キミガヨランは、長く伸びた花茎にたくさんの壺形の白い花を咲かせます

2021年7月13日

キミガヨラン

キミガヨラン(君が代蘭)は、5~10月までの長い期間、長く伸びた花茎に、5~6cmの壺形の白い花をたくさん咲かせます。葉は根元から厚く長く伸びて先が尖り、茎にらせん状につきます。日本では、結実しないため、繁殖は株分けによって行われます。

キミガヨランは、長く伸びた花茎にたくさんの壺形の白い花を咲かせます

キミガヨランの花

キミガヨランの花

キミガヨランの近縁種に、アツバキミガヨランがありますが、ここでは判別ができていませんので、キミガヨランと呼びます。

近くのお宅で咲く、キミガヨランです。

北米原産で砂漠地帯で育つ植物ですが、日本でもよく育っているようです。

6月ころからだったでしょうか、長く伸びた花茎に円錐花序になって、5~6cmくらいの壺形の花を咲かせています。

先がすぼんで、少し赤みを帯び、下向きに咲いていますが、遠くから見ると真っ白に見えます。

高く咲いたキミガヨラン

高く咲いたキミガヨラン

高さは、2mを超えそうに高くなっていて、たくさんの花をつけています。

太い花茎がまっすぐにのび、途中からいくつもの枝を出し、その枝毎にたくさんの花をつけています。

高くなるにしたがって、枝の伸び方は小さくなり、円錐形になっていて、迫力があり見栄えがします。

キミガヨランは、北米ではユッカガによって受粉するそうですが、日本ではユッカガがいないため、実しないようです。

キミガヨランの葉

キミガヨランの葉

葉は、根元から厚く長く伸びて、剣のような形で先が鋭く尖り、先端が少し垂れ下がります。そして、茎にらせん状にたくさん密生してつきます。

ここでは、周りにも、同じような株がたくさん生えているようです。

キミガヨランは結実しないため、増殖は株分けによって行われます。

キミガヨランの基本情報・花言葉

キミガヨランは、北米原産のリュウゼツラン科ユッカ属の常緑低木で、樹高は150~200cmになります。

キミガヨランの名前は、花がたくさん咲き続け、いつまでも栄えることに由来するといわれます。

学名は、Yucca gloriosa

英名は、Spanish dagger

花期は5~11月で、葉の間からのびた太い花茎が分岐し、その先に長さ5~6cmの壺形のたくさんの花を円錐花序で咲かせます。

花は、北米ではユッカガによって受粉しますが、日本ではユッカガがいないので、結実することがありません。

このため、繁殖は株分けによって行われます。

葉は、根元から厚く長く伸びて、剣のような形で先が鋭く尖っており、先端が少し垂れ下がり、茎にらせん状にたくさん密生してつきます。

近縁種にアツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)がありますが、キミガヨランにくらべて相対的に背が低く葉が厚くて硬いといわれます。

花言葉は、「勇壮」「すべてをもつ」で、7月13日の誕生花です。

参照サイト

かぎけん花図鑑 キミガヨラン(君が代蘭)

恋する花たち キミガヨラン



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