シロガネヨシ(白銀葦、バンパスグラス)の大きくて白い穂

2021年9月24日

シロガネヨシ

シロガネヨシ(白銀葦)の名前は、ヨシ(葦)のようなすがたで、白銀の花穂がつくことに由来します。大きな白い穂は、遠くからでもよく目立ちます。日本へは、観賞用として、明治時代に移入されたと言われます。南米大陸原産のイネ科シロガネヨシ属の多年草です。

シロガネヨシ(白銀葦、バンパスグラス)の大きくて白い穂

シロガネヨシの大きくて白い穂

空き地で咲くシロガネアシ

空き地で咲くシロガネヨシ

通りかかった道路沿いの空き地に、シロガネヨシ(白銀葦)の大きな穂がついていました。

別名はパンパスグラス、南米大陸が原産で、明治時代に観賞用として移入されたと言われます。

それほど多くは見かけませんが、何か所かで見かけることがあり、野生化もしているようです。

花言葉は、「光輝」「人気」「雄大な愛」「強気な心」「風格」「歳月」「勝気」で、

2/13、8/9、9/6、10/1、11/25の誕生花です

大きな穂の姿をイメージした力強く、いい花言葉だと思います。

シロガネヨシの群生

シロガネヨシの群生

大きな穂は40~80cmあると言われ、遠くからでもよく目立ち、存在感があります。

雌雄異株ですが、雌株の方がよく目立ち、切り花などにもされるようです。(^⊆^)

穂が出る前に切って、若い穂を露出させるときれいに行けることができるようです。

ただ、葉の縁はノコギリ状にギザギザしているので、手を切らないように注意が必要です。

ススキにもにていますが、穂が大きくて密になっており、まったく違うようです。

同じヨシと名がつく日本のヨシとくらべても穂の大きさが違っていて、一目で違いがわかるかと思います。

日本のヨシ

日本のヨシ

日本のヨシは穂は小さいのですが、長い茎を利用してスダレなどに利用されてきました。

ヨシに詳しいことは記事に書いていますので、こちらも読んでいただければ幸いです。

日本のヨシ
ヨシは、もとはアシ(葦)と呼ばれ、スダレなどに利用されて来ました

ヨシは、水辺などに群生するイネ科の植物で、茎が木質化して3m以上になり中空で丈夫なため、葦簀や葦笛などに利用されてきました。平安時代まではアシと呼ばれていましたが、縁起をかついてヨシと呼ばれるようにな ...

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近くでみたシロガネヨシ

近くでみたシロガネヨシ

近づいて見ると写真のように、穂がたくさんの繊維状に密についているようです。

シロガネヨシの葉

シロガネヨシの葉

シロガネヨシの葉

シロガネヨシは叢生して株が増え、草丈は2~3mになると言われますが、

葉も写真のように長細くのび、長さ1~3m 幅2~3cmの線形で、たくさん出ています。

葉の縁には、ノコギリ状のギザギザがついているので、近づく場合は、気を付ける必要があります。

長袖シャツを着て、手袋をつけるなど、注意した方がよさそうです。

シロガネヨシの基本情報・花言葉

シロガネヨシ(白銀葦)は、南米大陸原産のイネ科シロガネヨシ属の多年草です。

日本へは、観賞用に明治時代に移入されたと言われます。名前は、ヨシ(葦)のようなすがたで、白銀の花穂がつくことに由来します。

別名は、英名でもあるパンパスグラスや、セイヨウススキ、オバケススキ、プミラなどがあります。

原産地のアルゼンチン、チリ、ブラジルの「パンパ」や「パンパス」と呼ばれる草原に生える草(グラス)なのでパンパスグラスとされました。

学名は、Cortaderia selloana

英名は、pampas grass

花期は8~10月で、立ち上がった茎の先に、円錐花序で、50~70cmの羽毛のような大きな花穂をつけます。

雌雄異株で、雄株の花穂は細長いのに対し、雌株は幅広い綿毛をつけます。観賞用には、花序が大きな雌花序が用いられます。

葉、長さ1~3m 幅2~3cmの線形で、数多く出ます。

茎は密に叢生して大株になり、高さ2~3mと高くなりますが、

矮性のものや、穂の色が紫色のものもあるとと言われます。

シロガネヨシの花言葉は、「光輝」「人気」「雄大な愛」「強気な心」「風格」「歳月」「勝気」で、

2/13、8/9、9/6、10/1、11/25の誕生花です

参照サイト

Wikipedia シロガネヨシ

みんなの趣味の園芸 パンパスグラス

EVERGREEN  シロガネヨシ

Chills Laboratory  パンパスグラス

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