12月になり、大きな皇帝ダリアにたくさんのピンクの花が咲いています。メキシコから中米原産のキク科の多年草で、短日植物です。茎は断面が四角形で節があり、木質化しているためキダチダリアとも呼ばれます。草丈は5~6mぐらいと大きくなります。
12月に咲くコウテイダリア(皇帝ダリア、キダチダリア)のピンクの花
コウテイダリアのピンクの花
11月ごろから、あちこちのお宅で、大きな樹に元気よく咲いているコウテイダリアをよく見かけます。 (^v^)
大きなピンクの花をたくさん咲かせていて、よく目だちます。
4mくらいはあるでしょうか、大きく育つ多年生の落葉性植物です。
皇帝ダリア(別名:キダチダリア)のことは、最近知りました。
ダリアの仲間で、寒い時期に大きく育つ堂々とした姿にちなでつけられた名前です。
また、茎が木質化するため、キダチダリア(木立ダリア)の別名があります。
草丈が1mほどの普通のダリアとは、大きさが全く違っています。
ダリアについては、記事にしていますので、こちらもご覧ください。
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初夏から秋に咲くダリアの花
ダリアの花期は、初夏から秋で、暑い時期をのぞき、長く咲きます。メキシコからグアテマラの高地が原産で、たくさんの品種が開発されており、花の形は16種類に分類され、花色は青や黒以外は全てあると言われます。 ...
コウテイダリアは、メキシコ~中米の原産で、短日植物のため11月~12月に開花するとのことです。
なので、街灯などがあって、夜も明るい場所は苦手のようです。
近づいて見ると、花の大きさは10cmくらいでしょうか、
大きな花がちょっと下を向いて、たくさんついていて、迫力があります。
一重咲きの皇帝ダリアをよく見かけますが、
つぎの写真のように八重の花もあります。
どちらも綺麗で、楽しませてくれます。
花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」で、11月14日の誕生花です。
真っすぐ空に向かって伸び、秋空に咲くピンクの花にちなんでつけられたとのことです。(・-・*)
コウテイダリアという花の名とは少しちがった感じの花言葉ですね。
育て方は、「みんなの趣味の園芸 皇帝ダリア」などをご覧ください。
皇帝ダリアの葉と茎
コウテイダリアは、葉も大きく60~90cmほどの大きさの3回羽状複葉(写真では2回のように見えますが)で、
茎を抱き込むように対生しています。
小葉は長い楕円形で先が尖り、縁に鋸歯があり、先端部の小葉の根元には翼がみられます。
両側に枝のように葉を出しているので、より大きく見えるんでしょうね。
茎は断面が四角形で竹のように中が中空で節があり、
かたく木質化しており、
草丈は5~6mと大きくなります。
挿し木や株分けで増やすことが出来るようです。
こちらは、1月に撮ったコウテイダリアです。
茎、葉、花がすっかり茶色くなり枯れてしまっています。
冬に枯れますが、春には再び芽を出し、
時間をかけて大きくなって寒くなったらまた花を咲かせてくれるだろうと思います。
今年もきれいな花を見せてくれて、ありがとうございました。 (^◎^)
コウテイダリアの基本情報・花言葉
コウテイダリア(皇帝ダリア、キダチダリア)は、メキシコ~中米原産のキク科・テンジクボタン(ダリア)属の多年生球根の草花です。
皇帝ダリアの名前は、学名の「Dahlia imperialis」を訳したものです。
また、英語で「Tree dahlia」と呼ばれ、キダチダリア、ツリーダリアとも呼ばれます。
花期は11月中旬から12月上旬で、茎の先に、ピンクの直径75~150mmの花を咲かせます。
短日植物で、日が短くなってから花芽をつけ、寒い時期に咲きます。
小葉は長い楕円形で先が尖り、縁に鋸歯があり、
先端部の小葉の根元には翼がみられます。
茎は断面が四角形で節があり、かたく木質化し、草丈は5~6mになります。
花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」で、11月14日の誕生花です。
真っすぐ空に向かって伸びて、秋空に咲くピンクの花にちなんでつけられたとのことです。(・-・*)
コウテイダリアの育て方は、「みんなの趣味の園芸 皇帝ダリア」などをご覧ください。
参照サイト
Wikipedia キダチダリア
みんなの趣味の園芸 皇帝ダリア
花言葉-由来 コウテイダリア