ザクロ(柘榴)は、6月ごろに赤くきれいな花が咲き、丸く厚い皮で覆われた果実は10月ごろに赤く熟して割れ、粒状のたくさんの実が現れます。実は食用にでき、薬用にもされてきました。西南アジアや中東が原産の落葉小高木で、鑑賞用に庭木などに植えられます。
ザクロは6月ごろに赤い花が咲き、赤い実は10月ごろ熟して割れます
ザクロの赤い花
よく通る道沿いに、ザクロの樹が植えられており、秋になると赤い実を落としているのを見かけますが、いまは赤い花がたくさん咲いています。
この様子だと今年も、たくさんの実をつけるようです。ザクロは、こどもの頃に、近所のお宅に植えられていて、実を食べさせてもらった記憶があります。たくさんの種と酸っぱかった印象があります。
ザクロの名前は、原産地といわれるペルシャ湾東方のザクロス山脈にちなむとの説があるようです。
Wikipediaによると、ジュースやシロップにされたり、中東などでは料理にもつかわれているようです。また、薬用にもされてきたようです。
撮った花は、直径が5cmくらいで、ひらひらとした花びらが5枚 、その中心部に黄色い雄しべがたくさんあり、いろの組み合わせが、きれいです。もう少し早く撮っていれば、もっときれいだったのでしょうね。(>N<)
5mくらいの樹ですが、たくさんの花がついています。
ザクロは鑑賞用としてよく庭木に植えられますが、食用もできます。初夏にこのようにきれいな花が咲いて、秋に実がなり、ジュースやシロップを作ることができるのですから、1本あるといくつも楽しめますね。
熟して割れるザクロの赤い実
ザクロの実は、秋になると、このように厚い外皮が割れて、中にはいった小さなたくさんの粒状の実が現れるのが、特徴的ですが、一目でザクロだとわかりますね。
写真を撮らせてもらったザクロの樹も、秋に実を落としているのを、毎年見かけます。
こに写真は、割れた果実の中から現れた粒状の実ですが、種が入っているのが見られます。
子供のころ食べた印象は、種く酸っぱかったことです。中東などでは料理にも使われているとです。
ザクロの葉
こちらは、新緑のころのザクロの葉です。春の初めなので、少し赤みがかっていますが、つるつるとしたきれいな葉で、長めの楕円形をしています。古くなった葉は、濃い緑で光沢がありきれいです。どちらもきれいだと思います。
写真のように葉柄はほとんどなく、鋸歯がなく全縁で、対生しています。
ザクロの基本情報・花言葉
ザクロ(柘榴)は、西南アジアや中東が原産地と言われ、日本では東北地方南部から沖縄で植えられているといわれ、ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木です。
庭木などに観賞用に植えられますが、食用が可能です。
ザクロの名前は、原産地といわれるペルシャ湾東方のザクロス山脈にちなむ、との説があるようです。
ジュースやシロップにされたり、中東などでは料理にもつかわれ、薬用にもされてきたようです。
学名は、 Punica granatum
英名は、pomegranate
花期は6月で、直径5cmほどの赤い花を咲かせます。花びらは5枚で、たくさんの黄色い雄しべがつきます。
果期は9~10月で、実は花托が発達した球状で、果皮は厚くなります。熟すと外皮が裂け、たくさんのつぶ状の実が現れます。
葉は、葉柄が短く対生します。形は、楕円形から長楕円形で、光沢があって全縁です。
樹高は5~6m、樹皮は灰褐色から褐色で、成長すると黒味を帯び、細かく鱗片状に剥がれます。
ザクロの花の花言葉は、「優美」「円熟した優雅さ」、実の花言葉は「愚かしさ」で、12月28日の誕生花です。
参照サイト
Wikipedia ザクロ
花言葉-由来 ザクロ
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