レンギョウ(連翹)は、花期が3~4月で、たくさんの黄色い花を咲かせ、春を賑やかにしてくれます。中国原産のモクセイ科レンギョウ属の落葉低木広葉樹で雌雄異株、樹高は3mくらいになります。繫殖力が旺盛で育てやすく、庭木などによく植えられます。
3~4月に咲き、春を賑やかにしてくれるレンギョウ(連翹)の黄色い花
レンギョウの黄色い花
我が家のレンギョウは、10年以上まえに、母が知り合いのおばさんから頂いて植えたものです。
ただ、レンギョウには、レンギョウ、シナノレンギョウ、チョウセンレンギョウ、ヤマトレンギョウ、ショウドシマレンギョウなどの近縁種があり、確実な識別は出来ていません。
私の推測ではレンギョウかチョウセンレンギョウだと思われますが、この記事では、仮にレンギョウと呼ぶことにしたいと思いますので、あらかじめお断りします。(確認後、訂正の可能性があります。)
周りにいろんな樹や花が植えられていて場所が狭いので、毎年伸びてきた枝を切って、小さめに育てています。
高さは、130cmくらいでしょうか。
小さな樹ですが、毎年、3月になると黄色い花をたくさんつけて、
庭を、賑やかで、明るくしてくれ、咲くのが待ち遠しい花の一つです。
黄色は、光や太陽をイメージさせると言われますが、
こころも楽しくしてくれるようですね。 *\(^_^)/*
レンギョウは、英語は、ゴールデンベルと呼ばれるそうです。
なるほど、黄金いろに輝き、ベルを思わせるきれいな花ですね。
花の大きさは、2~3cmくらいで、花びらは4枚。雌しべは、雄しべよに長くなっているようです。
この4枚に見える花びらは、元の部分が筒状につながった合弁花になっています。
飛び始めた虫たちも、花に集まってきているようです。
レンギョウは、大きく育てると枝の先が垂れ下がり、
地面につくほどになるようです。
写真のようにたくさんの樹を大きく育てているのも見かけますが、これだけ咲くと、さらに見栄えがします。
私は、そんなことも思い、山にも植えていて、そちらも楽しみにしています。
花が終わると、入れ替わりに勢いよく若い葉がでてきます。
元気な樹で、庭のレンギョウもどんどん伸びてくるので、年に何回か枝を切るようにしています。
切った枝を使って挿し木にすると、よく発根します。
増やしやすい樹だと思います。
レンギョウの基本情報・花言葉
レンギョウ(連翹)は、中国原産の、モクセイ科レンギョウ属の落葉低木の広葉樹で雌雄異株、樹高は1~3mになります。
レンギョウの名前は、漢名の連翹を音読みしたものですが、日本へは1681年~1683年ころ伝来したと言われます。
また、枝が中空になっているため、レンギョウウツギ(連翹空木)とも呼ばれます。
学名は、Forsythia suspensa
英名は、Forsythia
花期は3~4月で、花の大きさは2~3cmで、花びらが4枚の黄いろい花を、たくさんの枝に密につけます。
葉は対生しますが、まばらな鋸歯があります。花が終わった後に、長さ3 ~10cm 幅2 ~ 5cmの長卵形で先が尖った葉をつけます。
樹高は1.5~3mになります。
近縁種にシナレンギョウ、チョウセンレンギョウなどがあります。
レンギョウの花言葉は、「期待」「希望」「集中力」で、2月12日、3月22日の誕生花です。
参照サイト
Wikipedia レンギョウ
庭木図鑑 樹木ペディア レンギョウ
松江の花図鑑 レンギョウ
樹の散歩道 レンギョウ5兄弟
かくれみの チョウセンレンギョウ
花言葉-由来 レンギョウ