ムラサキケマン(紫華鬘)は、3月ごろにまっすぐ伸びた茎の先に、赤紫色で筒状の花を総状につけます。名前は、花が仏殿の内陣を飾る仏具の華鬘(けまん)にていることに由来します。近縁種で、花が黄色いキケマン(黄華鬘)についても書きました。
赤紫の花の花が咲くムラサキケマン(紫華鬘)と、キケマン(黄華鬘)
ムラサキケマンの赤紫の花
ムラサキケマンの花と葉
こちらの花は、家の近くの畑の周辺で撮ったものです。人を引き付けるほどのきれいな花はないと思いますが、3月中ごろから、他の野草たちと競って咲き出しました。
花期は4~6月とされているので、少し早く咲いたようです。草丈は20~30cmほどで、赤紫の花なので、よく目につきます。
まっすぐ上に伸びた茎の先に、長さ2cmほどの筒状の花を総状にたくさんつけています。
花の色は、筒の根元から胴体部分は白っぽく、先端がきれいな赤紫になっています。