カンパニュラ・メディウムは、5~7月に、長さ5~7cm 直径5cmぐらいの釣鐘状の花を咲かせます。日本に自生するホタルブクロの花より大きく、上向きに咲きます。地中海沿岸地方が原産のキキョウ科で、日本へは明治3年ごろ渡来したと言われます。
釣鐘状に明るく咲くカンパニュラ・メディウムの花
カンパニュラ・メディウムの花
道路沿いの花壇にカンパニュラの花が咲いていたので、撮らせていただきました、
カンパニュラの原産地は地中海沿岸地方で、明治2年ごろに渡来したと言われ、たくさんの品種がありますが、
こちらはカンパニュラ・メディアムと呼ばれる品種のようです。
日本に自生するホタルブクロと同じ、キキョウ科ホタルブクロ属ですが、花が大きく、上を向いて咲く点が違っています。
ホタルブクロについては記事に書いていますので、詳しくはこちらをご覧ください。
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釣鐘のような形のホタルブクロ(蛍袋)の白い花
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カンパニュラ・メディアムは、5~7月に花が咲きますが、
長さ5~7cm 直径5cmぐらいの大きさの釣鐘状の花を、たくさん上向きに咲かせ、華やかな印象を受けます。
花の中には、5本の雄しべと1本の雌しべがの付きますが、雌しべの柱頭は3~5裂します。
花の先端は5つに割れていて、いろは白、ピンク、青、紫などがあります。
カンパニュラの花言葉は、「感謝」「誠実」「節操」。
花の形が教会の鐘ににていることから、教会をイメージした花言葉がつけられたと言われます。(^_^)
ちなみに、ホタルブクロの花は長さ2.5~5cm 直径2cmほどと小さめで、花の数も少ない、などの違いがあるようですね。
つぎの写真は、青紫というのでしょうか。
写真のように茎がたくさんに枝分かれし、各枝に上向きに咲くので賑やかで見事です。
ピンクの可愛い花も見られました。
こちらは、長さが短めのようにも見えますが、ピンクが一段の華やかな雰囲気ではないでしょうか。
周りには、たくさんのツボミもついていて、まだまだ咲き続けようとしているようです。
カンパニュラの枝や葉
カンパニュラ・メディウムは、初期に根性葉が出て、そこから1mほどの茎をだし、上部で枝分かれして花をさかせます。
茎につく葉は互生し、細長い形で、縁に鋸歯が見られます。
8月になって花も見られなくなりましたが、初夏から夏にかけて楽しませてくれる、明るく楽しい花だと思います。
カンパニュラ・メディウムの基本情報・花言葉
カンパニュラ・メディウムは、フランス南東部からイタリア半島中部の地中海沿岸に分布するキキョウ科ホタルブクロ属の鑑賞用植物に総称で1年草、二年草です。
日本へは、明治3年(1870年)ごろ渡来したと言われ、。
カンパニュラの品種には、カンパニュラ・アルペンブルー、カンパニュラ・ブルーワンダー、モモバキキョウなど各種ありますが、この記事で取り上げた種類は、カンパニュラ・メディウムだと思われます。
和名は、フウリンソウ(風鈴草)、ベルフラワーで、いずれも釣鐘状の花の形に由来します。
学名は、Campanula medium
英名は、 Canterbury bells
花期は5~7月で、枝分かれした茎の先に、長さ5~7cm 直径5cmぐらいの大きさの釣鐘状の花を、上向きに咲かせます。
花の先は5裂し、いろは白、ピンク、青、紫などがあります。
花が終わったあとに種をつけますが、冬には枯れてしまいます。
葉は、最初、根性葉を出しますが、そこから長い茎を出します。茎には細長い披針形で鋸歯にある葉が互生します。
草丈は1mほどで、茎は直立しますが、上部で枝分かれし、その先にたくさんの花をつけます。
カンパニュラの花言葉は、「感謝」「誠実」「節操」で、3月7日、4月23日、5月15日、7月8日の誕生花です。
カンパニュラの花の形が教会の鐘ににているとして、教会にちなんだ花言葉だと言われます。
参照サイト
Wikipedia カンパニュラ
花かぎけん花図鑑 カンパニュラ
みんなの趣味の園芸 カンパニュラ・メディウム
はまのカズチャンです カンパニュラ
EVERGREEN カンパニュラ
花言葉-由来 カンパニュラ