冬に咲くヒメオドリコソウ(姫踊り子草)のピンクの花

2022年2月11日

ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウのピンクの花が咲いていました。シソ科の越年草で、明治中期に日本に渡来したと言われ、寒い時期からピンクの可愛い花を咲かせます。毎年同じ場所で、同じころに咲く花は、楽しみであり、心を和ませてくれるように思います。

冬に咲くヒメオドリコソウ(姫踊り子草)のピンクの花

ヒメオドリコソウの花

ヒメオドリコソウの花

ヒメオドリコソウの花

ことしも、ヒメオドリコソウの花が咲いていました。

ヒメオドリコソウの名前は、日本在来種のオドリコソウににた野草で、草丈や葉の大きさなどが小さいことに由来するとのことです。

関東では3~5月が花期とされているので、関西はいつ頃から咲くのか、気になっていましたが、2月11日に咲いていました。おそらく、もう少し早くから咲いていたんだろうと思います。

普通に、道端で見かけるので、日本の在来種かと思っていましたが、ヨーロッパ原産が原産で、日本へは明治時代の中頃に渡来したとのことです。

先日記事にした、ホトケノザにくらべると開花は遅いようですが、同じケシ科なので、よくにた花です。

ホトケノザについては、記事にしていますので、あわせてお読みください。

ホトケノザの花
冬に咲くホトケノザ(仏の座)のピンクの花

1月にホトケノザにピンクの花が咲いていました。2cmほどの筒状の花で、先端が上下に分かれたシソ科特有の唇形花です。葉は、長さ15cmほどの茎に間隔をおいて対生し、円形で鋸歯があります。ホトケノザの名前 ...

ヒメオドリコソウの花

ヒメオドリコソウの花

ヒメオドリコソウの花は、茎の先のほうに咲きますが、写真のように、茎の周りにいくつも咲くのが特徴です。

写真のように、ケシ科特有の唇状の花で、上下の唇に分かれ、上唇は大きく帽子のようになり、下唇は小さめで2つに分かれていて、中に赤い斑点がついています。ケシ科の花は、小さいものが多いようですが、お馴染みの形だと思います。

葉が茎の周囲につき、その間からピンクの花が覗くようすは、小動物も思わせる感じがして、親しみを覚えます。

ヒメオドリコソウのツボミ

ヒメオドリコソウのツボミ

まだ、咲き始めたばかりのようで、ツボミだけのものも見られますが、上部の葉は茶色く、細かな白い毛が見られます。私が動物をイメージするのは、このような姿によるのかもしれません。

ヒメオドリコソウの葉

ヒメオドリコソウの群生

群生するヒメオドリコソウの葉

こちらは、群生して生えるヒメオドリコソウの葉です。丸き、縁に鋸歯がある少し集めの葉がたくさん生えています。

残念ながら、花はさいていませんが、これから5月ごろまで咲き続けるんだろうと思います。

以上です。

本日も、読んでいただきありがとうございました。(*^m^*) 

ヒメオドリコソウの基本情報・花言葉

ヒメオドリコソウは、ヨーロッパ原産のシソ科ヒメオドリコソウ属の越年草で、明治中期に日本に来た外来種です。

日本では、本州を中心に分布していると言われ、道端や空き地などで良くみられます。

ヒメオドリコソウの名前は、よくにた同じシソ科のオドリコソウより小さいことに由来するとのことです。

学名は、Lamium purpureum

英名は、Red Deadnettle、Purple Deadnettle

花期は関東では3~5月で、赤紫色の唇形花で、上唇は兜の形で、下唇は2裂し赤い斑点がつきます。上部の葉腋から外側に向かって開き、上から見ると放射状に並びます。

葉は対生し、長さ1~2cmの葉柄があり、葉の長さが2~4cmほどの卵円形で、縁に鋸歯がつきます。

茎には短い毛がつき、根元で枝分かれしますが、草丈は10c~25cmになります。

ヒメオドリコソウの花言葉は、「快活」「陽気」「愛嬌」で、2月6日の誕生花です

茎の先についた葉の間から飛びだして咲く、ヒエメオドリコソウの明るい花のイメージににピッタリな花言葉だと思います。  

参照サイト

Wikipedia ヒメオドリコソウ

おしえて! 田舎センセイ! 小さなピンクの花をつける「ヒメオドリコソウ」 

花言葉 花の持つ言葉 ヒメオドリコソウ



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