ゼンマイ、イタドリ、タラノメなどが食べごろになってきました。いろんな山菜が、つぎつぎに生えてきていますが、ゼンマイ、イタドリ、タラノメなどもあちこちに芽を出しています。せっかくの山菜です、美味しくいただきたいですね。
ゼンマイ、イタドリ、タラノメなどが食べごろです
ゼンマイ(薇)
花言葉は、「夢想」、「秘めたる若さ」で、2月9日、 2月/24日、 8月27日の誕生花です。
ゼンマイは、以前この山に大きな株となっているのを見つけたので、増やそうと思い、購入したり、あちらこちらで生えているものを移植しました。
この山菜はアクが強いので、鹿にもほとんど食べられることはないようです。食べるには、あく抜きをして煮物で食べたり、茹でて天日で乾燥した乾燥ゼンマイ(YouTubeにもアップされています。)として食べます。
湿っぽくて赤土のような水持ちのいい土壌で、直射日光は当たらない明るい場所で発芽しているのを見かけます。成長すると、ある程度日当たりが良く、少々乾いた場所でも育つようです。
私は、冬に、移植したゼンマイに鶏糞を散布するようにしています。数年すると太いものが採れるようになります。
最近では湿っぽいところで自然に発芽し、増えてくるようになりましたが、もっと増やしたいと思っています。(^_^)
ゼンマイは、時間を置いて何度も出芽してくるので、何度も見て回ってとることになります。結構いい運動になります。
乾燥ゼンマイや、生のゼンマイをあく抜きをして、煮物で食べています。
イタドリ(虎杖)
イタドリは、雌雄異株の多年草で山菜としてよく知られています。
また、昔は薬草として血止めに用いられたことから痛取と名付けられたとの説があるそうです。
花言葉は、「回復」、「見かけによらない」で、10月5日の誕生花です。
イタドリは鹿に食べられるので、石垣や崖などの鹿が立ち入れないところに見られます。酸っぱいためか、猿はあまり食べないようです。当地では、ゴンパチとも呼びます。
採れる場所が決まっているので、知っている人との競争になります。近づけない所にあることが多いので、高切り枝ばさみを持って採りに行きます。
食べ方は、さっと茹でて炒め物にしたり、味噌汁の具にしたりします。ジャムにもできると書かれていたので、やってみましたが、見栄えはいまいちでしたが、味は良かったです。
-
山菜として利用されるイタドリ(虎杖)でジャムをつくりました
山菜で馴染みのあるイタドリ(虎杖)で、ジャムを作りました。イタドリは、炒め物や煮物などでよく食べられますが、ジャムにしても美味しいので、今回作りました。子供のころ、生で食べたり、水車や笛を作って遊んだ ...
続きを見る
保存はする場合は、茹でたあとに、塩漬けや冷凍にします。
採らずにそのままおいておくと、大きく成長して堅く茶色になります。子供のころ、刀の鞘にして遊んだものです。
秋には、たくさんの白い花をつけますが、10月ごろには種になります。たくさんの種は風にちょって散布され、よく増えます。
花や種の様子は、以前の記事をご覧ください。
-
イタドリ(虎杖)に咲く白い花と、その後につく黒い種
イタドリは、7~10月ごろから小さな白い花をたくさん咲かせ、11月ごろに、3枚の羽根に黒い種をつけた実に変化します。その後、風によって飛ばされ、春になると、あちこちから芽を出します。日本全土に分布する ...
続きを見る
タラの芽
タラの芽も伸びてきました。
花言葉は、「他を寄せ付けない」、「強い態度」。
タラノキは、パイオニア植物と呼ばれて伐採後の土地や崖く崩れした土地などに、他の植物に先行して生えてきます。
山菜としては良く知られています。天ぷらや炒め物にして食べることが多いです。
成長したタラノキは写真のように、たくさんの小さな花をつけます。花には、ハチや蝶などが集まって蜜を吸う様子が見られます。
参照サイト
Chills Laboratory ゼンマイ
弥生おばさんのガーセニングノート「花と緑の365日」 イタドリ タラノキ
関連投稿