ですが、太平洋側の当地に生えているので、ヤブウツギのようです。濃紅色のヤブウツギと ...
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花びらが3枚で、紫の花が咲くムラサキツユクサ、ツユクサとの違い
ムラサキツユクサ(紫露草)は、紫いろの花びらを3枚つけ、草丈が5~115cmになるツユクサ科の多年草です。北アメリカが原産で栽培されていましたが、野生化が進んでいます。日本の在来種で花びらが青く2枚の ...