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イタドリ(虎杖)に咲く白い花と、その後につく黒い種
イタドリは、7~10月ごろから小さな白い花をたくさん咲かせ、11月ごろに、3枚の羽根に黒い種をつけた実に変化します。その後、風によって飛ばされ、春になると、あちこちから芽を出します。日本全土に分布する ...
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可愛い実(球果)をつけるツガ(栂)、コメツガとの違い
ツガは、樹高30m、直径1mになるマツ科の常緑針葉樹で、直径2~3cmの松ぼっくりににた可愛い実(球果)をつけます。葉は、長さ約1cmと、長さ約2cmの葉が交互につき、先端は丸みを帯びます。よくにた近 ...
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ダンドボロギク(段戸襤褸菊)の花や綿毛、近縁種との違い
ダンドボロギクは、10月に、花が咲き、綿毛が飛んでいますが、毒性があるため鹿は食べません。ダンドボロギクとともに、近縁種のキバナボロギク、ノボロギクとの違いについても書きました。北アメリカ原産のキク科 ...
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ニシキギ(錦木、カミソリノキ)の紅葉と赤い実
10月になり、ニシキギ(錦木)が色づき始めました。これからはじまる真っ赤な紅葉は見事ですが、秋に熟して赤い種をのぞかせる実もこの樹の特徴で、庭木によく植えられます。枝につく突起の形から、カミソリノキと ...
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ノイバラ(野茨)の白い花と、赤い実
ノイバラ(野茨)は、6月ごろに白い花を咲かせ、実は9~10月ごろに赤く熟すバラ科のつる性落葉低木です。冬に葉が落ちた後も、赤い実はそのまま枝に残るので、装飾などに使われます。棘があるため、鹿などの動物 ...
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ヤブマメ(藪豆)の紫色の蝶形花と実
9月ごろから紫色の蝶形花を咲かせていたヤブマメ(藪豆)に、実がつき始めました。ヤブマメは、地上の開放花と閉鎖花の2種類と、地中の閉鎖花の合計3種類の花を咲かせて実をつけ、地中にできる実は、食べることが ...
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チャノキ(茶ノ木)に咲く白い花
10月になり、チャノキ(茶ノ木)に、花が咲き始めています。チャノキの花期は10月頃から12月頃で、大きさは2~3cmくらい、5枚の白い花びらの中に黄色い雄しべをつけ、したを向いて咲く綺麗な花です。5月 ...
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秋彼岸のころに咲き、いい香りがするキンモクセイのオレンジの花
秋の彼岸が近ずくと、キンモクセイにオレンジの花が咲き、いい香りが漂ってきます。花がサイ(犀)の足の裏の形で、金色(オレンジ色)なことから、キンモクセイと名づけられました。江戸時代に中国から伝来したモク ...
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アオツヅラフジは7~8月に黄いろい花を咲かせ、秋に黒い実をつけます
アオツヅラフジ(青葛藤)は、日本全土に分布するツヅラフジ科のつる性落葉性植物で、雌雄異株です。7~8月に黄いろい花を花序になって咲かせ、秋にはブドウのようにかたまってたくさんの黒い実をつけますが、粒は ...