ケヤキは、4月に薄緑の新緑を出して小さな花が咲を咲かせ、地上ではたくさんの実生も芽を出します。名前は、けやけき(素晴らしい)木」が変化したものと言われ、杢目がきれいな木です。東アジアや日本全土に分布する、ニレ科ケヤキ属の落葉高木です。
4月のケヤキは、薄緑の新緑が目に沁み、地上では実生が芽生えます
ケヤキの鮮やかな新緑
新芽をつけ始めたケヤキ
4月になり、山で育つケヤキの樹にも、新芽が出始めました。
名前は、ひときわ優れている木として、「けやけき木(素晴らしい木)」と呼ばれていたものが変化してケヤキになったと言われます。別名は、ツキ(槻)、「強い木」であることから、こう呼ばれるようになったと言われます。
また、杢目が美しい木なので、寺院などで使われることでも知られています。
1月には葉を落として、寒々としていたケヤキですが、活動を再開していきいきとしてきました。この樹の高さは、20mくらいでしょうか、幹の太さは1mくらいはありそうです。葉を落として寒さに耐え、冬を乗り越えて、元気に葉をだしてきたのを見ると、こちらも元気がをもらいます。
葉を落とした1月のケヤキ
枝をあちこちに無造作に出して、ごつごつしているように見えますが、ケヤキは箒(ホウキ)を逆さにした樹形になると言われます。
この樹も、そのような形になっているようです。