ノブドウ(野葡萄)とヤマブドウ(山葡萄)の違い

2020年9月9日

ノブドウ

ノブドウとヤマブドウは、日本全土に分布するブドウ科のツル性落葉低木で、よくにています。両者は、ノブドウの実はたべられず熟すと青や紫になり、葉が9cmであるのに対し、ヤマブドウは雌雄異株で実が食べられ、葉は25cmと大きいなどの点に違いがあります。

ノブドウ(野葡萄)とヤマブドウ(山葡萄)の違い

ノブドウ(野葡萄)

ノブドウの花

ノブドウ(野葡萄)の花

ノブドウ(野葡萄)の花

ノブドウ(野葡萄)は、ブドウ科ノブドウ属のつる性落葉低木で、日本全土に分布します。

写真は、近くの山のノブドウ(野葡萄)です。

たくさんの実をつけていますが、残念ながら、

よく似たヤマブドウ(山葡萄)と違って、食用にはなりません。(・_・、)

ノブドウ(野葡萄)の花は、写真のように集散花序で咲き、蔓(ツル)の上側に葉と対になってつきます。

個々の花の大きさは、直径3〜5mmで、花弁は5枚になります。

ヤマブドウの葉や実

ノブドウ(野葡萄)の花と実

ノブドウ(野葡萄)の花と実

葉は長さ8~11cm、幅5~9cmほどの大きさ、五角形状で、3~5裂します。

花は集散花序で、蔓(ツル)にそってたくさん咲いており、

先に花が咲き終わった元に近い部分から実をつけているようです。

また、一つの房に付く実は、普通の葡萄に比較して少ないように思います。

ノブドウ(野葡萄)の実

ノブドウ(野葡萄)の実

ブドウ(野葡萄)の特徴の一つに、ブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生し、写真のように紫色に変色する現象があります。

マタタビの実エゴノキの葉にできるのと同じ虫えいですね。

いろんな虫が、自分にあった植物の実や葉などに入り込んでいきていると考えられているようです。

ノブドウ(野葡萄)は食用にならないとされているので、どんな味がするのか、齧(かじ)って見ました。

うまいということはありませんが、食べられないということもないようにも思いました。

ただ、虫がはいっていることが多いようなので、やはりやめたほうがいいですね。 (/--)/

ノブドウの樹

ノブドウの樹

ノブドウの樹

このノブドウ(野葡萄)は大きく育っていて、ヌルデ(白膠木)の樹全体を覆っています。

ヌルデ(白膠木)の葉はほとんで見えないほどで、完全に占領されているといった感じです。(#+_+)

逃げることができないので、ちょっと気の毒ですね。

ノブドウ(野葡萄)のツル

ノブドウ(野葡萄)のツル

ノブドウ(野葡萄)は、蔓から伸びた巻きひげによって樹や物につかまって成長しています。

ノブドウの巻きヒゲ

ノブドウの巻きひげ

朝顔は伸びた蔓が樹などに巻き付きますが、ノブドウはそうではなく、巻き付くための蔓が出て樹につかまります。

つる性植物の樹の登り方もいろいろあって興味深いですね。(・-・*)

ノブドウの基本情報・花言葉

ノブドウは、東アジア一帯や、日本全土に分布するブドウ科ノブドウ属のツル性落葉低木です。

ブドウのような実をつけることから、ノブドウと名づけられていますが、残念ながら食用にはなりません。

別名は、イヌブドウ、カラスブドウ。ヤマブドウにくらべて、劣るとしてこのような名前がつけられたようです。

学名は、Ampelopsis glandulosa var. heterophylla

花期は7~8月、葉と対生して集散花序でたくさんの花が咲きます。

実は6~8mmの球形で、秋には虫えいをつくり、多くは紫や青色に変色して熟します。

葉は、長さ8~11cm、幅5~9cm、五角形状で、3~5に浅く裂けます。

ノブドウ(野葡萄)は、、実は果実酒に、葉は健康茶とされているようです。

ノブドウ(野葡萄)の花言葉は「慈悲」「慈愛」、9月17日の誕生花です

ブドウは古くから人になじみがあり、の役にたってきたことからつけられた花言葉だと言われます。

ヤマブドウ(山葡萄)

ヤマブドウの花

ヤマブドウ(山葡萄)の花

ヤマブドウ(山葡萄)の花

こちらがヤマブドウの花です。

このように、葉と対生して総状花序でたくさんの花が咲いていて、ブドウの実を連想させます。

花は上を向いていますが、実をつけるころには下に垂れさがるようになります。

ヤマブドウ(山葡萄)の実と葉

ヤマブドウ(山葡萄)の実

ヤマブドウ(山葡萄)の実

こちらがヤマブドウ(山葡萄)です。

ヤマブドウは、ブドウ科のつる性落葉低木で雌雄異株で、北海道、本州、四国に分布します。

写真のようにたくさんの実をつけ、生食することができます。(^-^ )

葉は、ノブドウ(野葡萄)に較べて大きく、長さ10~30cm、幅10~25cmで、五角形状で浅く裂けます。

ヤマブドウの基本情報・花言葉

ヤマブドウは、サハリン島、南千島、韓国の鬱陸島や日本の北海道、本州、四国に分布するブドウ科ブドウ属のツル性落葉低木です。

別名はエビカズラ(古語)。

学名は、Vitis coignetiae

英名は、crimson glory vine

花期は6~7月で、葉と対生して総状花序でたくさんの花をつけます。

実は8mmくらいの球形で、10月ころに熟します。

葉は、長さ10~30cm、幅10~25cm、五角形状で、3~5に浅裂します。

ヤマブドウは、ワイン、ジャム、ジュースなどの食用、皮細工などに使われます。

ヤマブドウ(山葡萄)の花言葉は、「思いやり」「慈善」「人間愛」「酔いと狂気」、10月3日の誕生花です。

「思いやり」「慈善」「人間愛」は、古来から人に利用され、恩恵を与え続けてきたことから、

「酔いと狂気」は、ブドウの果実の皮に、天然の酵母を含むため、発酵させて葡萄酒をつくることができることに由来するようです。

ノブドウ(野葡萄)とヤマブドウ(山葡萄)の違い

以上のベてきた、ノブドウとヤマブドウの違いをまとめました。

ノブドウ ヤマブドウ
葉の大きさ 長さ8~11cm 幅5~9cm 長さ10~30cm 幅10~25cm、五角形状
花期 7~8月 6~7月
花(実)の付き方 集散花序(バラバラ) 総状花序(房状)
実の色 青や紫 黒紫
可食性 非可食 可食

参照サイト

Wikipedia ノブドウ ヤマブドウ

森と水の郷あきた ヤマブドウ

花言葉事典 ノブドウ

華のいわや ヤマブドウ



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