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実や果柄を食べることができるケンポナシ(玄圃梨)
ケンポナシは6~7月ごろに花が咲き、10mmほどの実をつけて9~10月に黒く熟します。熟した実や果柄は食べることができ、二日酔いに効くと言われます。東アジアに分布し、本州から九州に自生するクロウメモド ...
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カラムシ(茎蒸)に花序で咲く白い花
2025/6/6 秋に咲く花
カラムシ(茎蒸、苧)は、8~10月に、葉の根元に花序で白く小さな花を咲かせます。名前は、茎(カラ)を蒸して皮を剥いでとった繊維で衣服を作ったことに由来します。南アジアから東アジアに分布し、日本では本州 ...
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ヤブガラシ(藪枯)はビンボウバナとも呼ばれ、オレンジの花を咲かせます
ヤブガラシは、6~8月ごろに、花序で5mmほどのオレンジの花をさかせます。花の段階に応じて色が変化し、カラフルできれいです。名前は、藪を覆って他の植物を枯らすほど元気なことに由来します。北海道南西部以 ...
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シュウカイドウ(秋海堂)は、ピンクや白い花を下向きに咲かせます
シュウカイドウ(秋海堂)は、近縁種のベゴニアににた花で、ピンクや白い花を下向きに咲かせます。日本へは、江戸時代初期に渡来した帰化植物です。中国大陸の山東省以南やマレーシアに分布する、シュウカイドウ科シ ...
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スベリヒユは、黄色い花が咲く雑草で、葉は肉質で食用にできます
スベリヒユ(滑莧)は、日本全土に分布して畑に生える厄介な雑草で、7~8月に黄いろい花を咲かせます。葉は肉質で茹でるとヌメリがあって食用にもされ、光合成能率が高いC4植物です。世界の熱帯から温帯にかけて ...
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花嫁を連想させるブライダルベールの白い花
ブライダルベールは、白い小さな花がたくさん咲いた様子が、花嫁がまとうベールがイメージさせることから名づけられました。1970年代にメキシコから観葉植物として渡来した、メキシコ原産のツユクサ科 ギバシス ...
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白い花が咲くヌルデ、ハゼノキとの違い
ヌルデは7~9月に、花序で大きな白い花を咲かせ、実は10~11月に黄色く熟します。名前は、幹に傷をつけて採った白い樹液を塗料にしたことに由来し、葉がついた軸に翼がつくのが特徴です。ここでは、ヌルデの詳 ...
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直径が25cmほどと大きく、白や赤い花を咲かせるアメリカフヨウ
アメリカフヨウは、白や赤い色で咲く一日花です。花の大きさは20~25cmくらいと、他のフヨウにくらべて大きく、7~10月の間咲き続けます。草丈は1~1.5mくらいで、北アメリカ原産のアオイ科 フヨウ属 ...
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ナンキンハゼ(南京櫨)の黄色い花と白い実
ナンキンハゼ(別名:トウハゼ、カンテラギ)は、中国原産で、トウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木です。6月にたくさん咲いていた花が、7月ころから、青い実に変わりました。秋になると、実が熟して硬い皮が割 ...
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8~10月に咲くオヒシバ(雄日芝)の花、メヒシバ(雌日芝)との違い
オヒシバは、花期が8~10月で、茎の先端に放射状に長さ5~8cmの穂状の花序を2~7個つけます。名前は、日向(ヒナタ)によく生え、メヒシバ(雌日芝)にくらべて逞しいことに由来します。ここでは、オヒシバ ...