キク(菊)は、奈良時代末か平安時代初めに、中国から渡来したと推定される、キク科キク属の多年草です。12月になり、我が家の庭でも、寒菊(カンギク)が咲いています。花が少ない寒い時期に咲く、カンギクの様子について書きました。
12月に、我が家の庭で咲く寒菊
ピンクの寒菊
5年ほど前に、買ったキクです。
11月から12月に咲く寒菊で、
大きさは8cmくらいの大きめなので、見栄えがします。
ツボミや咲き始めはピンクがすこし強めですが、
大きくなるにつれて、白が優勢になってくるようです。
鉢に植えて、植えっぱなしにしているためか、
年々元気がなくなってきているようなのですが、
今年も咲いてくれました。
丹念に手入れをすれば、もっときれいに、
咲くんでしょうが、いけませんね。
白い寒菊
大きさは、ピンクと同で、こちらも元気に咲きました。
中心近くが、少し黄いろがかっています。
正月の切り花にしてもよさそうですが、
ちょっと数がすくないので、そのままかな。
花は、近づいてみると、きれいさが良くわかる気がします。
たくさんの花びらが、華麗に重なり合ってきれいです。
キクは、短日性植物なので、日が短くなる秋に咲くのが普通のようです。
そのためなのかは、わかりませんが、
夏咲きのキクを植えたこともありますが、
長続きしませんでした。
キクは、奈良時代末か平安時代に中国から渡来したと考えられているようです。
というのも、万葉集には、キクを読んだ歌がなく、平安時代に編纂された「古今和歌集」にたくさん詠まれているそうです。
歌集から、その時代の植物の有無を類推できるんですね。
赤い寒菊
こちらは、以前から咲いていた小さいの菊です。
大きさは、5cmくらいで、以前がたくさん咲いていましたが、
このところ、減ってきています。
菊は挿し木でよくつくので、
今年は、挿し木で増やしました。
せっかくなので、もう少し増やたいと思っています。
寒い時期なので、暖かさを感じる赤い花もいいですね。
中心部が少し黄色いんですが、花びらでみえません。
花壇では、ニホンズイセンのツボミも膨らんできているので、こちらも咲くのが楽しみです。⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎
キクの基本情報・花言葉
キク(菊)は、奈良時代末か平安時代初めに、中国から渡来したと推定される、キク科キク属の多年草です。
キクの学名は、Chrysanthemum × morifolium Ramat.
英名は、florists’ daisy
菊の花言葉は、「高貴」「高潔」「高尚」で、12月1日の誕生花です。
なお、色によって違い、
赤は「あなたを愛しています」、
白は「真実」、
黄は「破れた恋」とのことです。
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