ヤマユリが発芽しました!

2020年4月9日

ヤマユリ

今年もヤマユリが発芽しました! 日本特産で、香りが良く華やかなヤマユリです。昔は近くの野原で咲いていたようですが、最近はあまり見かけないので、以前から、増やしてみたいと思い、畑で栽培を試みています。発芽して、開花するまで時間がかかりますが楽しみです。

ヤマユリ

近くのヤマユリの様子

日本特産の山百合の花

日本特産の山百合の花

花言葉は、「人生の楽しみ」、「純潔」、「無垢」、「威厳」、「荘厳」。この花にふさわしい気がします。

昔は、近くの野に何本も咲いていたものですが、猿や鹿などに食べられるもので、めっきり少なくなってしまいました。

全然ないわけではなく、崖や近寄るが危険な落差がある場所など、猿も近づくのをためらうような所で生き延びています。

猿は、花や球根を食べるので困ります。花だけならまだいいのですが、球根を食べられるとお手上げですよね。

ユリの種類はいろいろ販売されていますが、ヤマユリはあまり見かけないように思います。

上手くいけばそれなりに価値があり、販売に結びつけられるのではないかと思い、栽培を試みています。

発芽から5年のヤマユリ

花が咲きそうな苗

花が咲きそうな苗

この写真は、蒔種から5年以上経過して花がつ咲き始めた苗です。

この程度に育てば、販売することもできるのでしょうが、まとまった数をこれ程まで大きくするのはなかなか大変だと思っています。

毎秋に朔果を集めて種をとり、バーミキュライトと種を適度に湿気を持たせて袋に入れて1年間放置し、それを蒔きます。

ヤマユリは採れた次の春に発芽せず、夏の暑さを体験した後に発芽する性質があります。このため、温度処理によって、発芽を翌年に早めることができます。

ヤマユリは雑草に弱く、こまめに草取り行わないと、発芽しても写真の大きさまで育てることはできません。

猿から守る必要もあり、なかなか大変です。

発芽から2年の幼苗

2年目の幼苗

2年目の幼苗

こちらの写真は、昨年の秋に蒔種して発芽した幼苗です。

今までは、プランタに蒔き、あと2年程経過して茎立の状態になってから、畑に移植することにしています。

写真は、今回初めての試みで、日陰になっている不耕作地に蒔いた種が発芽し始めたところを撮影したものです。

これから、もっと出てくるはずなのですが、どうなるでしょう?本当はもう少し時間をかけて面倒をみればいいのですが、あれやこれやで思うようにはいきません。

ヤマユリの基本情報・花言葉

ヤマユリは、日本原産で、北陸地方を除く近畿地方以北に分布する、ユリ科ユリ属の多年草です。

丈は1.5mほど、花期は7~8月です。

球根はゆり根と呼ばれ、茶わん蒸しなどで食用にされます。

ヤマユリの花言葉は、「人生の楽しみ」、「純潔」、「無垢」、「威厳」、「荘厳」

参照サイト

Wikipedia ヤマユリ

誕生プレ ヤマユリ

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ヤマユリの栽培については、以下の本を参考にしています。

 



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