ヒメウズは、道端沿いなどで見られる多年草で、長さ10~30cmほどの花茎の途中からまばらに枝をだし、その先に直径4mmほどの白い花を咲かせます。名前は、トリカブト(烏頭)ににた小さな野草であることに由来します。chatGPTに質問した結果についても書いています。
道端で咲くヒメウズ(姫烏頭)の白い花
ヒメウズの小さく白い花
今回も、一般的でなく目立たない雑草になります。
道路沿いの草むらに、ヒメウズ(姫烏頭)の白く小さな花が咲いていました。
ほとんど注目されることがない雑草ですが、中国、朝鮮半島南部や、日本では関東以南に自生するキンポウゲ科の多年草で、
名前は、ウズ(トリカブト、烏頭)ににていいて、全体に小さいとして、このようにつけられましたが、トリカブトと同じで有毒植物です。
周囲にはヒメオドリコソウや、ナズナなど、この時期の野草がそこかしこに咲いており、その中でポツンポツンと、あまり目立たずに咲いています。
花は、3~5月に咲くといわれ、いまが盛りのようです。
はじめて見る花で、花茎の先に直径4mmほどの小さな花をつけ、うつむいているのが可憐ですが、
白い花びらに見えるのは、萼で、花びらはその中に入っていて、隠れるようについています。
花言葉は、「不変」「志操堅固」「ずっと待っています」。
「不変」は、多年草で、冬にも変わらずに葉をつけたままでいることから、
「志操堅固」は、根に毒があり、動物に掘り起こされないことから、
「ずっと待っています」は、「姫」から、戦場に赴く夫の帰りを待つ戦国大名の妻をイメージしたものと言われます。
ヒメウズの花茎と葉
レンズに汚れがあったため、一部がぼけています。ご容赦ください。
写真をみると、地面近くに生えた葉の間から細い花茎が伸びていて、途中でいくつかの枝をだし、その先に白い花(赤い矢印)をつけています。
また、花茎は赤みを帯びていますが、黄色い矢印をつけた、茎の上部につく葉は少なく小さめです。
一方、地面近くには、写真のようにたくさんの葉がついています。
長めの葉柄を持った、一回三出複葉で、小葉が大きく2~3裂しており、特徴のある形です。
ヒメウズは、オダマキ属に分類されることがあり、オダマキと葉の形がにています。
こちらはオダマキの葉です。小葉の裂けめは浅めのようですが、よくにた形をしています。
地面近くにたくさんの葉がつき、茎の上部では少なくなっているのも同じようです。
ヒメウズは、このように一回三出複葉であることと、小さな白い花を咲かせるので、識別はそれほどむつかしくないように思われます。
chatGPTに聞いてみました
最後に、いま話題のchatGPTに、ヒメウズについてを聞いてみました。
chatGPTについては、ブログサークルでお付き合いいていただいているねぇやんさんの記事で教えていただいてインストールしたもので、
時々使用しています。(^_^)
質問は2回、まず「ヒメウズ 白い花」と入力してみました。
「ヒメウズ(学名: Anemone flaccida)は、バラ科の多年草で、日本原産の植物です。ヒメウズは、春から初夏にかけて、白い花を咲かせます。花の径は約2センチメートルで、葉っぱの中央から花茎が伸びて、一つ一つの花をつけます。また、ヒメウズの花は、水辺や湿った場所に咲くことが多く、とても美しい姿を見せてくれます。」
以上が回答でした。残念ながら、学名、科名、花の直径など、いくつも誤っているようです。(^_^)
もう一度、本記事の題名「道端で咲くヒメウズ(姫烏頭)の小さな白い花」で聞いてみました。
「ヒメウズ(姫烏頭)は、日本を含むアジア地域に自生する有毒植物で、道端などで見かけることがあります。この植物の小さな白い花は、直径が約1cmほどで、蕾の時期には淡いピンク色を帯びた色合いを持ちます。
ただし、ヒメウズは非常に有毒であり、摂取すると嘔吐、下痢、めまい、意識障害などの症状を引き起こすことがあります。また、中毒症状が軽度であっても、一度中毒した場合には再発する可能性があるため、十分に注意が必要です。」
こちらは、花の直径が約1cmと大きめになっていますが、他は大きな間違いはないように思います。質問の仕方にもよるのでしょうか。
うわさ通り、入力された質問にすぐに回答を生成する驚きのプログラムだと思います。ただ、いまのところ回答内容はよく確認した方がよさそうですね。
、質問の仕方によって回答がちがってくるため、適切な質問にすることも大切とのことです。(^⊆^)
chatGPTの上手な使い方について聞いたところ、以下の回答がありました。
「ChatGPTはOpenAIが提供するAIチャットボットで、会話をするための入力を与えると自然な返答を生成してくれます[1]。以下では、ChatGPTを上手に使うためのポイントを紹介します。
- 会話の開始とクリア ChatGPTを使うには、まずOpenAIのアカウントを作成する必要があります[1]。その後、ChatGPTの画面に移動し、画面下部のテキスト入力欄に会話内容を入力するとChatGPTが返答してくれます[2]。会話をクリアするには、画面左上にある「New Thread」をクリックするか、クリア用のキーワードを入力することもできます[2]。
- 入力の工夫 ChatGPTは自然言語処理を用いており、入力によって返答の質が大きく変わります[1]。返答を得たい内容に沿った入力を心がけましょう。また、ChatGPTは前後の文脈を理解できるため、入力内容に続く文脈がある場合は併せて入力することで、より自然な返答を期待できます[2]。
- 出力結果の確認とフィードバック ChatGPTが生成した返答は、画面上に表示されます。この返答が正確かどうかを確認し、もし誤りがある場合は「No」と回答することで、ChatGPTをフィードバックすることができます[1]。
以上、ChatGPTを上手に使うためのポイントを紹介しました。入力内容によって返答の質が大きく変わるため、何度も試行錯誤しながら使いこなしていくことが大切です。」
ヒメウズの基本情報・花言葉
ヒメウズ(姫烏頭)は、中国、朝鮮南部や日本の関東以西に分布するキンポウゲ科ヒメウズ属の多年草です。
名前は、トリカブト(烏頭)ににていて小さいとして名づけられました。
別名は、トンボソウ(蜻蛉草)。昔、子供がトンボつりに使ったためといわれます。
学名は、Semiaquilegia adoxoides (DC.) Makino
花期は3~5月で、直径4mmほど、長さ5mmほどの白い花びらのような、5枚の萼をつけた花をうつ向きに咲かせます。花びらは萼の中にあり、黄色く筒状に並びます。雄しべは9~15で、雌しべは2~5個つきます。
葉は、根出葉と茎葉があり、根出葉は長い葉柄を持つ1回3出複葉で、小葉は2~3つに裂けます。茎葉は根出葉にた形で、葉柄が斜めにつき、上になるにつれて葉の大きさが小さく、葉柄も短くなります。
地下茎は塊状で、その先端から根出葉と花茎を出します。
草丈は、10~30cmほどになります。
花言葉は、「不変」「志操堅固」「ずっと待っています」で、3月13日、5月16日の誕生花です。
参照サイト
Wikipedia ヒメウズ
四季の山野草 ヒメウズ
花散歩道 ヒメウズ
華のいわや ヒメウズ
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