初夏に咲く姫ライラックのピンクの花

ヒメライラック

姫ライラックは、ライラックの小形種で、初夏に甘い香りの花を咲かせます。ピンクや紫の花を咲かせ、耐寒性、耐暑性が高く育てやすい植物です。花言葉は「思い出」「友情」などで、剪定や日当たりを工夫すると、美しく花を楽しめます。

初夏に咲く姫ライラックのピンクの花

姫ライラックの花

姫ライラックの花

姫ライラックの花

近所の広場で咲いていた、姫ライラックです。

ライラックは、北海道など関東以北の寒い地域で栽培されている植物で、

よく知られていますが、

姫ライラックは、ライラックに較べて耐暑性がたかいため

関東地方以南でも栽培されています

いつも通り過ぎている場所なのですが、

今迄、咲いていることに気が付きませんでした。

ここでは、サツキやキミガヨランに囲まれて育っているのですが、

姫ライラックは、樹高が1mほどと小さいため、

いままで見逃していたようです。

今回は、薄いピンクの花が数個さいていたので気が付きました。

意外な発見で、ちょっと嬉しくなりました。

このようにライラックを小いさくしたような樹なので、

姫ライラックと呼ばれています。

また、「ライラック」という名前は、花の色が、紫やピンクが多いことから、

ペルシャ語で青色を意味する「lilak」に由来すると言われます。

別名は、チャボハシドイ(矮鶏端集)

チャボは小形であること、ハシドイ(端集)は枝の先に花が集まってさくことを意味します。

姫ライラックの花

姫ライラックの花

ここの姫ライラックは、薄いピンクで直径1cmほど、

形は筒状で根元から長く伸び、先端が4つに分かれていて、

枝の先端にたくさんが集まって10cmほどの花序になっています。

このように綺麗で、近づくといい香りがします。

樹は小さいのですが、花はこのように華やかで、人目を引きます。

姫ライラックの花言葉はとくに定まっていないようですが、

ライラックの花言葉は、「思い出」「友情」「初恋」「青春の喜び」などで、

3月28日、4月7日、4月12日などの誕生花です

姫ライラックの葉

姫ライラックの葉

姫ライラックの葉

姫ライラックの葉は、

丸みを帯びた楕円状で、葉柄を介して、

枝に対生しています。

対生ですが、上下の対生が90℃角度をつけてつく、十字対生です。

また、葉の縁には鋸歯がなく、全縁できれいな葉をしています。

写真のように、枝が茶色味を帯びているのも目につきます。

樹高は1mほどで、こじんまりとした可愛い樹なので、

気をつけないと、他の樹の陰に隠れてしまいそうなので、

その点は注意が必要のようです。

ちょっと豪華できれいな花をさかせる姫ライラック、庭に1本あれば楽しませてくれそうです。

姫ライラックの基本情報

姫ライラックは、中国原産のモクセイ科ハシドイ属の落葉低木で、

通常のライラックより耐暑性があり、関東以西でも育てられています。

名前は、通常のライラックに較べて小さなことに由来します。

別名は、チャボハシドイ(矮鶏端集)

チャボは小型であること、ハシドイ(端集)は枝の先に花が集まってさくことを意味します。

学名は、Syringa microphylla

Syringaは、ライラックの枝が中空であることから、ギリシャ語の「syrinx(小枝で作った笛)」に由来しています。

また、microphyllaは、「小さな葉の」の意味があり、通常のライラックより葉が小さいことに由来します。

英名は、Littleleaf lilac

lilacは、ペルシャ語で青色を意味する「lilak」に由来します。

花は4~6月に、花の色は、ピンク、紫、白などで、

枝の先に円錐花序になって、花弁の先が4裂した筒状の花をたくさん咲かせ、

いい香りがします。

葉の形は広楕円形で全縁で、葉柄があり、枝に十字対生します。

樹高は1m程度。

庭木、生垣などにされます。

ライラックの花言葉は、「思い出」「友情」「初恋」「青春の喜び」などで、

3月28日、4月7日、4月12日などの誕生花

参照サイト

GKZ 植物図鑑  ヒメライラック

Wikipedia ライラック

季節の花 300 姫ライラック

PROVEN WINNERS 姫ライラック 姫ライラックの育て方

言葉のシャルロー ライラックの花言葉



ブログランキングの応援をお願いします


ブログランキング・にほんブログ村へ/          人気ブログランキング


PVアクセスランキング にほんブログ村

山に出かけてecoライフ - にほんブログ村

~いま見ごろの花や草木~

-広葉樹, 樹木, 落葉低木, 落葉樹
-, , , ,