クンシランの花期は3~5月で、2方向に分かれてついた長さ30cm 幅4cmほどの葉の間から伸びた茎の先に、集散花序で5~8個のラッパ状のオレンジ色の花を咲かせます。きれいなヒガンバナ科の多年草ですが、我が家のクンシランについて書きました。
オレンジのクンシラン(君子蘭)の花が咲きました
クンシランの花
亡くなった母が鉢植えにしていたクンシランの花が、初めて咲きました。 花の直径は6cm、散形花序でオレンジ色の花を5個咲かせています。 ツボミもついているので、しばらく楽しめそうです。 一昨年までは、葉が大きくなり、いくつもの株ができてはいましたが、 一度も咲いたことがなかったので、株分けしたのですが、うまくいったようです。 株分けで、大きな株が3個と小さな株2個できたのですが、 大きな3個は、全部咲きました。 \(^G^)/ 以前書きましたが、カニサボテンも今年初めて咲いたのですが、 クンシランは、2~3年ごとに株分けをするほうがいいようですから、 いままでは、手入れ不足だったんでしょうね。
花茎が伸び始めたクンシラン(3月)

鉢に植えたクンシラン
クンシランの葉

クンシランの葉

茶色くなった葉

株分けした子株
クンシランの基本情報・花言葉
クンシラン(君子蘭)は、南アフリカ・タナール地方原産で、 ヒガンバナ科クンシラン属の常緑性の多年草です。 ランと名前がついていますが、ヒガンバナ科でランの仲間ではないようです。 クンシランの名前は、明治時代に伝来したクリビア(人名)・ノビリス(高貴の意味)という品種のノリビスに由来してクンシとつけられたと言われます。 2方向に分かれてつく厚く幅が広い緑色の葉や、長く伸びた花茎の先に咲く十輪前後のオレンジの気品のある花の姿は、この名前によく似合うと思います。 学名は、Clivia 英名は、Kaffir lily 花期は3~5月で、長く伸びた茎の先に、集散花序で5~8個のラッパ状の花を咲かせます。花の色は、オレンジ・黄・緑などがあるとのことです。 葉は、長さ40~50cm 幅3~5cmほどで厚みがあり、中心部から2方向に分かれて伸びます。ただ、いろんな種類があり、細葉や、中葉、広葉、斑入りなどがあります。 日本でよく栽培されているのは、オレンジの花が咲くクリビア・ミニアタと呼ばれる品種で、タネをまいてふやすとのことです。 半耐寒性の多年草なので、寒さには気をつける必要があります。 花言葉は、「高貴」「誠実」「情け深い」で、3月5日、3月15日の誕生花です。 名前のクンシランに由来する花言葉と言われますが、こうありたいものです。おわりに
長年、鉢植えで栽培しているのですが、いままで咲いているのを見たことが無かっただけに、今年咲いてくれたので、うれしくなりました。 花を咲かせようとすると、それなりに手入れをする必要があることを、あらためて思いました。 今年は、種を採って、蒔いてみたいと思っています。(^_^)参照サイト
Wikipedia クンシラン属 みんなの趣味の園芸 クンシラン 花言葉-由来 クンシラン関連投稿
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