3月中ごろに、ヒアシンス(風信子)の花が咲き出しました。原種は青紫と言われますが、青、ピンク、赤、白など、いろんな色の花があります。地中海東部沿岸が原産で、寒さに比較的つよい球根性の多年性植物で、南関東以南で露地栽培ができると言われます。
3~4月に青やピンクなどの花を咲かせる、ヒヤシンスがきれいです
青い花
3月末近くになって、ヒヤシンス(風信子)の花が咲きました。我が家の庭では、青とピンクの花が咲きます。どちらも綺麗ですが、花につき方は少し少ないようです。ただ、毎年元気に咲きます。
地面から20~30cmほど伸びた花茎に、花びらの先が6つに分かれた筒状の花を総状につけ、花びらは反り返ります。花びらは全体に薄い青で、中心部に濃い目の線が入っています。また、花の直径と長さは4cmほどで、いい香りがします。
ヒヤシンスは、地中海東部沿岸地方の原産の球根性の多年草です。日本へは1863年に渡来したと言われ、観賞用に栽培されています。マイナス5℃程度まで耐えると言われ、南関東以西では地植えも可能と言われます。
球根性なので、水耕栽培にも適しており、よく育てられるようです。
日陰に植えているためか、花茎は倒れがちで、花の数も少ないようですが、がんばって咲いています。
葉は、長さが50cm、幅が2cmくらいでしょうか、後で述べるピンクの花より大きいようです。黄色や、白、赤の花が多い中で咲く青い花は、よく目立つように思います。
ピンクの花
こちらは、ピンクのヒヤシンスですが、5年ほど前に購入して植えたものです。毎年、2本の花茎をのばして、花を咲かせています。
花の大きさや形は、青い花と同じで、花びらの中央は濃いピンクの線が入っています。ピンクの花の花言葉は、「スポーツ」、「ゲーム」、「しとやかなかわいらしさ」です。明るい花の色や、反り返った花びらの様子からつけられたのでしょうか、この花の雰囲気を表しているように思います。
こちらは、日当たりがいい場所に植えているので、青より元気はいいようです。地面からまっすぐ伸びた花茎の先に、10個近くの花をつけています。葉の長さは、20cmぐらいで、幅は10cmぐらいで、少し小さめです。
明るい花で、楽しませてくれています。
白い花
こちらは、素材サイトから借用した白いヒヤシンスですが、たくさんの花が咲いて、元気が良さそうです。
ヒヤシンスの花には、黄色や赤い花もあるようです。好みの色の花を育てるのもいいかもしれませんね。
本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。(^_^)
ヒヤシンスの基本情報・花言葉
ヒヤシンスは、地中海東部沿岸地方の原産で、日本へは1863年に渡来したキジカクシ科ヒアシンス属の球根性の多年草です。耐寒性があり、観賞用に栽培されています。マイナス5℃程度まで耐えるので、南関東以西では地植えも可能と言われます。
名前は、ギリシア神話に出てくる美少年ヒュアキントス(Hyakinthos)の名前に由来します。ヒュアキントスは、アポロンに愛され、一緒に円盤投げに興じたが、アポロンの投げた円盤があやまって少年の頭に当たり死にました。そのときに流れた血から赤い色の花が咲き、それがヒヤシンスだとされます。
漢字では、「風信子」と書きます。
学名は、Hyacinthus orientalis
英名は、common hyacinth、garden hyacinth
花期は3~4月で、地面から伸びた茎の先に、花びらの先が6つに分かれた花を総状につけ、花びらに咲は反り返ります。香りもよく、きれいな花で親しまれます。原種は青紫色ですが、栽培品種としては、ピンク、青、白、黄色、赤などたくさんの種類があります。
葉は、やや肉厚で断面はU字形になり、草丈は、20cmくらいになります。
ヒヤシンスは球根性なので、水耕栽培にも適していますが、自然分球しないので、葉が枯れたころに球根を堀り上げ、球根にナイフで傷をいれるスクーピングやノッキングという方法で子球を増やす必要があると言われます。
ヒヤシンスの花言葉は、ピンクが「スポーツ」、「ゲーム」、「しとやかなかわいらしさ」、青は「かわらぬ愛」、白は「控えめな愛らしさ」、「心静かな愛」で、2月7日、4月11日の誕生花です。
参照サイト
Wikipedia ヒヤシンス
みんなの趣味の園芸 ヒアシンス
花と緑の図鑑 ヒヤシンス
GARDEN STORY ヒアシンスの増やし方
花言葉-由来 ヒヤシンス