キャッツテールは、猫のしっぽにそっくりな形をした、赤い花を咲かせる楽しい花です。茎が匍匐状に伸び、立ち上がった先きに、5~10cm程の赤い穂状の花が、四季咲きで長く咲きます。西インド諸島原産のトウダイグサ科 エノキグサ属の多年草です。
キャッツテールの赤い花
散歩で見かけたキャッツテールの花です。
道路沿いに置かれた大きな鉢に樹が植えられ、その根元にこの花が植えられていました。
輪生状についた葉の間から、真っ赤な穂状の花が伸びているようすは、
たしかに、猫のしっぽのような感じですね。
花言葉は、「愛撫」「きまま」「上機嫌」で、1月14日、10月26日の誕生花です。
花をネコの尻尾のようなので、猫の性格や可愛がることをイメージした花言葉になっているようです。
誰がみてもネコの尻尾を思うようですね。
キャッツテールは、西インド諸島原産のトウダイグサ科の多年草で、南国の雰囲気を持っているようですね。
ネコと名前がついた日本の野草に、猫じゃらし(エノコログサ)があり、いまを盛りにあちこちで咲いていますが、
キャッツテールは栽培品種で花が大きく、いろも赤くて華やかですね。(^⊆^)
樹木では、ネコヤナギなどもありますが、いずれもネコの尻尾を連想してつけられているようですね。
昔から、猫が人に親しまれてきたことを感じます。
キャッツテールは、西インド諸島が原産ですが、気温が暖かい地方では四季咲きで長くようです。
茎は匍匐状に伸び、茎にたくさんの葉をつけていますが、
その先で20~30cmの高さに立ち上がり、5~10cmほどの穂のような花がついています。
花と言っても、花とは見えないかたちで、ふさふさとした繊維状の毛のようなものが無数についています。
人工的に作られたもにのようにも見えますが、一か月くらいの長い期間、この状態で咲くようです。
キャッツテールによくにた花に、ベニヒモノキ(紅紐の木)があります。
こちらは、常緑低木で、より長い50cmほどの花をつけます。
ネコのシッポより長いので、ヒモという名前にされたのでしょうか。
実物は見たことがないのですが、こちらも面白い花を咲かせるようですね。
キャッツテールの基本情報・花言葉
キャッツテールは、西インド諸島原産のトウダイグサ科 エノキグサ属の多年草です。
名前の通り、花が猫のしっぽのような形をしています。
別名に、アカリファ、サマー・ラブ、キャットテールなどがあります。
学名は、Acalypha hispaniolae
花は四季咲き(温度条件に依存)で、茎の先に5~10cmの赤い穂状の花が咲きます。
葉は対生し、卵形~披針形で、縁に鋸歯があります。
茎は匍匐状に伸び、草丈は10~20cmになります。
近縁種に、常緑低木のベニヒモノキ(紅紐の木、Acalypha hispida)がありますが、花穂がより長く50cmくらいに垂れ下がります。
キャッツテールの花言葉は、「愛撫」「きまま」「上機嫌」で、1月14日、10月26日の誕生花です。
花言葉は、赤い穂状の花がピンと上向いて咲く様子から浮かぶ、猫の尻尾をイメージしてつけられたことは間違いないようです。
キャッツテールは、つぎで購入できます。
参照サイト
みんなの趣味の園芸 キャッツテール
FROWERs ベニヒモノキ
弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」2014.01.14
関連投稿
-
「猫じゃらし」として知られるエノコログサ(狗尾草)の花穂
「猫じゃらし」とも呼ばれるエノコログサは、8〜9月に長く伸びた茎の先に円柱状の花穂をつけ、たくさんの毛を伸ばしてブラシ状になります。猫のまえで振るとじゃれるので「猫じゃらし」、「狗(イヌ)の尾っぽにに ...
続きを見る
-
猫のしっぽのようなネコヤナギ(猫柳)の花穂
ネコヤナギ(猫柳)は、3月ごろにつける穂状の花が猫の尻尾を連想させるとして、ネコヤナギと名づけられました。この樹液は昆虫が好み、よく集まります。中国東部、朝鮮半島や日本の北海道から九州に分布するヤナギ ...
続きを見る