ロウバイの花

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広葉樹 樹木 落葉小高木

満月ロウバイ(蠟梅)に咲く花と、その後につける葉や黒い実

2021年1月4日

満月ロウバイは、12~2月ごろに黄色く透き通った蝋細工のよう花を咲かせ、いい香りを漂わせます。正月を華やかに彩ってくれる、中国原産の落葉小高木です。花の後に葉が出して実をつけ、10月頃に黒く熟します。この記事では、1年の変化のを見てみました。

満月ロウバイ(蠟梅)に咲く花と、その後につける葉や黒い実

1月に咲くロウバイの花

ロウバイの樹と花(1月1日)

ロウバイの樹と花(1月1日)

庭の満月ロウバイ(蠟梅)に、たくさんのツボミと花がついて、いい香りがしています。

ことしも暮れから咲き始め、正月に咲き始めて華やかになりました。

まだ、ツボミの方が優勢で、2~3分咲きというところでしょうか。

たくさんのツボミと花

たくさんのツボミと花

丸く黄色いボールのようなツボミがたくさんついていますが、あちこちに花もき始めています。

いいタイミングで、正月に咲き始めてにぎやかになりましたが、これからしばらく楽しめそうです。(^⊆^)

咲いた花(1月1日)

咲いた花(1月1日)

ロウバイの花は、全体が透き通った蝋細工のような黄色で、すこし俯むいて咲くのが特徴です。

淑やかに咲いた花(1月1日)

淑やかに咲いた花(1月1日)

春は黄色い花が多いと聞きますが、ロウバイはその最初に咲く花なんだろうと思います。

ロウバイと雪

ロウバイと雪

暮れに降った雪が、咲き始めたロウバイに積もり、ちょっと面白い景色になりました。めったに見られない美しい光景だと思います。

一時は、強い風が吹き、雪も降りましたが、花とツボミは、しっかりとついています。

幸い、降った雪はすぐに融け、もとに戻りました。

自然の変化は素早いので、珍しい光景もあっという終わってしまいます。

花が終わった後のロウバイ

花が散る前のロウバイ(1月29日)

花が散る前のロウバイ(1月29日)

暮れから1か月ほどの期間、綺麗な花と香りを楽しませてくれたロウバイも、1月下旬には花が散り始めました

ロウバイは、正月にたくさん咲いて賑わせてくれる、ありがたい花だと思います。

植物は暮れに赤い実を,つけるものがおおく、年が明けると黄色い花が多くなると言われるようですが、その代表格ではないかと思います。

花が終わると花びらが茶色くなってしまい、見栄えはよくないのですが、

花が終わったロウバイ(3月4日)

花が終わったロウバイ(3月4日)

ロウバイは、この時期には、暖かくなるのを待ちながら、次の準備を着々としているようです。

花が終わった直後にも、小さな実はついていたのだろうと思いますが、2、3日もすると、つぎの写真のように、はっきりと、実がついていました。

ロウバイについた実

花の後に実を付けました(3月27日)

花の後に実を付けました(3月27日)

ロウバイは、葉がでる前に花が咲きましたが、実も葉がでる前につくようです。

花と葉の出方の順序は、樹によって違うようですね。なぜなのかわかりませんが、興味深いですね。

ロウバイは、新緑が出始めるころには、実も大きくなってきています。

新緑の出現(4月18日)

新緑の出現(4月18日))

新緑がつき始めてから、半月もすれば樹全体がきれいな新緑で覆われ、勢いよく成長します。

ロウバイ(蝋梅)に実がつき、茂る葉(5月頃)

葉が茂ったロウバイ

ロウバイの新緑と実(5月5日)

ロウバイの新緑と実(5月5日)

写真は5月初めのロウバイです。生き生きとした緑の葉が茂り、あちこちについた実が、大きくなってきています。(^_^)

ロウバイ(蠟梅)の種の採取と種まき

庭のロウバイ

庭のロウバイ(10月)

10月のロウバイの樹には、葉が茂っているので、いくもの実をつけています。

花が終わった直後は、まだ葉がついていませんでしたが、そのころから実はつけていました。

ロウバイの種(4月中旬)

ロウバイの実(4月中旬)

このころの実は生まれたばかりで、まだ赤ちゃんの状態でした。

ロウバイの種(5月中旬)

ロウバイの種(5月中旬)

それでも、一か月たつと、一人前の大きさになってきたように見えます。

10月に採ろうとした時には、つぎの写真のように茶褐色になっていました。

そして、10月18日に種を採りました。

ロウバイの種(外皮あり)

ロウバイの実(外皮あり)

採れた実は、写真の8個でした。

もう少しついていたように思っていたのですが、落ちたものもあるかもしれません。 (^―^) 

縦方向に並んだたくさんの繊維でできた袋に、種が入っていました。

ロウバイの種

ロウバイの種

一つの袋の中には、この3個の種が入っていて、長さ1cm、幅3mmほどの大きさです。

他の袋からも種を採り出して、蒔きました。

ロウバイの実生苗

ロウバイの実生苗

ちなみに去年蒔いた種から、できた実生苗は3本でした。そのうちの一つがこの写真です。

でも、この実生が育っても、親樹と同じ花を咲かせるかどうかはわからないようです。ロウバイなどの苗木は接ぎ木で育てていることが多いため、樹から採れた種が発芽しても、先祖返りと言われる現象が起こり、台木の花が咲く可能性があるとのことです。

これを避けるためには、この実生苗に、いま咲いている樹を接ぎ木する必要があります。

10月のロウバイの葉とツボミ

ロウバイの葉とツボミ(10月中旬)

ロウバイの葉とツボミ(10月中旬)

10月には、ツボミをつけていましたがまだ小さく、葉は青々としていました。

その頃は、早く咲いてほしいと思っていましたが、あの時から、あっという間に咲いた気がします。

12月 のロウバイのツボミ

ロウバイの葉とツボミ(12月初旬)

ロウバイの葉とツボミ(12月初旬)

そして、花が咲き始める前の12月初旬には、黄色くなった葉がまだ少し枝に残り、つぼみが大きく膨らみ、いまにもはじけそうでしたが、花が咲くころには、葉はすっかり落ちました。

そして、年末ころから花が咲き始めました。

ロウバイ(蝋梅)の基本情報・花言葉

ロウバイ(蝋梅)は、中国原産のロウバイ科ロウバイ属の落葉小高木で、樹高は、4mくらいになるといわれます。

早き咲の品種は12月ころから、晩生種では2月ころから、透き通った2cmほどの黄色い花を咲かせ、いい香りがします。

ロウバイの名前は、花が透き通った蝋細工のような姿で、梅のような香りがすることや、臘月(ロウゲツ、12月)に咲くことなどに由来するといわれます。

別名に唐梅(カラウメ)、蠟梅、臘梅、などがあります。唐梅の名は、17世紀ころに中国から朝鮮半島を経由して日本に伝来したことに由来するとのことです。

名前に梅とつきますが、梅はバラ科であり、ロウバイとは別の品種になります。花の香や形から連想してつけられたのでしょうか。

学名は、Chimonanthus praeco。

英名は、Winter sweet。

ロウバイの栽培品種には、花全体が黄色いソシンロウバイ(素心蝋梅)、ソシンロウバイからの選別品種のマンゲツロウバイ(満月蝋梅)などがあります。なお、ロウバイの原種は、「花被片」が赤紫色とのことです。

葉の大きさは、長さ8~18cm、幅3~7cmくらいで、卵形から披針形で、対生します。

実は、3月ころにつき、9月ころに熟して黒くなります。

ロウバイの花言葉は、「ゆかしさ」、「慈しみ」で、1月2日、1月21日の誕生花です

おわりに

ロウバイの花が咲き終わった後の様子をみてみました。

ロウバイの花は、寒い時期、それも正月に黄色く透き通った感じにきれいな花を咲かせ、楽しませてくれるありがたい花ですが、花が落ち、実ができ、きれいな新緑がしげる、その様子をみるのも楽しいとものだと思います。

今年の暮れにも、また、きれいな花を咲かせてくれるのが楽しみです。\(^W^)/

参照サイト

Wikipedia ロウバイ

花言葉-由来 ロウバイ

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