ダンゴギクは北米原産のキク科の多年草です。7〜10月に黄色や橙色の頭花を咲かせ、ドーム状に盛り上がる中心部が団子のように見えるのが特徴です。草丈は60〜120cmほどで、葉は披針形から長楕円形。強健で湿った場所を好みますが、有毒成分を含むため注意が必要です。
夏に元気に咲くダンゴギク(団子菊、Helenium)
ダンゴギクの花

ダンゴギクの花
いつも行く銀行近くの畑にこの花が咲いていました。
真夏の暑い時期に元気に咲いていたので、写真に撮らせていただきました。
調べて見ると、菊の仲間で、ダンゴギク(団子菊)と呼ばれます。
花は、菊の仲間で頭状花ですが、中心部の筒状花が丸くかたまって団子のようなのでこの名前になったとのこと。
日本へは大正初年(大正初期)に渡来し、昭和40年代頃までは、お盆や秋の彼岸用の仏花(お墓参りの花)として、よく栽培れたといわれます。
今は、夏にもいろんな菊が栽培され、あまり作られなくなったのか、あまり見かけないようですね。
北アメリカ(アメリカ合衆国、カナダ、メキシコなど) が原産で、湿った草地や、川・池の沿岸などの湿地に広く自生する多年草です。
花期は8~10月ですが、品種によっては6月ごろから咲き始めるものもあります。
花の直径は3~5cm程度で、1株に5~70個(多いものでは100個以上)が集まって賑やかに咲きます。

ダンゴギクの花
中央の筒状花は、200~400個(時に800個以上)の小さな筒状の花がドーム状に密生し、団子のような形に見えます。
周辺部の舌状花は 1つの頭花に8~21個ついていて、先端が3つに浅く裂けた「くさび形」で、咲き進むとスカートのように下向きに反り返ります。

ダンゴギクの円筒花は団子状
キクの花としては、ユニークなかたちで、面白いと思います。
こちらで咲いていたのは黄色い花でしたが、仲間には、いろんな暖色系の花があります。
オレンジ、赤、茶褐色、および黄色と赤が混ざり合った複色など、多彩です。
通常菊は、秋から冬が旬だと思いますが、この花は暑さに強く8月に咲いてくれるのも、うれしいと思います。
素材サイトから、茶褐色の花を、以下に借用させていただきました。
たくさんの花が上を向いて咲く様子は躍動感があっていいですね。

橙いろのダンゴバナ
花言葉は、「涙」「上機嫌」「寛容な心」「恋の望み」「派手」 など
「涙」は、 属名の語源であるギリシャ神話のヘレネー(トロイア戦争の引き金となった絶世の美女)の涙から生まれた花という伝説に由来します
。
「上機嫌」は、 太陽のように陽気な花色や、ポンポンと丸く盛り上がる可愛らしい花姿が、見る人を楽しい気分にさせることにちなみます。
9月28日、10月2日、10月12日 の誕生花
ダンゴギクの葉、茎

ダンゴギクの葉
葉は茎に互生し、長さ5~12cm 幅3~4cm程で、「披針形」「倒披針形」または「長楕円形」で、先が尖ります。
縁には荒い鋸歯がありますが、品種によっては全縁に近いものもあるようです。
葉柄はほとんどなく、基部が直接茎に付着し、そのまま茎に沿って下方へと流れ込む(沿下する)構造を持っています。
このため、茎の側面に四方に広がる平たいひだ(ヒレ)のような 「強い翼(ヨク)」 が形成されます。
この花の特徴です。

ダンゴギクの茎
茎は強健で直立し、上部で盛んに枝分かれ(分枝)します。枝先に多数の頭花を円錐花序状になって咲かせるため、一株でも見事なボリュームになります。
茎の下部はほぼ無毛ですが、上部になると短い毛が密生します。
草丈は 50~130cm程度。
夏に元気に咲くユニークなキクの花、いろんな色がそろっていて、栽培したらご先祖さまも喜んでくれそうです。
ダンゴギクの基本情報・花言葉
原産地、属性、特徴
北アメリカ(アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ) が原産で、湿った草地や、川・池の沿岸などの湿地に広く自生する多年草で、有毒です。
キク目キク科ヘレニウム属(和名:ダンゴギク属) に分類され、約32~40種が存在します。
耐寒性・耐暑性とも強く、やせ地でも育つほど頑健な生命力があります。初心者でも容易に栽培でき、一度根付けばほぼ放任で元気に育ちます。
日本へは大正初年(大正初期)に渡来しました。昭和40年代頃までは、お盆や秋の彼岸用の仏花(お墓参りの花)として、農家や家庭で盛んに栽培れました。
名前について
ダンゴギク(団子菊)は、最初平らだった花芯(中央の筒状花群)が、咲き進むにつれてだんごのように半球状に丸く盛り上がる姿にちなみます。
別名は属名でもある「ヘレニウム」や「ヘレニューム」です。
学名は、Helenium autumnale L.
Heleniumは、ギリシャ神話の美女で、トロイア戦争の引き金となった「ヘレネー(Helen of Troy)」にちなみ、彼女の涙が落ちた地面からこの花が咲いたという伝説に由来します。
autumnaleは、ラテン語で「秋の」を意味し、秋に美しく開花することにちなみます。
L.は、スウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネ(Carl von Linné / Carolus Linnaeus)が、その植物の命名者(記載者)であることを意味します。
英名は、common sneezeweed、または、sneezeweed(くしゃみ草)
sneezeweedは、sneeze(くしゃみ) + weed(雑草)を組み合わせたもので、先住民族(ネイティブアメリカン)が乾燥させた葉や頭花を粉末状にして「嗅ぎタ
バコ(snuff)」を作り、くしゃみをさせて悪霊や病気を追い出す儀式や民間療法(頭痛薬など)に用いた歴史に由来します。
なお、本種は風媒花ではなく虫媒介花(虫が花粉を運ぶ)のため、花粉を吸い込んでアレルギー性のくしゃみを引き起こすことはありません。
花
花期は8~10月ですが、品種によっては6月から咲き始めるものもあります。
個々の花の直径は3~5cm程度で、茎の上部で枝分かれし、1株に5~70個(多いものでは100個以上)が円錐状に集まって賑やかに咲きます。
花の色は、黄色、オレンジ、赤、茶褐色、および黄色と赤が混ざり合った複色など、暖色系の鮮やかな色彩が特徴です。
キク科特有の頭状花序で、舌状花は 1つの頭花に8~21個あり、先端が3つに浅く裂けた「くさび形」で、咲き進むとスカートのように下向きに反り返ります。
中央の筒状花は、200~400個(時に800個以上)の小さな筒状の花がドーム状に密生しています。
実
実はキク科に特徴的な痩果(ソウカ)(cypsela)で、乾燥した非常に小さな実は、大きさはわずか 長さ1~2mm程度 です。
形状はくさび形または倒ピラミッド形(4~5つの角やスジがある)をしています。成熟すると、果皮は 薄茶色から暗褐色(ダークブラウン) を呈します。
表面にはまばらから中程度の短い毛が生えています。
実の先端には、トゲのように尖った芒状(のぎじょう)の半透明な鱗片である 「冠毛」が5~7個 宿存(残存)し、その長さは0.5~1.8mm程度です。この冠毛が
風による飛散や、動物・衣服への付着を助け、種子の効率的な散布を担っています。
葉、茎
葉は基本的に茎に互生し、長さ5~12cm 幅3~4cm程度で、形は「披針形」、「倒披針形」または「長楕円形」をしています。縁には荒い鋸歯がありますが、品種によっては全縁に近く滑らかなものもあります。
また、葉の葉の基部が直接茎に付着し、そのまま茎に沿って下方へと流れ込む(沿下する)構造をしています。このため、茎の側面に四方に広がる平たいひだ(ひれ)のような 「強い翼(ヨク)」 が形成されます。これがダンゴギクの特徴です。
なお、地際から直接生える「根生葉」は、開花期には通常枯れます。
茎は強健で直立し、上部で盛んに枝分かれ(分枝)します。枝先に多数の頭花を円錐花序状に咲かせるため、一株でも見事なボリュームを形成します。
茎の下部はほぼ無毛ですが、上部ほど短い毛が密生します。
草丈は 50~130cm程度(肥沃な環境下では180cmに達することもあります)です。
栽培上の注意点
極めて日当たりと風通しの良い環境を好みます。日当たりが悪いと、茎が弱々しく徒長して倒れやすくなり、花つきも悪くなります。やせ地でもよく育ち、土質は特に選びませんが、やや乾燥気味で水はけが良い土壌を好みます。
地植えは根付けば水やりの必要はなく降雨のみで育ちます。鉢植えは表面の土が乾いたらたっぷりと水を与え、過湿を避けます。
多肥を嫌いますので、基本的には無肥料か、春か秋に極少量の緩効性肥料を施す程度に留めます。肥料(特に窒素分)が多すぎると葉ばかりが生い茂り、草丈が高くなりすぎて自重で倒伏しやすくなります。
背が高くなるものは強風などで倒れやすいため、支柱を立てて倒伏を防ぎます。また、初夏(6月頃)に株の半分ほどに切り戻す(剪定) と、草丈が低く抑えられ、枝数が増えて秋の花数が劇的に増加します。
夏以降の遅い時期に深く切り戻すと、秋の開花期に花が咲かなくなるので避けてください。
咲き終わった花(花がら)は、こまめに摘み取ります。これにより、種子形成へのエネルギーロスを防ぎ、次々と新しいつぼみが上がって晩秋まで長く楽しめます。
暑さには強いですが、日本の夏の多湿による蒸れに弱いため、株間を十分に空けて風通しを確保します。
耐寒性は非常に高く、冬前(晩秋)に地上部を地際でばっさりと刈り込むと、地中で無事に越冬し、春に再び新しい芽を吹きます。
花言葉、誕生花
花言葉は、「涙」「上機嫌」「寛容な心」「恋の望み」「派手」 など、英語では 「tears(涙)」
「涙」は、 属名の語源であるギリシャ神話のヘレネー(トロイア戦争の引き金となった絶世の美女)の涙から生まれた花という伝説に由来します
。
「上機嫌」は、 太陽のように陽気な花色や、ポンポンと丸く盛り上がる可愛らしい花姿が、見る人を楽しい気分にさせることにちなみます。
9月28日、10月2日、10月12日 の誕生花
参照サイト
みんなの趣味の園芸 ヘレニウム(宿根性)
三河の植物観察 ダンゴギク
花言葉ー由来 ヘレニウムの花言葉
LOVEGREEN ヘレニウムの育て方、栽培方法
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