ネコヤナギ(猫柳)は、3月ごろにつける穂状の花が猫の尻尾を連想させるとして、ネコヤナギと名づけられました。この樹液は昆虫が好み、よく集まります。中国東部、朝鮮半島や日本の北海道から九州に分布するヤナギ科の落葉低木で雌雄異株です。
猫のしっぽのようなネコヤナギ(猫柳)の花穂
ネコヤナギ(猫柳)の花穂

鉢植えのネコヤナギ

ネコヤナギ(1月26日)

ネコヤナギ(2月23日)

ネコヤナギの花穂(3月中旬)

水辺で育つネコヤナギ

赤い花穂のネコヤナギ
ネコヤナギの基本情報・花言葉
ネコヤナギ(猫柳)は、中国東部、朝鮮半島や日本の北海道から九州に分布するヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で雌雄異株です。 地方によっていろんな呼び方があり、エノコロヤナギ、ネコニャンニャン、チンコロ、コロコロ、カワヤナギなどの名もあるようです。 川沿いなどに自生していることが多いようですが、庭木としてもよく植えられています。 ネコヤナギの名前の由来は、花が猫を連想させることと、 ヤナギは、「矢の木」のことで、ヤナギ類を矢の材料にしていたことに由来するようです。 学名は、 Salix gracilistyla Salixは、ラテン語でヤナギの葉を意味し、gracilistylaはラテン語の「gracile(細長い)とstylus(花柱)」が語源とされます。 英名は、rose-gold pussy willow rose-goldはピンクがかったゴールド、pussyは子猫を、willowは柳を意味します。 ヤナギと言えば、シダレヤナギがよく知られていますが、こちらは中国原産で、ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木です。 当地の近くの山では、バッコヤナギと呼ばれるヤナギ科ヤナギ属の落葉高木が見られます。 花は、ネコヤナギにくらべて大きいのですが、形はよくにています。参照サイト
Wikipedia ネコヤナギ バッコヤナギ ヤナギ 樹木図鑑 樹木ペディア ネコヤナギ 月夜野きのこ園 飼育日記 クワガタ野外採集記 花言葉事典 ヤナギ関連投稿
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