ギョウジャニンニクは、3月ごろに葉をだし、夏に白い花を咲かせます。株分けと種子により増やすことができますが、食用までに5~7年かかります。中国、朝鮮半島、サハリン、千島列島、北米の一部や、日本の北海道から奈良県にかけて分布するヒガンバナ科の多年草です。
ギョウジャニンニクは3月ごろに芽を出し、夏に白い花を咲かせます
ギョウジャニンニクの葉

ギョウジャニンニクの葉
写真のギョウジャニンニク(行者ニンニク)は、我が家のものですが、元気に葉を伸ばしています。
葉は、長さが20 ~30 cmで、幅は3~10 cmになります。
一般にはあまり馴染みがないギョウジャニンニクですが、田舎で育てるのに適しているかなと思ってすこし植えています。
ただ、種をまいてから収穫できるまで、7年くらいかかると言われるので、育てるのはなかなかむつかしいかなと思います。
空き地などで、手をかけずに、自然に増えてくれれば、いいのですが、どうなんでしょう。(・・、)

生えてきたギョウジャニンニク
いまは、毎年生えてくる苗を株分けしているので、少しづつ増えてきているようです。
名前から想像されるように、山で修行するギョウジャが食べていたとか言われるようですが、主に北の地方で作られてきたようです。
ニンニクとつくように、滋養があるためアイヌの人たちにもよく食べられてきたとのことで、「アイヌネギ」とも呼ばれます。
もう少し大きくなってから、酢味噌和えや醤油漬けで食べることが多いようです。
私が住む奈良県あたりが、南限と言われているようですが、当地でも元気に育っています。

連らなったギョウジャニンニク
株の中には、写真のように、葉が連らなって出てくるものがあり、これを掘り出して株分けて植え直しています。
掘り上げた苗の根は、特有のにおいがあります。鹿が食べないと聞いていたのですが、残念ながらそんなことはありませんでした。
猿は食べていないようですが、鹿にとっては、食べることに問題なさそうです。 (>_<)
ギョウジャニンニクの白い花

ギョウジャニンニクの白い花
夏、6~7月ころになると、このようにボンボリのような花が咲きます。
ネギやニラによくにた花で、やがてたくさんの種をつけます。

ギョウジャニンニクの花
せっかく咲いた花ですが、毎年、猿が来て花の部分だけ食べていくので、去年は覆いをしました。
葉は臭いがするからでしょうか食べないようですが、花は食べやすいようです。(・_・)
ギョウジャニンニクの基本情報・花言葉
ギョウジャニンニク(行者ニンニク)は、中国大陸、朝鮮半島、サハリン、千島列島、北米の一部や日本の北海道から奈良県にかけて分布すると言われる、ヒガンバナ科ネギ属の多年草です。
また、ヨーロッパが原産の亜種は、ヨーロッパ、ロシア西部、インド亜大陸などに広く分布しているとのことです。
学名は、Allium victorialis subsp. platyphyllum
ギョウジャニンニクの名前は、山にこもる修験道の行者が食べたことから、食べると滋養がつきすぎて修行にならないため、食べることを禁じられたため、などの説があるとのことです。
別名に、キトビロ、ヤマビル(山蒜)、ヤマニンニク、アイヌネギ、などがあります。
行者ニンニクは、5月上旬から中旬頃の山菜です。北海道でよく採れ、茎の太さは1 cmほどで、葉の開かない状態の葉と茎が食べごろと言われます。
初夏に、花茎の先に、白色または淡紫色の小さな花をたくさんつけます。種と不定芽で増えますが、生育速度は遅く、播種から収穫までに5年から7年が必要とされます。
葉は根生し、長さ20 ~ 30 cm 幅3 ~10 cmの扁平で、強いニンニク臭がし、地下に鱗茎をつけます。扁平で下部は狭くなります。
良くにた有毒植物に、イヌサフランや、スズランなどがありますが、ギョウジャニンニクは葉を揉むと匂いがすることから判別できます。
スズランについては、記事にしていますので、詳しくはこちらをご覧ください。
ギョウジャニンニクの花言葉は、「深い悲しみ」で、5月12日の誕生花です。
佇む姿が悲しげだとしてつけられてそうです。
参照サイト
Wikipedia ギョウジャニンニク
東京都薬用植物園 ギョウジャニンニクとイヌサフラン(有毒)
西熱郛の植物 ギョウジャニンニク
花言葉.net ギョウジャニンニク