10月になり、ニシキギ(錦木)が色づき始めました。これからはじまる真っ赤な紅葉は見事ですが、秋に熟して赤い種をのぞかせる実もこの樹の特徴で、庭木によく植えられます。枝につく突起の形から、カミソリノキとも呼ばれ、ニシキギ科の落葉低木で雌雄異株です。
ニシキギ(錦木、カミソリノキ)の紅葉と赤い実
ニシキギの紅葉
写真は、10月初めのニシキギの葉です、
紅葉は、本格的にはまだこれからですが少しずつ赤くなってきました。
ニシキギ(別名:カミソリノキ)は、日本全土に分布するニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で、雌雄異株です。
庭木として植えられることが多く、枝にコルク質の翼があることが特徴です。
ニシキギの名前は、紅葉が錦のように美しいとして名付けられたと言われます。 (^-^ )
前の写真は、庭のニシキギで雌の樹なのですが、5月には、たくさんの小さな花が咲きました。
樹全体に、小さな花が無数に咲き、ハチ、クモ、などの昆虫がたくさん集まります。
その時の花の様子と、集まった虫たちを記事にしていますので、こちらもご覧ください。
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花言葉は、「あなたの定め」 「あなたの魅力を心に刻む」 「危険な遊び」で、10月16日、10月20日の誕生花です。
毎年赤くきれいに紅葉することや、カミソリと呼ばれる枝につく翼に由来するのでしょうか。
樹全体の写真では、紅葉はあまり目立ちませんでしたが、枝によっては紅葉が進んでいます。
ご覧のように、葉が赤く紅葉しています。また、種子は、外皮が二つに開き、橙色の実が出てきています。 (⌒ー⌒)
葉がついていない枝もあります。
枝の翼と実が独特の姿で、独特の雰囲気があります。
花の時期にもハチなどの昆虫が集まりますが、紅葉のころにはカメムシがやってきました。
写真は、キバラヘリカメムシです。
背中が黒いものもいるんですが、写真のものは、黄色に2つの黒い点がついているのが特徴です。
見た目はきれいに見えますが、虫は虫、あまりいいものではありませんね。
この虫は、ニシキギを好む虫ようですが、大発生はやめてもらいたいものです。
これから、秋が深まるにつれ、紅葉も本格的になってくるのが、楽しみですね。 (^▽^)
10月末にもなると、日当たりのいい場所に生えたニシキギが見事に紅葉します。
ニシキギの基本情報・花言葉
ニシキギ(錦木)は、中国、アジア北東部に分布し、日本では北海道から九州で見られるニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で、雌雄異株です。
公園樹や庭木に植えられますが、盆栽にもされてます。
ニシキギの名前は、紅葉の美しさを錦にたとえたことに由来するといわれます。
別名に、ヤハズニシキギ(矢筈錦木)、シラミゴロシ(虱殺し)、キツネノカミソリなどがあります。
「ヤハズ」は、弓の矢の弦を受け止める部分で、枝につくコルク質の翼の形に由来のでしょうね。
また、ある地方では果実をつかって毛虱を退治したため、シラミゴロシと呼んだとのことです。
学名は、Euonymus alatus
英名は、winged spindle、burning bush
花期は4~5月で、葉腋に集散花序で、淡い黄緑いろの小さな花を数個さかせます。
花の大きさは直径6~8mmで、花びらは4枚で鋸歯があります。
実は蒴果で、10~11月に熟して裂開し、中からオレンジ色の仮種皮に包まれた種が顔をだします。
葉は対生し、長さ2〜7cm幅1〜3cmの長楕円形または倒卵形で、先端は鋭くとがります。
また、ふちには細い鋸歯があり、秋に赤くきれいに紅葉することで、知られています。
樹は多数に枝分かれし、樹高は1〜3mになります。
樹皮は灰褐色で、若い枝は緑色で稜があり、稜の上に褐色の薄い板状の翼がつきます。
ニシキギは、切り花としてよく流通していますが、つぎの3種類に分類されるようです。
- 枝のみのニシキギ
- 緑の葉のニシキギ
- 紅葉したニシキギ
いろんな形で楽しむことができるのもいい点だと思います。
花言葉は、「あなたの定め」 「あなたの魅力を心に刻む」 「危険な遊び」で、10月16日、10月20日の誕生です。
参照サイト
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