冬に真っ赤に紅葉した姿がきれいなオタフクナンテン(お多福南天)は、ナンテンの園芸品種とのことです。ナンテン(南天)と違って、背は50cmくらいで大きくならず、剪定もほとんど必要ないなどから好まれるようで、お店、公園、個人宅の植え込みなどでよく見かけます。
オタフクナンテンの別名は、オカメナンテン、ゴシキナンテン。
近くで見ると、樹全体がたくさんの葉で覆われている様子がわかります。
寒い今の時期に、個人宅、公園、スーパーの駐車場などに、
真っ赤なオタフクナンテンが植えられているのをよく見かけます。
葉がナンテンより膨らんでいるために、オタフクナンテンと名づけられてとのことです。
ナンテンは、「難を転じる」との語呂合わせから、縁起物と言われますが、
それに「お多福」と加わったわけですね。 \(^W^)/
花や実はほとんどつけないようですが、
江戸時代に作られたナンテンの園芸品種とのことです。
あまり手間がかからないことも、好まれる理由なのでしょうか。
日差しの強いところでは、日焼けすることもあるので、
半日陰に植えるのが適しているようです。
こちらは、まだ小さい我が家のオタフクナンテンの鉢植えですが、
樹の途中から、たくさんの枝がでていることがわかります。
枝先の葉が落ちているようですが、これから葉がついてくると思います。
このようにたくさんの枝が出るので、樹全体が葉で覆われるんですね。
冬には真っ赤に紅葉するオタフクナンテンですが、
暖かくなると緑が目立つようになります。
花はほとんど咲きませんが、このように葉の色が変化するのも楽しめるんだろうと思います。
オタフクナンテンの特徴・花言葉など
オタフクナンテンは、メギ科ナンテン属の低木常葉広葉樹です。
中国が原産地であるナンテンの園芸品種で、江戸時代に作られたとのことです。
背丈が50cmくらいであまり大きくならず、手間があまりかからないなどからでしょうか、
いろんな場所のカラーリーフとしてよく使われています。
花言葉は、「良い家庭」「私の愛は増すばかり」。
ナンテンの花言葉と同じようです。
参照サイト
Wikipedia ナンテン
樹木図鑑、樹木ペディア オタフクナンテン
GreenSnap オタフクナンテン
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