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ハナイカダに咲く緑色の花と黒い実、雌雄の花の違い

2021年4月23日

ハナイカダの花

ハナイカダは、葉の上に緑色の花を咲かせ、実をつける珍しい樹で、川を利用して木材を運んだ筏に由来してつけられた名前です。雌雄異株であり、雄と雌の樹で花に違いがあります。北海道南部以南に自生するモチノキ目ハナイカダ科の落葉低木です。

ハナイカダに咲く緑色の花と黒い実、雌雄の花の違い

ハナイカダの緑色の花

ハナイカダの雌の花

ハナイカダの雌の花


ハナイカダの雄の花

ハナイカダの雄の花

ハナイカダ(花筏)は、葉の上に花をつける珍しい樹で、生け花にもされるようですが、雌雄異株で、雌と雄で、花の付き方や、花の構造が違います。

上の写真は、花の付き方を撮ったものですが、どちらも緑色の花です。

また、雌は花が、1個(まれに、2,3個のものもあるようです。)、雄は3~5個つきます。この様子から、雌雄がほぼわかるかと思います。

念のためにもう少し詳しくみたのが、次の写真です。

ハナイカダの雌の花

ハナイカダの雌の花


ハナイカダの雄の花

ハナイカダの雄の花

ハナイカダの雌の花は、雄しべが無くて、雌しべが3~4つに裂けています。一方、雄の花は、雌しべが無く、雄しべが3~4個ついています。

おわかりでしょうか。ルーペを使わないと識別はむつかしいかと思いますが、はっきりとした違いがあります。

なお、花の大きさは4~5mm、花弁は三角形状で3~4枚になっています。

ハナイカダの葉についた実(5月)

ハナイカダの葉についた実(5月)

花が終わると実をつけます。

この写真は、5月の若い実ですが、短い花柄の先につき、直径7~10mmくらいの大きさです。

この写真をみると、実から葉の根元までの主脈が太くなっているのに対し、実から先の主脈は見えないことがわかります。

これは、本来、花は葉の根元(葉腋)につくところを、葉の主脈と融合してついたためといわれます。

この実は、秋には熟して黒くなります。

ハナイカダの熟した実(9月中旬)

ハナイカダの熟した実(9月中旬)

ハナイカダの実については、べつの記事に書いていますので、こちらもご覧ください。

樹と葉

ハナイカダの樹と葉

ハナイカダの樹と葉

ハナイカダの樹高は、1.5~3mくらいと言われます。

我が家のハナイカダは、1.5mにも満たない大きさですが、元気に育っています。

幹は細いままで、なかなk太くならないようです。また、樹皮は、緑がかった色をしています。

葉は、枝に互生し、長さ3〜16cm 幅1.5〜6cmの広楕円形で鋸歯があり、先端は尖とがっています。

若葉は食用も可能のようです。

ハナイカダの基本情報・花言葉

ハナイカダ(花筏)は、北海道南部以南に自生する、モチノキ目ハナイカダ科ハナイカダ属の落葉低木で、雌雄異株です。

花が葉の上につくのが特徴で、花がのった葉を筏とみたてて、ハナイカダと名付けられたとのことです。

つけた花や実を船頭とする見方もあるようです。

なお、筏については、tomolible 東京の森|川の流れで木材を運ぶ「筏流し」をご覧ください。

別名はヨメノナミダ(嫁の涙)、ママッコ、ママコナ。

学名は、Helwingia japonica

英名は、Japan helwingia

花期は4~5月で、葉の主脈の中央近くに淡緑色の花をつけます。

雄花は数個つきますが、雌花はふつう1個か、2〜3個つく場合があります。

花の直径は4〜5mmで、花びらは卵状三角形で3〜4個つきます。

雄花の雄しべは3〜4個で、花柱は退化しています。雌花の花柱は3〜4裂し、雄しべはありません。

葉は互生し、長さ3〜16cm 幅1.5〜6cmで広楕円形で先は鋭く尖ります。縁には浅い鋸歯があります。両面とも無毛で、表面は光沢があります。

幹は上部で枝分かれし、高さ1〜3mになります。樹皮は緑色をしてなめらかで、皮目がまばらにつきます。

変種に、南西諸島に分布するリュウキュウハナイカダ、台湾に分布するタイワンハナイカダがあります。

若葉は食べることができ、実も果実酒にされるとのことです。

ハナイカダ(花筏)の花言葉は、「気高い人」「嫁の涙」で、5月24日の誕生花です

参照サイト

Wikipedia ハナイカダ

松江の花図鑑 ハナイカダ

庭木図鑑 樹木ペディア ハナイカダ

森林総合研究所 多摩森林学園

植物の秘島 ハナイカダ

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