マンリョウ(万両)には赤い実がつくものと、白い実のものがあります。庭に白、近くの野に赤のマンリョウがあるので、紅白でそろえたいと思っています。センリョウ(千両)は、赤い実と黄色い実がつく種類があり、切り花にもいいので、こちらもほしいと思っています。
マンリョウ(万両)の赤・白の実とセンリョウ(千両)
マンリョウ(万両)の赤・白の実
近くの野に数株、自然に増えた赤い実をつけるマンリョウがあり、きれいでよく目だちます。
近づいて見ると、実がかたまってつき、光沢があります。
ここのマンリョウは、育つにまかせているため、形は整っていませんが、元気に育っています。 (^-^)
マンリョウも冬を賑やかにしてくれるので、毎年楽しみにしています。
なぜかわかりませんが、猿はナンテンの実は食べるのですが、マンリョウの実は食べないようです。
また、私見ですが、鹿も、葉は食べないようように思います。
(食べる食べないは、周囲の植物の環境にも左右されると思うので、確実なものではありませんので、お断りします。)
余談ですが、
先日も、我が家のナンテンを数匹の猿が食べにきました。
仕方がないので、山から見えると思われる実を採りました。
他は残しているのですが、採りには来ていないようです。
我が家の庭のマンリョウは、白い実をつけています。
白い実の方が、少し大きいように感じます。
白い実のマンリョウは、シロミマンリョウとか、少し黄いろがかっているとしてキミノマンリョウ(黄実のマンリョウ)とか呼ばれるそうです。
白い種類ということで植えた記憶はないのですが、変異したものでしょうか。
実のつき方は、赤い実と変わりないようですが、赤に較べると地味な感じでしょうか。
10月の中旬は、まだ緑いろでした。
10月、波打った特徴のある葉が、たくさんの中に緑の実がついていました。
このころは、実がついたなと思って見ていましたが、
つるつるとしていて、これもまた、きれいだと思います。
白さが目立ってきたのは、11月中ころだったでしょうか。
赤と白を並べて植えるのもいいかなと思っています。
マンリョウの花
マンリョウは、7月ころに枝の先に散形花序の形でたくさんの花を咲かせます。
花弁は5枚で、黄色い雄しべ、その先についているのが雌しべでしょうか。
花弁や雄しべに、小さな黒い点がついていて、病気かと思っていたのですが、問題なく実をつけました。
何なんでしょうね。良く分かりません。
マンリョウは、サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑低木です。東アジア~インドに分布すると言われ、
日本では関東以西から四国、九州に自生するとのことです。
なお、マンリョウの近縁種に、山口県や奈良県に自生し、天然記念物となっている、ツルマンリョウがあります。
マンリョウの花言葉は、「寿ぎ」「財産」「金満家」「徳のある人」「慶祝」。
あやかりたいもんですね。 (^O^)
マンリョウとセンリョウの違い
マンリョウとセンリョウの違いについて、少しだけ。
同じ冬の縁起物の樹にセンリョウ(千両)があります。
写真のように、赤い実と黄色い実の実をつけているのをよく見かけます。
センリョウは、茎の先端に実をつけ、葉に鋸歯がついているところが、マンリョウとの違いです。
日本では、関東以南の暖かい常緑樹林に自生しているといわれますが、庭木としてよく植えられ、切り花でも使われますね。
参照サイト
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