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イヌマキ(犬槙)、ラカンマキ(羅漢槙)との違い

2022年2月17日

イヌマキは、雌雄異株の常緑針葉樹です。主に関東以南で植えられますが、病虫害が少なく、耐陰性があるので育てやすく、庭木、生垣、防風林などで利用されますが、雌株には秋に赤い実がつき、生食できます。近縁種のラカンマキとの違いについても書きました。

イヌマキ(犬槙)、ラカンマキ(羅漢槙)との違い

イヌマキの葉

イヌマキの葉

イヌマキの葉

冒頭と、こちらの写真は、イヌマキです。

イヌマキは、庭木や生垣やなどにされますが、イヌマキの変種のラカンマキとよくにているので、混同されがちです。きれいに仕立てられた庭木をよく見かけますが、どちらも同じように使われているようです。

ここでは、よくにたラカンマキと比較しながら、イヌマキをみてみたいと思います。

よくいわれることは、ヌマキの葉は、ラカンマキにくらべて大きく、間隔が広めで、下がり気味につくということです。

イヌマキの葉の写真を見ても、ピンときませんが、つぎのラカンマキの写真をみるとどうでしょうか。

ラカンマキの葉

ラカンマキの葉

こちらは、我が家の山に植えたラカンマキに葉ですが、たしかにこちらの方が、上向きで密についているように感じます。

慣れれば、これでもわかるのでしょうが、これだけでは、いま一つ確信が持てないように思います。

そこで、葉の大きさを比較してみました。

イヌマキとラカンマキの葉(表)

イヌマキとラカンマキの葉(表面)

イヌマキとラカンマキ(裏)

イヌマキとラカンマキ(裏面)

左が、両者の葉の表面を、右が裏面をならべて撮ったものです。

両者とも表面は濃い緑で光沢があり、裏面はよくにた薄緑ですが、明らかに大きさが違います。イヌマキの葉は、長さ10~18cm、幅0.7~1cmですが、ラカンマキは、長さ4~8cm、幅0.4~0.8cmほどになります。

見分けるためには、葉の大きさを見るのが確かなようです。きれいに形造られた庭木をよくみかけますが、近づいて見てみると、どちらかがわかってくるだろうと思います。

イヌマキの実

イヌマキの実

イヌマキの実

イヌマキの雌の樹には、写真のような変わった実をつけます。

上についている黒い部分が種で、したの赤い部分が花托と呼ばれる実の部分です。種は有毒で食べられませんが、花托はあまく生食できます。

ちなみに、ラカンマキも同じような実をつけますが、この様子がお坊さんの羅漢ににているとにて名づけられたと言われます。

イヌマキの樹形

イヌマキの樹形

イヌマキの樹形

庭木で見るイヌマキは、剪定されているので樹形がわかりませんが、そのまま大きく育っていると思われる樹を見かけたので、撮らせていただきました。

樹高は10mくらいでしょうか、枝も大きく横にも伸びて伸びているのが見られます。

イヌマキとラカンマキの違い

以上、イヌマキについて、ラカンマキと比較しながら書いてきましたが、違いをまとめました。

イヌマキとラカンマキの違い
イヌマキ ラカンマキ
葉の大きさ(長さ、幅) 10~18cm、0.7~1cm 4~8cm、0.4~0.8cm
葉の付き方 水平ぎみ 上向き
樹高 15~20m 5m程度

 

イヌマキの基本情報・花言葉

イヌマキ(犬槙)は、中国、台湾、朝鮮半島や日本の関東以南に分布する、マキ科マキ属の常緑針葉樹で雌雄異株です。

名前は、ホンマキ(本槙)とも呼ばれるコウヤマキ(高野槙)などにくらべて、葉や姿形が劣るとしてイヌマキ(犬槙)とつけられたと言われます。

また、「マキ」は真木と書かれ、古くはまっすぐにのびる優れた樹として、スギ(杉)、ヒノキ(檜)、アスナロ(翌檜)、コウヤマキ(高野槙)などを指していますが、これに対して、幹が螺旋状に成長するた割れやすいとして、イヌマキと呼ばれるようになったとも言われます。

別名は、マキ、クサマキ(臭槙)。クサマキは、枝などを切ると匂いがすることからつけられたようです。

学名は、Podocarpus macrophyllus。

英名は、yew plum pine、 Buddhist pine、fern pine。

花期は5~6月で、雄株の前年枝には長さ3cm程の穂状の黄色みを帯びた雄花がつき、雌株には先端に胚珠(ハイシュ)のある雌花がつきます。

果実は、10~12月ごろ熟し、先端に緑色で白い粉をつけた種ができ、その下に暗紫色の花托がつきます。種は有毒ですが、花托は甘く、食べることができます。

葉は互生し、長さ10~18cm 幅1cm以下で、細長く扁平で、縁には鋸歯がありません。

樹高は20m、直径は1mほどになります。樹皮は灰白色で古くなると縦方向に割れます。

土を選ばず、日陰でも丈夫にそだち、病虫害の被害も少ないため、古くから、庭木、生垣、防風林などに利用されてきましたが、寒さに弱いため、栽培は関東以南になります。また、雌雄異株のため、実をつけるためには雌の樹にする必要があります。

材は、淡い黄色で耐水性や耐久性に優れているため、湿地用の建材や、風呂おけ、などに使用されるとされます。

イヌマキの花言葉は、「慈愛」、「色褪せぬ恋」で、誕生花は不明です

花言葉は、イヌマキが、生垣や防風林にされ家を守ることや、常緑樹のので一年中きれいな緑をつけることに由来すると言われます。

参照サイト

Wikipedia イヌマキ

みんなの趣味の園芸 イヌマキ

庭木図鑑 樹木ペディア イヌマキ ラカンマキ

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